Mayayaさんの投稿一覧

投稿
1,495
いいね獲得
17,402
評価5 40% 593
評価4 35% 518
評価3 20% 304
評価2 4% 58
評価1 1% 22
211 - 220件目/全866件
  1. 評価:4.000 4.0

    ヒロイン虐めの理由も、ここまできたか…

     この手の話のヒロインイジメの理由は、実に様々。よくあるのが「継子」「養女」「非嫡出子」「魔力なし」「加護なし」「醜い傷やアザがある」などなど…あと、「容姿、髪色が家族とは違う」もあったね。今作は何と「無表情」…う〜ん、いじめの理由もここまできたか…と思いきや、まあ、現実社会でも「無表情」は、「何を考えているか分からなくて、気持ち悪い」みたいなわけの分からん理由で、標的になっているかも。いじめって、絶対いじめるほうに心の問題があるはずなんだけれど、それが実の家族内で起きているのなら、逃げ場がないから、ほんっと辛いよね。そんな環境下でも、心の均衡を保っているヒロインたち、真のサバイバーだと思う。
     と、ここまでは一般論。今作のヒロイン、実はその存在が稀少な「魔術師」だった…というチートな立場を与えることで、家族へのざまぁ決定!特に、ワインで魔法紙を染めて王太子に近付こうとした浅はか妹には、倍ざまぁくらいが適当か?今から、とても楽しみです。
     もう一つ楽しみなのが、ヒーローがいかにしてヒロインの「鉄仮面」を外させるのか…でも、「家政婦の◯タ」じゃないけれど、行動が伴っているなら、表向きポーカーフェイスも悪くない。それに、ヒーローだってそれなりの「鉄仮面」、意外とお似合いの二人かも?

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    執着昔馴染みとの溺愛結婚…かも?

    ネタバレ レビューを表示する

     タイトルは「優しい仇敵」←多分カナフを指している…「政略結婚」←多分狙いは、ユースピア一択!…ということで、「優しい執着昔馴染みとの溺愛結婚」に変更しては、いかがかと…。
     カナフは、アカイアの王女ユースピアと並び立つ資格を得るために、帝国の皇帝となった…けれども、ユースピアはそれを知らず、前世でアカイアを滅ぼした仇敵と、カナフのことを捉えている…今世の二人のすれ違いは、前世からの因縁が元となっています。二人とも陥れられただけなのにね。それでも、お互いのことを知るにつけ、どんどん心が近付いていく様子に、「このままつつがなく過ごしてくれ〜」と思わずにはいられません。
     ネックになるのは、二人が抱えている秘密。「結婚して幸せな家庭を築く」願いをもっているカナフに対して、ユースピアが抱えている秘密は、「守護者は子供を授かれない」では、カナフのほうは?タイムリープ回帰の謎を含めて、まだまだ秘密がありそうです。
    「もう怯えてばかりじゃいられないもの」1周目の後悔を糧に、強い心で立ち上がったユースピア。今生こそカナフと信頼しあって、腹黒王太子一派の陰謀を完膚なきまでに叩きのめし、破滅の運命に打ち勝ってくれることを信じています。そして、増えろよ増えろ、無料分〜♡

    • 86
  3. 評価:5.000 5.0

    次元を超えたやり直し婚の進む先は?

     よくある転生モノかと思っていたら、他作品とはちょっと趣向が違ってた!ヒーローを守って死んだヒロインが、二人して物語の世界の「シュテルン帝国」に転生したかと思ったら、ヒーローシエルは、元々こちらの世界の人間。何と「聖女綾香」に騙されて?日本に次元移動させられたとな…。あ〜、ここでも聖女は、ワルいヤツだった💢おまけにこの聖女は、元々日本人でゲームプレイヤー、かなり面倒くさい女です。まあ今回は、シエルが彼女の悪さを知っているから、その分アドバンテージがあるかな?
     ヒロインアイリン(優)が、シエルとの縁を切りたい理由…何となく分かる気がする。だって、本当に好きな人の前だと、どうしていいか分かんないもん。ほどほどに好きな人のほうが、よっぽど楽。そして、そのほどほどに好きな人から、大事にされるのなら、それで十分幸せ…ってことだよね?
     でもね、リン、あなたがシエルを守って死んだ後のシエルがどうなったか、あなたは知らない。多分あなたは、とても愛されていたんだよ。だから、どんな補正が働いたのか知らないけれど、せっかく与えられたやり直すチャンス、これを活かさない手はない!
     さあ、次元を越えて、拗れに拗れた拗れ婚、自己中聖女というお荷物はあるものの、そんなん傍にほっといて、シエルのリン(優)に対する償い行脚+溺愛攻勢を見せていただこうぢゃありませんか(笑)

    • 17
  4. 評価:4.000 4.0

    いかにも韓流風ファミリー呪縛コメディ?

