Mayayaさんの投稿一覧

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141 - 150件目/全277件
  1. 評価:4.000 4.0

    想うより想われたもん勝ち?

     う〜ん、タイトルからすれば、花は涼のことが好きで、涼の弟の頼は花のことが好きで、涼は…ってな展開なのかな。大方の予想どおり、頼くん、全力で花ちゃん攻略中です!
     それにしても年下頼くん、大博打に出たねー。確かに花との距離は縮められるけれど、逆に、もしこれで涼が花に興味をもち始めたら、目も当てられない…。まあ、ミイラ取りがミイラにならないよう、頼くんの健闘をお祈り申し上げましょう。
     ヒロイン花は、友達に指摘されて恋心を自覚するような引っ込み思案女子だし、頼くんはオレ様テイストの腹黒年下男子…と、ここまでは既存作でもよく見られるパターン。このお話をより面白くしてくれるのは、やっぱり頼くんが、どのくらい読者をキュンとさせてくれるかじゃないかなぁ。既につかみはOK!想うより想われたもの勝ち?!花の心を鷲掴みするような名場面の誕生、大いに期待しています。

    • 3
  2. 評価:4.000 4.0

    莉子が子どもを欲しがる理由

     女性が子どもを欲しがる理由…子どもが好きだから、愛する人の子どもが欲しいから、後継者が必要だから等々、様々あると思うけれど、その中に「子どもを産んで、私の人生ミッションクリア」もあるんじゃないかな。ヒロイン莉子も、多分そんな理由。その気持ちを否定するつもりは毛頭ないけれど、妊活離婚を経験して、結婚や妊娠、子育てに対する莉子の考え方が、少しずつ変化していく様子に共感を覚えるのも、また事実です。
     結果論でいけば、元旦那がクズ男だったので、不妊離婚は正解。ただ物語的には、これでかなり内容が薄くなった気がします。離婚したけれど、もっと若く、もっとイケメンで、もっと尽くしてくれる男が、すかさず距離を縮めてくるって美味しい話、そうそう転がっていないよ〜。
     ご都合主義なところは、ちょっと残念だけれど、結婚は予定日のあと…と言っていた莉子と航大が、双方の事情を理解し合いながら、カップルとして少しずつ成長していく姿は、応援の価値あり。養子制度についても触れていて、バランスがよい。ただし、出産後の認知、入籍は、制度上、なかなかめんどくさいぞ〜。

    • 2
  3. 評価:4.000 4.0

    「氷の皇帝と宝石姫」の結末は?(スルメ)

     よくある異世界転生風、お世辞にも画が上手いとは言えない、イケメンレベルがこの程度?という感じで始まったこの物語…どうぞ序盤で離脱しないで、頑張って読んでみてください。この手の作品あるあるですが、読めば読むほど味の出てくる、スルメのようなお話です。
     ダイヤ姫に転生してしまったヒロインが、バッドエンドを変えるために、涙ぐましい努力を重ねていきますが、その過程で「氷の皇帝と宝石姫」の違和感の秘密も解き明かされていきます。そこからはもう大変!冷たい氷の皇帝シリルパパが、ただの親バカにしか見えない…💦あとは、ラストまで一直線!無料分が大量にあるときを逃さず、リーズナブルに読むことをオススメします。
     道尾秀介氏が、読む順番によって結末が変わる本を出版されましたが、もしかしたら「氷の皇帝と宝石姫」もその類?実は、本の形をとったマルチエンディングゲームだったかも?といろいろ想像しながら、オープンエンドな終わり方を楽しみました。うん、ダイヤ、確かにこれからも、氷の皇帝の娘はラクぢゃなさそうだね…。

    • 0
  4. 評価:4.000 4.0

    天下無双のお化粧掛姫!

     異世界転生モノって設定が自由だけれど、実在の人物を登場させる場合は、ちょっと注意が必要。だって、「史実」っていう「事実」と、ある程度擦り合わせなくちゃならないから…。まあ、どうしても有名人を死なせたくないときは、タイムリープさせて、実は現代で幸せに暮らしました、チョンチョンという必殺技もあるけどねー。こちらの作品は、if山内一豊サン夫婦の娘与祢が長らえて、美容部員として寧々(「おね」じゃないんかーい)に仕えたら…という、まさに「そうだったかもしれない」劇場です。
     ところで、中の人が美容オタクの与祢姫サマ、表向きは一国一城のお殿様の溺愛娘なもんだから、ほんっと権力を傘にきて?好き放題!?でも、それらが全てツボにハマるんだから、爽快です。一豊パパと千代ママの全てを許す感も(笑)
     気になるのは、寧々さまの御化粧係となってからのストーリー展開。寧々は大局的に見ると「勝ち組」ですが、秀吉の女好きっぷりからすると、現代女性感覚では、ちょっと残念な感じ。そこを、どのように完全「勝ち組」にもっていくのか、作家チームの腕の見せどころかと…。戦国末期の「もしも」劇場、与祢姫の天下無双ぶりを、しばらくの間楽しみたいと思います。

    • 0
  5. 評価:4.000 4.0

    どうして「梨本くん」なんだろう…

     人の心の中なんてぐっちゃぐちゃで、聞くに耐えないことも多いでしょうに、ヒロイン小春がここまでピュアで、真っ直ぐで、気遣いができる子に育ったのは奇跡!人間不信になって、心を閉ざしてもおかしくなかったのにね。罪滅ぼしにしても、自分の心を守るためにしても…です。梨本くんは、外見だけではなく、そんな小春の強さと優しさにも惹かれたのかな。
     心の声が聞こえる設定の作品は、それこそ古今東西星の数ほどあれど、触れると心の声が聞こえなくなるというパターンは初めてかも?!よかったね、梨本くん、これで堂々と小春に触れる大義名分ができたぞ。直接的には多くを語らない梨本くんだけれど、その分小春がフォロー(別名:大きなお世話)をしてくれるから、案外この二人、破れ鍋に綴じ蓋の名コンビかもしれません。
     気になるのは、どうして「梨本くん」だったのかということ。小春を好きになる男の子だったら、誰でも「聞く」ことを止められたのかな?二人の関係の行く末とともに、そこんとこ、興味があります。星5の滑り出しかと思ったのですが、ギャグシーンの小春の顔の崩れかたが、あまり好みじゃなかったので、星マイナス1で。

    • 1
  6. 評価:4.000 4.0

    あったまにきたぁーっ💢

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    「この人のどこが 好きだったんだっけ」
    そうだ!ちか、こんな見てくれだけのマウント女にあっさり手を出すような、そして、思いやりのかけらもない男のどこがよかったの?付き合っているときは、分からなかった?それとも、結婚してから孝輔が変わった?せめて言わせてくれ、「子どもができる前でよかった」…子どもに罪はないけれど、浮気男の遺伝子を感じながら、毎日笑顔で子どもの相手をできるほど、菩薩になりきる自信はない。
     さあ、ここからが、あなたの新たなステージ!幸い手を差し伸べてくれる、イケメン同期の有望株もいらっしゃる。お友達ポジから脱却しようと、朝比奈くんも本気で活動し始めたみたいだから、一度立ち止まって考えてみたら?
     ところで、孝輔が「(離婚のこと)上司以外に話すな」と、変ないちゃもんつけていたけれど、それに従っちゃ駄目だよ。(そもそもそれなら、どーやって再婚すんだ?)不倫男との離婚は、全然恥ずかしいことぢゃない。情報を制する者に利があるのだから、堂々と「浮気夫とは暮らしていけないので、相手に差し上げました」と、三行半を突き付ければいい。こんな不誠実な奴、いずれ営業でもボロを出して、会社に不利益をもたらす可能性大だから、今のうちに腐った芽は摘みとっておこう!

     ヒロインちかに対する孝輔の仕打ちが、あまりにも酷くてあったまにきたので、ちかのモブお友達目線で、思いっきりグダめいてみました。社会人、会社人としての自覚や責任が、これっぽっちもない奴らに、ぜひ正義の鉄槌を!!と願ってしまうのは、私だけでしょうか。

    • 416
  7. 評価:4.000 4.0

    ついにフルカラー♡

     いずれフルカラーになるんだろうなぁと、覚悟していたのですが(フルカラー苦手)、予想を超える出来具合にびっくり!この作品、多分フルカラー大成功です。
     主演二人が黒髪だから、そのまま表現したら、絶対画が重ったるくなる。でも、藤子さんを紫基調で、仁科さんを栗色で塗ったことで、ぐっと画が明るく、かつ締まって見えます。この色指定、ナイスです!
     それにしても、改めて読み返してみると、最初の頃は偶然の上に偶然が重なって、「藤子さーん、恋のチャンス到来だよー。」と、少女漫画チックに応援したくなる内容。それが、途中から大どんでん返しのサスペンス?仕立てに。そしてラストは、ちょっと急いだ感はあるけれど、ヒューマンドラマ風へ…と、起承転結どころか、ここまでテイストがコロコロ変わる作品も、ある意味珍しいかも?!
     フルカラーとして、なかなかの水準を保ってのスタートですので、この作画のレベルのまま、この後も続いてほしいかなぁ。あ、ストーリーをお知りになりたい方は、ぜひモノクロ版へどうぞ。

