Mayayaさんの投稿一覧

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171 - 180件目/全958件
  1. 評価:5.000 5.0

    ポジティブ女子は、胃袋を掴む!

    「ポジティブ女子は、胃袋を掴む!」…ざっくりまとめると、そのひと言に尽きます。七転び八起きじゃないけれど、ヒロインヘーゼルの優しさ、明るさ、ポジティブさに、勇気と元気を貰える…そんな、心温まるお話です。
     宮殿内に作られた「農場」を撤去しようと、腹心の部下を次々と送り込む皇帝陛下。宮内部大臣のアルベルト伯爵を筆頭に、聖炎、聖雷などの四大騎士団団長たちが、こぞってヘーゼルの排除に向かいますが、ことごとく胃袋を掴まれ撃沈!真心で「おもてなし」をするヘーゼルに、胃袋だけでなく心も鷲掴みされ、どんどん絆されていく様子が、たまらなく楽しいです。
     さて、皇帝イス本人が、直接ヘーゼルの家の扉を叩くのは、一体いつになることでしょうか。真打ち登場、大きなねぶたがやってくるのは、やはり最後?そこに、ロマンスが生まれたら、底抜けに楽しいかも…ツンなイスが、デレる姿を想像するだけで、ワクワクしてきます。
     古き良き時代の、洋モノTVドラマを視ている気分にさせてくれるこの作品、無論星5です。

    • 1
  2. 評価:2.000 2.0

    「宇宙の騎士テッカマン」を思い出しました

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    「伝説の神器を手にした少年の 本当の人生が始まる」って、このあらすじを書いた方は、本当にそう思っていたんだろうなぁ、この時点では…
     残念ながらこちらの作品、少年・青年漫画及びSORAJIMA作品あるあるの結末となっております。う〜ん、例えるなら、アニメ「宇宙の騎士テッカマン」の最終回のような…それまで、レビュー評価3以上だったのに、最終話を読むと、2以下にしたくなる、ポイント返してほしくなる、とでも申しましょうか…お察しください。
     一番お勧めの読み方は、無料分があるうちに、できるだけ無料で読んでしまうこと、そして、どーしても!って場合だけ、課金すること、それが、一番後悔しないような気がします。
     ところで、ベルの「本当の人生」は、どうなったのですかぁ?

    • 2
  3. 評価:3.000 3.0

    イケメンパラダイス…盛り込みすぎでしょ?

     今流行りのピンク色の髪に、ブルーアイのヒロインアーデル。ストロベリーブロンドのつもりかしらん???アニメや漫画だから通用するけれど、実際は、青い薔薇のように自然界には存在しないわな…と、いつも感じながら読んでいます。
     そこに「予言の子」という得体の知れない超神がかった設定と、現皇族との婚姻が必要なことと、養子先のアルキビアデス家にかかった呪いと、神獣+ベアシルタの件を、同時進行させるもんだから、まあ伏線回収の大変なこと大変なこと…作者さんたちが、一番後悔したのではないでしょうか。
     混乱するといえば、男子キャラの被り感も半端ない。養父カイゼンと義兄ブレイクは、同じアルキビアデスだけあって、見事に相似形。レハスも、さもありなん。皇太子であるカンと護衛騎士のミカエルも、サイズ感こそ違うけれど、同じ系列だし…。コマによっては、「誰?どっち?」
     アーデルがあまりにも健気過ぎて、世間知らず過ぎて、愛を求め過ぎて、逆に違和感。これも「予言の子」ゆえ?いずれにせよ、ちょっと盛り込みすぎた感、あるかなぁ…

    • 2
  4. 評価:5.000 5.0

    これはなかなかの強者…

     錬金術の道を極めたい伯爵令嬢レベッカと、まだ結婚したくない公爵カーライルと、共に利害が一致しての契約婚約…普通は、ここから愛が芽生えて…となるよね?でも、このリケジョヒロイン、錬金術という仕事が大好き過ぎて、全くそっち方面に靡こうとしない、というか、まだ恋を知らない?23歳…う〜ん、カーライル君、前途多難です。
     カーライルはカーライルで、あまりにもパーフェクト過ぎて、令嬢たちに追いかけ回され過ぎて、やや女嫌いにシフト。まあ、蓼食う虫も好き好き状態に陥っていますな。そんな中で、レベッカを「見初めた」わけですが、まだこっちのほうが脈がある。スパダリに進化するのも、時間の問題?ってことで、ここからせいぜい頑張っていただきましょう。
     すれ違いモノだと、往々にしてイライラさせられがちですが、ヒロインがここまで仕事に誇りをもって取り組んでいると、逆に清々しく、応援をしたくなるほど。「オークライン様」との約束や「その時」が何なのかも、気になるところですしね。恋を知らないレベッカが、いつ、どのようにして恋に落ちていくのか…これは、なかなかの強者です。