    「日常生活可能ですか?」…略称「日生可」誰かへの問いかけではなくて、ウェブ上のコミュニティ名が、タイトルになっていたと気付くまで、暫くかかりました。結構初期の方で、ネタバレしていたにも関わらず、です。そのくらい「10学徒」や「おかあ」など、ふざけた名前が登場する訳の分からないやり取りの場面と、「真」や「百合子」が登場する現実場面とが交錯して、最初の頃は読むのに必死、いくら無料分が多くても、こりゃあかんわ〜と、何度挫折しそうになったことか…。
     ただし、慣れてくると、そして元ネタが日本ではなく、お隣の国のものだと割り切ると、このややこしや〜のお話も、それなりにワクワクしたものに変化してくるから、不思議。おまけに、財閥の御曹司とお嬢様の、単なる駆け引きだけかと思っていたら、百合子の出生の秘密なんぞが絡んできて、なかなかハードな内容に…。最後のほうでは、登場人物に関する見方が一変するようなエピソードも暴露されて、まさに「日常生活可能ですか?」と、問いたくなる状況…それでも、ハピエンに収めてしまうから、キムチの国のパワーは、並大抵ではありません。
     それにしても、「10学徒」の衣装や、登場する地名の位置関係が不自然なことや、結婚しても当たり前のように別姓なことなど、どこからどう読んでもお隣の国仕様なのに、無理して舞台を日本に置き換える必要、あったのかしらん???

    • 1
  5. 評価:4.000 4.0

    養護教諭かーい

     ヒロイン莉子は美少女設定で、確かに可愛いし、ヒーロー湊は女性恐怖症ゆえに、莉子ひと筋で安心だし、後は、まだ恋を知らない莉子をその気にさせればよいだけなので、イラモヤはほとんどなしで、いけるのかと…。さすが、少女漫画ジャンル、よい意味で、ご都合主義てんこ盛りです。
     ご都合主義といえば、「保健室の天使」設定。ん?現代の高校の保健室って、こんな感じが許されるの?莉子がやっていることって、完全に養護教諭の仕事。生徒が、養護教諭のサポートをすることはアリだろうけれど、養護教諭の代わりに手当てをすることは、アウトでは?ましてや、保健委員が交代で保健室に常駐するって、何のため?!って思ってしまう。莉子サン、これでは完全に、養護教諭です。
     でもまあ、少女漫画なので、五月蝿いことは言いますまい。ヒーローが、他の女の子には塩対応なのに、ヒロインだけに激甘対応というのは、それだけで見る価値あり。これからも、ヒロイン限定の溺愛路線でお願いします!

    • 2
  6. 評価:5.000 5.0

    ここから始まる両想い

     普通の少女漫画は、お互いの距離を徐々に詰めつつ、両想いであることを確かめて…と、だいたい中・後半に、クライマックスがやってくる。でもこの作品は、早々にお互いの気持ちを確かめあっているので、その意味では、モヤモヤしなくて安心。解決すべきは、むぎの「敏感体質」ただ一点!
     二人は、徐々に慣らしていくことで、この「敏感体質」を何とかしようとしているし、別にそれがダメだとは思わないけれど、もし、日常生活に支障があるくらい「敏感」ならば、それって医療機関に相談すべきじゃない?衣服が素肌に触れても大丈夫で、人に触れられると敏感に感じるのなら、神経科かな?渚に打ち明けたのはよいとして、親にもきちんと話しているのか気になります。一人で悩んでいないで、専門機関に相談して、適切な対策をたててほしいかな。
     な〜んて言っちゃったら、身も蓋もないか…。やっぱり、そこは少女漫画、二人で悩みながら、困難を乗り越えていくところがいいんだよね。ということで、健康な欲望をもつDK渚よ、ここから始まる両想いは、実質君の本能と理性のせめぎ合いだ。どこまで我慢できるのか、お手並み拝見といきましょうか(笑)