    • 65
  8. 評価:4.000 4.0

    多少既視感はありますが…

     この作品の第一印象は、「私と上司の内緒の事情」と「鬼神課長は甘さでできている。」を足して2で割ったような…???直属上司と部下の「秘密」ネタという基本設定に加えて、ヒロインはるかのキャラが、「私と〜」のひなや「鬼神課長〜」の萌と、重なるところがあるからかもしれません。もちろん、この3人の中では、今作のヒーローはるかが、一番仕事ができますが…。(あとの二人は、結構ポンコツ💦)誤解されがちな、でもよく見るとイケメンだった!中間管理職ヒーロー設定も、似ているかもです。
     上司と部下だから、元々のスペックも人生における柵もパワーバランスも、上司、つまりヒーローのほうが断然上!そこからドジっ子ヒロインが、どうやって難局・障害を乗り越え、ヒーローを攻略?していくかが、この手のお話のキモですね〜。出来の悪い子ほど、かわいい的な?はるかと司も、その流れにしっかりと乗っかって、毎度ハラハラさせつつ、甘々に向かって絶賛爆進中です。
     多少既視感はあるものの、安心・安全な煙たがられ上司とポンコツ部下モノ、星4つは堅いかな〜。(でも司さ〜ん、新入社員を早々に退職させたら、いかんぜよ〜。)

    • 0
  9. 評価:4.000 4.0

    現代人の推し活、なめんなよ

     異世界転生ネタだと、ヒロインの役どころは大体が悪役令嬢で、転生前は何かしらスペックがある場合が多い。でも、今作のアンナは、元普通の女子高生で、転生後はモブメイドで、アドバンテージは「聖闇」の愛読者だったことくらい…それさえも、早々に設定が変化してしまっているらしいから、正直丸腰状態!モブが、どうやってヒロインにのし上がって?いくのか、クラウス様のお手並み拝見です。
     アンナの武器はただ一つ「推し愛♡」…現代人の推し活なめんなよ!とばかりに、呪いに苦しむクラウスを癒すために、一生懸命です。それこそ、自分のことは差し置いて、クラウスと聖女とを結び付けることが、最善と考えるほどに。(ま、原作がそうだから)でも、クラウスは…ってところが、ツボですねー。
     キャラクターひとりひとりが丁寧に描かれていて、画の感じは好みなのですが、一コマに描かれている人物や吹き出しのサイズが大きめで、個人的にはちょっと読みにくい印象があります。(星マイナス1)
     これから、様々な当て馬女子キャラが出てきて、いろいろ邪魔してきそうですが、クラウスの俺様っぷりとアンナへの溺愛っぷりを見る限りは、多分大丈夫でしょう。クラウスを救えるのは、アンナただ一人!(きっと…💦)モブから正ヒロインへ、アンナよ駆け上がれ!

    • 34
  10. 評価:4.000 4.0

    結婚って…しなきゃダメなものですか?

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    「有機野菜もいいけど 私はカップ麺でいいの」(カップ麺大好き♡ 毎日毎食じゃ飽きるけど…)
    「1人で暮らせるだけの収入も 一生モノの趣味もあるし」(リストラされなければね…)
    「正直結婚なんてしなくても 今が幸せだから」(うんうん、それはよかった)
    「28歳という自分の年齢に 焦りが全然ないと言えば 嘘になるけど」(出産のことを考えれば、確かにそうかも…)
    『それが本心からの焦りなのか ただ周りに言われるからなのか 分からないし』(うん、言い得て妙!)

    桜のこのくだり、すごく共感できました。世間の目や出産・子育てのことを考えなくてもよいのなら、桜のように「結婚って…しなきゃダメなものですか?」と感じている独身者、きっと少なくないと思う…付き合っている人がいなければ! ぱか丸くん、もとい、三次元の世界で司と出会ってしまった桜は、これからどうするのかな?
     現実世界と並行して、「あにまる村」の世界も描かれているところがツボ。クールな傲慢社長瀬名司の素の部分を、ぱか丸くんとして垣間見ることによって、司がグッと魅力的な人物になりました。勿論、自信と劣等感が程よくミックスされた、ガッツある桜の姿も、ヒロインとして文句なしです。
    「結婚って何なんですか?」この永遠の命題に、桜と司がどう向き合い、どんな結論を導き出していくのか、これから興味深く見守っていきたいと思います。フルカラーのためか、ちょっと画がかための印象なので、そこだけ星マイナスで…。

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