    • 4
  5. 評価:5.000 5.0

    夢見る(た?)ヒロインリュシエンヌ

     ヒーロージェイドの男子小学生的ツンデレ反応は、想定の範囲内として、「運命の恋」を待ち焦がれ、夢見る乙女のヒロインリュシエンヌ様、本当に「大嫌いな」人との子供、つくれますか?いくら使命だからとは言っても、多分彼女にそれは無理。このお話、自覚vs無自覚両片想いの拗れバカップル物語で、間違いなさそうです。
     そもそも、「レナルド=バスラー」くんが、本当にジェイドとの息子だったらいいけれど、バスラーの名をもつ琥珀色の瞳の男が、他に登場したりはしないよね?それに、結婚しなくてもいいと言っておきながら、息子の姓が、バスラーとわ?その見た夢、本当に予知能力ですか?案外、リュシエンヌの密かな願望が見せた「夢」だったりして…?
     な〜んて、設定上ツッコミどころがいくつあっても、その間隙をぬって、迫ってくるんだろうなぁ、ヒーローは…思い込みを逆手にとって、既成事実を作ってしまうのか、それとも、今こそ男の本気を伝えるのか、ジェイドくん、腕の見せどころです!もちろん、星5でっせー♡

    • 2
  6. 評価:5.000 5.0

    復讐は美少女の姿を借りて、やってくる

     ハイデッガーとヴェングラー、憎み合う二つの家門に下された婚姻の命令…それを貫き通すには、ギドンはあまりにも誇り高く、パオラはあまりにも夢見がちだった…全ての元凶は、自らの権力を守るためだけに他人を利用し続ける、皇帝本人にあったとしか思えません。
     設定は、複雑怪奇。ヒロインレオニは、異能を使って32歳の自分から、10歳の自分に回帰したらしいけれど、前世に自分の体は残していないらしい。と同時に、妊娠していた胎児も一緒に回帰?!そんなパターン初めてだけれど、その子が次世代の異能者だとすれば、まあ不思議はないか。どちらかというと、レオニの次は、変態?魔法師フランツとの間に生まれた息子エミルのほうが、可能性高いと思うけど…(笑)いずれにせよ、この「二人」が鍵を握っていることは、間違いなさそうです。
    「私の破滅を願う人々へ」の「私」をレオニとするならば、「人々」は誰なのでしょう。異母妹シェリンを筆頭に、皇后、后妃たち、その他モブの貴族あたりでしょうか。実はそれ以上に、彼女自身の目でその真価を見い出し、「命を救った」人々が、彼女の味方になりつつあるのですがね。レオニ自身、知らず知らずのうちに、帝国統一の道筋をつけているように思えます。
     さて、一番気になるのは、前世で3番目の夫であったルトガーのこと。前世の彼と今世の彼、異なる時間軸上で、それぞれルトガーは存在しますが、レオニの肉体は一つ。この先、二つの時間軸の重なる瞬間が、やってくるのでしょうか…時間と空間を飛び越えた壮大な物語、伏線回収を成し遂げ、すっきりエンドを期待して、星5です。

    • 30
  7. 評価:3.000 3.0

    いろいろ?な設定なので…

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     俺様なCEOと不器用な社長令嬢の政略結婚…それも、結婚しないと、仕事をクビにするとかしないとか…いや、ないない、漫画の世界でもなけりゃ、それはない。この作品のヒロインとヒーローだから、「結婚」しないと始まらないかもだけど、現実だったら、多分無理っしょ。
     まず、ヒロインあさ美。「アナスタシア」を辞めたくないから結婚って、短絡的過ぎる。こんな脅迫まがいの方法で、結婚を迫る最高経営責任者が牛耳る会社だよ?返し切れない借金があるわけでもなし、さっさと会社飛び出す選択肢もあった筈なのに…決断力には欠けるくせに、いろいろ手を出して、結局どっちつかずになるタイプです。
     ヒーローの孝文に至っては、運良く仕事はできるのかもしれないけれど、どうにも俺様が鼻に尽くし、はっきり言って面倒くさい男。仕事以外は、お子ちゃまかって、ツッコみたくなる。
     こんな二人が主役なので、すれ違いと意地の張り合いで、本人たちだけでなく、読んでいるほうも、ストレス増大。全話無料で、ハピエンが約束されているのでなけりゃ、途中離脱してましたわ。ただし、最後は怒濤の勢いで人間的に成長した感がありますので、結果オーライで、まあ良いのかな?