    • 2
  7. 評価:3.000 3.0

    シンデレラ以上にシンデレラ

     御曹司に見初められて…というシンデレラストーリーは、幾つもあるけれど、その中でもこのお話は、シンデレラ度高め。クルーズ?CFO御曹司?偶然助けられた?その確率何%?と、シンデレラ以上にシンデレラな展開で、か〜な〜り夢物語ですが、そう思って読めば、可能性がゼロではないように思えてきます。
     千花子が、運を引き寄せた理由…それは、ひとえに「行動力」だと思う。彼女の若さで、彼女の経済力で、こういうタイプのクルーズに一人で参加するというケースは、まずない。ある程度の社交術が必要なのに、正直そこまでの覚悟と知識がないままに、乗船しちゃった?それでも、祖母との思い出を大切にする強い思いがあってのことだから、この行動力は賞賛に値する。そうじゃないと、聖人サンにも出会えなかったしだし…。
     ちなみに、千花子が聖人の亡くなった恋人に似ていたという設定は、ご愛嬌。そこまでしなくても…とも思いましたが、彼女に目を向けるきっかけとしては、やっぱり必要だったか。待っているだけじゃ、運命は動かない、行動力こそ運を引き寄せる鍵ってことか?と思いながら、終始読み続けました。でもやっぱり、非現実的だなぁ。

    • 0
  8. 評価:4.000 4.0

    モラハラと自己肯定感と…

     ミーナ…徹底的に、自己肯定感を潰され続けたヒロイン。周囲の人々全てが、彼女を否定するものだから、彼女自身、自分のよさに気付かない状態。現実社会で、ここまで否定され続けるケース、そう多くはないだろうけれど、全くないわけではない。悪意をよりどころに行われる精神的DV、エーリッヒが周囲を巻き込んでミーナに行っていた行為は、紛れもなくモラハラです。
     この手のお話には珍しく?ヒロインの不遇期間が長めで、モヤモヤしてする話数が結構続きます。でも、そこからの立ち直りには期待できますので、崩れのない美しい画に免じて、読み続けることをオススメします。
     さて、ミーナ、自立しつつも「いつか王子さまが…」展開にもっていくのか、それとも、あくまでキャリア女子を目指すのか…溺愛も執着もお断りしたはずの彼女が、女性として、人間として確立していく様子を、今少し追いかけてみたいと思います。

    • 6
  9. 評価:5.000 5.0

    いつか、王子様が…

    ネタバレ レビューを表示する

     人の好みは千差万別、地味女子のどこがダメなのか、ほんっとよく分からないんだけど、まあ鈴乃の場合は、その自己肯定感低めからの〜努力系シンデレラストーリーだから、この設定でよいのかな。
     地味女子っていっても、村崎先生の描くヒロイン女子は、どう描いたって自分内好感度トップクラスで、可愛くないわけがない。そして、渡会瑞樹氏。ルックスは当然ど真ん中として、今回は佐倉伊織先生発の正統派ヒーロー、性格、背景とも全く隙なし、問題なしで、溺愛ルートまっしぐらです。
     一見、同じ会社で知り合ったように見える鈴乃と瑞樹ですが、実はその出会いは、幼い頃…その縁を繋いだ二人に死角なし!という感じです。多少横槍は入るものの、ドロドロは皆無、瑞樹がひたすら鈴乃に手を差し伸べ、鈴乃もその期待に応えながら、女性として、仕事人として、どんどん自信をつけていく…これが、シンデレラストーリーぢゃなかったら、一体何だっちゅーのっ!ただしこのシンデレラは、自分でもきちんと努力し、成果を挙げている、実働系シンデレラですがネ。
     ここまで大事にされるのなら、「俺だけ見てろよ」って言われるのも悪くない、そう思わせてくれる王道シンデレラストーリー、村崎&佐倉両先生がタッグを組んだ時点で、既に星5でした。

    • 0
  10. 評価:5.000 5.0

    元サヤじゃないけど、元サヤです!

     学生時代に恋した女の子(男の子も?)なら、誰しも一度は考えてことのある、ifもしも…。あのとき、付き合えていたらとか、大人になって、再会したらとか…だからこそ、同窓会って、ちょっとドキドキしちゃうんだよね。でも、このお話、同窓会なんてベタな再会じゃなくて、何と職場が一緒!!う〜ん、これはもう、アオハル時代をやり直すっきゃない!
     27歳同士だから、さぞかしドロドロするのだろうと、多少覚悟したのですが、絵柄同様ぜんっぜんそんなことない。さっぱり系の元カノが一人出てくるくらい?莉子に至っては、年齢=彼氏なし歴だから、初恋を拗らせてくれてありがとうで、とっても爽やかに読み進められます。
     27歳のそれなりに地位を確立した社会人同士なのだから、付き合い方も高校時代と変わったって構わないはずなのに、この二人、まるで高校時代のやり直し(精神的に)、そこがいい!あ〜、こんなふうに再会して、もう一度恋ができたらなあというシチュ、てんこ盛りです。
     両片想いだったから、元サヤとはいえないけれど、それでも最高の元サヤもの、これ、ファンタジーだよ、ファンタジー。キュン必至、最高評価の星5で、オススメです。

    • 0

設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています