Mayayaさんの投稿一覧

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201 - 210件目/全409件
  1. 評価:5.000 5.0

    芸能人ネタ作品中では、イチオシです!

     幼い頃は、今でいう「推し」の芸能人と、もしかして運命の出会いをして…な〜んて妄想したこともあったけれど、成長するにつけ、そんなウマい話はナイナイ、というか芸能人めんどくさって思うようになってしまった自分がいます。だからこそ、この作品のような夢みたいなお話、漫画だからこそ無理なく表現できるわけで、結構好きです。
     他にも、芸能人と恋愛を…という作品は、いくつかありますが、ヒーローがオレ様だったり、タラシだったりで、人物の初期設定、がっかりすることが多い。その点、今作の颯クンは、人気実力派芸能人にも関わらず、ピュアで自然体で、いい!こんな出来た子、実際にいるわけないって?漫画だから、いーんです!
     ヒロインの雪乃が、芸能人のソラ(颯)を知らない理由も、無理がない。だから、二人が自然と心を寄せ合っていく様子も、ごく普通の男女のようで、そこに「芸能人」要素が加味されている程度。実際の芸能人もこんなふうに、ごく自然に一般人と恋愛できたらいいのにね。
     30話という話数も、丁度よかった。長過ぎると、どうしても当て馬が増えてきて、面倒くさいもんね。芸能人ネタで、気持ちよ〜く読めるイチオシの作品として、星5を捧げます。

    • 5
  2. 評価:5.000 5.0

    鳴り響く音は、何のために?

    「何があっても生き抜いて…」自分を律し、感情を殺して、ここまで生きてきた、美しき逃亡者ダオン。
    美しさも実力も、富も名声も欲しいままにし、自分の思うがままに生きてきた、若き公爵エクサー。
    立場も身分も違うこの二人が、戦いをきっかけに出逢ったところから、運命の歯車が回り始めます。
     全てのことに秀で、女性は暇潰しの相手でしかなかったエクサーにとって、謎に包まれたダオンは、格好の獲物。けれども、その賢さ、度胸、そして異国めいた美しさを知るにつけ、どんどん彼女の魅力に引き込まれていきます。一方、ダオンにとって、周囲は敵ばかり。それは、相手がエクサーでも同じこと。「何があっても生き抜くこと」こそが、彼女の絶対条件です。
     今は「陥落させること」しか考えていないエクサーが、どの時点で「本気」に気付けるか、そして、硬い殻に覆われたダオンの心を、どうやって解かしていくのか、今から楽しみでなりません。

     タランタランタラン…鳴り響く音は、幸福を報せる歓喜の音なのか、哀しみを報せる弔いの音なのか、或いは…。「結婚商売」のリバースから、今後の展開がもの凄く気になる、またまた新しい物語が誕生しました。

    • 308
  3. 評価:5.000 5.0

    タグに「純愛」とありますが

     タグに「純愛」とありますが、決してプラトニックというわけではありません。きちんと?「体験」もしています。それでもこの二人、「純愛」なんです。特に、この男子の一途さは、全ての女子にとって超理想、超嬉しい、超夢のような展開です。あー、誰かたった一人でいい(ただし、必要最低限の好みの基準は満たして欲しいけれど…)、こんなに想ってくれる相手がいたら、それだけで生きていけそう…。
     漫画としては、面白い手法。どちらかというと、一枚絵にたくさん「ほのぼの」を詰め込んだ感じ。これ、簡単そうで、結構大変でしょ。だって、どの台詞も絵に合っていないといけないから。二人の声の感じを想像しながら読むと、すっごく楽しいので、この読み方、ぜひおすすめします。
     画の雰囲気も、大好き。水彩画調の優しい色彩のためか、カラー漫画にありがちなべったり感がなく、繊細な画を引き立てています。「プロポーズ」までいったので、もう最終話?!と焦りましたが、どこからでもエピソードを広げられるこの作品、まだまだ私たちを楽しませてくれそうです。
     ところで、この主人公二人の名前、どこかで紹介されてましたっけ?

    • 9
  4. 評価:5.000 5.0

    え?どゆこと?

     え?どゆこと?ネクストF消えた?世事には疎いので、全然知らなかった…。じゃ、単行本にして16巻まで出ている「おじさま侯爵」の続きは?天下の集英社さまが、引き継いでくださるわけ?既刊分だけ?続話は出るの?あ“ーっ、何が何だか、大混乱です。
     だって、やっとライラとジェイスが、「本当の夫婦」らしくなってきたところだったんだよ。子どもをもつことについても、少しずつ意識し始めていたんだよ。イリスとケビンだって、すんごくいい雰囲気で、みんなで応援していたんだよ。ロッテとシュウでさえ、何かが始まりかけていたんだよ。まさか、それらを全て宙ぶらりんにしたまま、打ち切り〜っ!?なんてことに、ならないよね?
     電子書籍は嵩張らないし、本専用の四次元ポケットみたいで、とても便利なんだけれど、ときどきこういうことを、やらかしてくれちゃうからなぁ…。やっぱり自分、紙書籍派です。集英社さま、お願いです。「おじさま侯爵」、ぜひ「16巻」以降も配信、出版してくださいませませ〜。

    • 20
  5. 評価:5.000 5.0

    上書きデキなかったふたり

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     こんな美味しい話、見たことない!だって、奈緒も孝仁も、皆が認める美男美女な上に、仕事もできて、周囲からも一目置かれている…誘惑だって、それなりに多いでしょ。でも、そんな二人ともに、いまだに未経験!(だった)それも、相手のことが忘れられなくて!(別名トラウマともいいますが…)こんな素敵に美味しい話、里村先生じゃないと、考えつかないよ〜。
     別に「ハジメテ」に執着するつもりは、毛頭ございません。それでも、もし相手にとって、自分が「唯一」だったとしたら…それはそれで嬉しいと思う。だって、誰かと比べることも、比べられることもしなくていいもんね。
     でも、奈緒や孝仁みたいな経験をしたら、取り敢えず「上書き」と称して、さっさと他の相手と済ませてしまうケースも少なくないはず…。だから、上書きしなかった(できなかった?)二人に、大人のロマンを感じてしまいます。8年間、待ったかいがあったよね〜。里村先生、有り得ないくらい夢のある、素敵な大人のお伽話を届けてくださって、どうもありがとうございます。
     ところで、田村由美先生の「イロメン」ではないけれど、登場人物の名前が何気に色分けされているのは、ご愛嬌?

    • 0
  6. 評価:5.000 5.0

    爆速とじれじれとの波状攻撃

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    行定圭亮…確かに冷徹上司かもしれないけれど、まともに仕事をしないくせに、権利ばかりを主張する能無し部下に対して、毅然とした態度で指導をすることは、上司として当たり前。何でもパワハラ扱いにしてくれるな。それでも、周囲から「冷徹」と評価される、損な役回り。

     そんな圭亮が、たまたま?部下の清子を助けたことで、二人の同居が始まります。同居してからが、早かった〜。二人が気持ちを確かめ合うまで、爆速?!気持ちを確かめ合ってからが、遅いーっ💢これは、ひとえに清子の恋愛スキルが、限りなく0に近いから…焦れ焦れ感が好きな方には、たまらないシチュです。
     人物のポージングがしっかりしているので、どのコマも空間が美しく、安心して読むことができます。特に、行定部長がかっこいい!立ち姿も表情も、清子に対する溺愛っぷりも…!清子は清子で、弱いようで、実は芯がしっかりしている気持ちのよい子。ヘビ女みたいな寄生虫毒母のことは残念だけれど、それだって、やっと振り切れそうだしね。
     破れ鍋に綴じ蓋?蓼食う虫も好き好き?いろいろいうけれど、やっぱり相性ってあるんだなあ。清子と圭亮だからこそ育まれつつあるこの絆、もっともっと深く繋がってくださいと願うのは、私だけでしょうか。

    • 0
  7. 評価:5.000 5.0

    魔力無双のオールマイティ元社畜女子

     確かにヒロイン聖(セイ)の魔力は、万能っつーか無限大。気持ち良いくらい、傷を癒し、魔物を消し、効果抜群のポーションを量産します。そして、最大限聖女の力を発揮できるのが、愛する人を護りたいと願うときだというから、ラブロマンス要素もたっぷり!冒険ものと恋愛ものを上手く両立させた、一粒で2度美味しい異世界転生ファンタジーです。
     このお話の気持ち良いところは、ほかにも。それは、イラッと要素がとても少ないこと。例えば、聖女が二人召喚されたら、普通一人は「悪役」であることが多いけれども、こちらは二人とも、向上心のあるとても良い子たち。理不尽に召喚されたにも関わらず、置かれた場所で花を咲かせようと、一生懸命頑張っているよね。一番「悪役令嬢」になりそうだった、第一王子カイルの婚約者リズも、もう一人の聖女候補アイラの力になろうと奔走するし、結局「悪役令嬢」って、周囲の捉え方でも存在が違ってくるんだろうなぁと思いました。あえてイラつく人物を探すとすれば、カイルかねぇ…。
     好きこそものの上手なれ、結局この世界での「聖女の力」の源って、興味の強さとそれを極めたいという意欲と、誰かを強く想う気持ちなのかな。セイとホークの恋模様も見守りつつ、まだまだセイの魔力無双っぷりを楽しみたいと思います。

    • 0
  8. 評価:5.000 5.0

    「君たちはどう生きるか」山田版

     ん?300歳の死神さんで、余命半年?十分の一の人間時間でいけば、体感的に半月ってこと?!そりゃ、短いわ…あれ?10倍の6年?人間時間と死神時間、どっちに合わせればいいのか、分かんなくなっちまった〜い。
     それはさておき、自分の時間が限られていると分かった場合、人はどう生きるのか…そして、周囲の人々は。それをどう支えるのか…命のQOLについて、ユーモアを交えつつ、真剣に取り組んだ秀作です。
     普通なら、余命は闘病生活で占められるのでしょうが、山田さんの場合は、「死神病」。目立った症状がなく、元気に過ごせる期間の多い、余命半年です。だからこそ、「どう生きるか」の選択肢が広がり、迷いが生じ、後悔が残ってしまうのです。そんな山田さんと、彼女を取り巻く人々(ヒトぢゃないけれど…)の日常を、淡々と描いている本作、ほのぼのします、クスリとさせられます、鼻がツンときます、泣かされます…。
     全ての生きとし生けるものに対して、いつか必ず平等に訪れる「死」。そのときを迎えるまで、自分はどう生きるのか、どう生きたいのかを、改めて考えさせてくれた作品、もちろん星5です。

    • 1
  9. 評価:5.000 5.0

    ヘンタイ全裸単細胞ヒモ男の成長

     古今東西「真実の愛」をテーマとした物語は、多々ありますが、こちらもその一つ。何故暴君ネロが現代日本に?に関しては、彼が王として君臨する世界にそのままいては、その価値観を変えるのは難しいし、何故桜子の前に?に関しては、婚約者に裏切られ、真実の愛を信じられなくなっている彼女なら、簡単には金髪イケメンに靡かないので、この世界でのナビゲーターとして適任だったと考えられます。魔女サマ、なかなか粋な計らいですね。15万円の本を売っていた店主サマ、あなたはそのままの人?
     そもそもこの二人、愛を知らない、信じられない体で描かれているけれど、桜子はヨリちゃんに、とても愛されているし(友人として)、ネロだって帝国民に愛されている。愛されているからこそ、「魔女の呪い」という学び直しの機会を与えられたんでしょ。「アナと雪の女王」じゃないけれど、真実の愛にはいろんな形があるもんねー。ま、元カレ俊一や、その相手のマウントあざと女の千紗には、ぜってー分かんねーだろーけど?
     普通なら絶対に出会うはずのない二人が、「真実の愛」を見つけるまでの?あれやこれやを、ユーモアたっぷり、笑いたっぷりに描いた高山版人魚姫、星5で絶対お薦めです。ホント、夫婦漫才ですよ〜。

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  10. 評価:5.000 5.0

    ん?1話60pt誰が読むの?

    「乙ゲー破滅フラグ」の「タテヨミ」版が配信開始ってことですが、正直これ、読む人いるのかな?だって、1話60ptよ。先行版は、もっと安いよ。話数も進んでいるよ。先行版を縦スクロールで読んだら、タテヨミ版にならないの?どなたか「縦スクロール読み」と、「タテヨミ」の違いを教えてくださいませませ。
     内容に関しては、もう文句なしに面白いです。自分が物語の中の悪役令嬢という立ち位置だと思い出したカタリナ、そこからバッドエンドを回避すべく、破滅フラグをバッキバキにへし折りまくります。もう笑っちゃうくらいに…そりゃ、そうだよね。だって、中身は17歳の日本人女子高生、不幸になることが分かっていて、わざわざ悪役令嬢の人生を選ぶほど、日本の教育、馬鹿は育ててない。
     きつめの容貌で、魔法もショボめ、公爵家という家柄以外は意外とポンコツなカタリナですが、バッドエンド回避に向けての飽くなき執念と、真っ直ぐで素直な気質(前世のJKのものだけれど)が功を奏して、周囲の人々を魅了していきます。その様子が非常に痛快で、楽しく読めること間違いなしです。
    「タテヨミ」にこだわらなくてもよいのであれば、今にところ無料分がたっぷりで、1話分が安価な先行版で十分なのでは?形式はさておき、内容は星5で、超絶オススメです。

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