    • 1
  8. 評価:4.000 4.0

    社畜な元王太子とおちょぼ口の聖女サマ

     ネグレクト、虐待、魔法至上主義を是とするヴィルキャスト家が「悪」ならば、傷付いたララをそのまま受け入れ、慈しむトゥルムフート王国は「善」。一家から排除されたヒロインの物語は、これまでたくさん読んできましたが、ここまで明確に「悪」がはっきりしていて、同情の余地がない作品も珍しい…そのくらい、実父と義母は金の亡者で、義妹は脳内お花畑の自己中勘違い娘で、義弟は卑屈なエロがっぱで…ま、こんな連中を認めているくらいだから、ベルブロン王国の民度もさもありなむ。
     反対に、トゥルムフート王国のほうは、全ての関係者が善き人たち(今のところ)。ヒーローのロイが、「元王太子」っていうから、どんな陰謀に巻き込まれて、そんなことに?!って思っていたら、何のことはない働き過ぎで体を壊し、これ以上無理させないためとか…異母弟が王太子になっても、みんな仲良しって、うん、なかなか新しいパターンだ。
     さて、水の浄化を巡ってのベルブロンとトゥルムフートのせめぎ合いでは、トゥルムフートに軍配が上がり、ロイとララの初々しい関係も、大人の階段を登ったところで、ここから全て順風満帆…とは、いかないんだろうな。それでも、どこか不完全な二人が、互いを補い合いながら、きっと幸せを手に入れてくれると信じています。

    • 5
  9. 評価:5.000 5.0

    ヌリタスの母、レオニーに捧ぐ

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     初めは、あまり読む気になれませんでした。画の印象は貧弱で、魅力に欠けたし、ロマニョーロ伯爵家面々の、ーヌリタス母娘へのやりようは、あまりにも非道で、目を背けたくなるような展開。領主制下にあっては、存外珍しいことではなかったのかもしれないけれど、正直、無料分がなければ、絶対読み続けなかったと思う。
     結論…めちゃコミさん、ありがとう。こんな素敵な物語を紹介し続けてくださって…。私生児、無戸籍等、これだけ虐げられ、人権を無視されたにも関わらず、そして、まともな教育を受けなかったにも関わらず、人としての尊厳を失わなかったヌリタス。やがて、その美しい精神は、彼女をこれ以上ない高みに導いていきます。
     喜ばしいのは、この素敵なストーリーを、陳腐なざまぁ物語にしなかったこと。ヌリタス母子を虐げた面々は、彼女たちが手を下さなくても、因果応報それなりの報いを受けます。同時に、悔い改めた人々へは救いがあることも、希望です。読み進めるにつれ、全然良いとは思えなかった画が、味わいのあるものに感じられるようになり、ルーシャスはイケメンに、ヌリタスはこれ以上なく美しく見えてきたから、不思議です。
     この壮大な物語のヒロインヌリタスが、何故美しい精神をもち続けることができたのか…それは、ひとえに彼女の母レオニーの「愛」があったからではないでしょうか。どれほど残酷な現実に晒されても、我が子を愛し、守り抜いた母の愛…この物語の、もう一人のヒロインの称号は、「デイジー」の母レオニーに捧げたいと思います。

    • 0
  10. 評価:5.000 5.0

    可愛い子には旅をさせろ!

     画が麗しくて、とっても好み、ストーリーもハイスペック堅物イケメンの溺愛物語で、文句なしに星5なのですが、それでも、以下気になる点を書いてしまう臍曲がりの自分です。
    ①幼いエミリアが、マリーを嫌った理由が?
     マリーが生まれながらに全てを持っていたから、奪ってやりたかった…とのことですが、全てを持っていたのは、エミリアのほうだったのでは?独り占めしたくて…だったら、分かるのですが…
    ②シフォン以前 シフォン以後
     …の、マリーの変化がエグい。確かに、運動量が半端なかったから、説明は通るけれど、それにしても…やっぱり、ヒロインはブサのままぢゃ、あかんの?
    ③元帥サマの名前
     メルク公爵、元帥サマの下の名前が、なかなか出てこない。最後の最後でやっと、「ラインハルトさま」とわ…マリー、引っ張ったよね〜(笑)
     それでも、可愛い子には旅をさせろ?気弱令嬢だったマリーは、ブサ猫になって、自分を客観視する機会を得たからこそ、実は様々な人々に愛されていたことを知り、強さを発揮できるようになったんじゃないかな?だから、多少の疑問は気にせず、やっぱりこの作品、星5です!

    • 2

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