Mayayaさんの投稿一覧

投稿
1,564
いいね獲得
19,097
評価5 39% 612
評価4 35% 543
評価3 21% 322
評価2 4% 63
評価1 2% 24
141 - 150件目/全295件
  1. 評価:4.000 4.0

    人間拗らせてますなあ…

     ヒロインの茉優、幼馴染みの理仁のせいで、「負けず嫌い」で「人に甘えられない」から、人間関係がうまくいかないってグダめいていいるけれど、それって完全に被害妄想の逆恨み!
     確かにお互いを意識し、ライバル視していた感はあるけれど、理仁が何か意地悪した?悪口言った?自分が勝てない相手だからって、勝手に敵視して、距離置いて、挙げ句の果てに、大人になってからも人間関係拗らせて、その責任を全て小学生の頃の幼馴染みに転嫁するなんて、なんのこっちゃ?!「色目使って、客を盗った」って、これみよがしに噂しているモブインストラクターたちと同じレベルじゃん💢同じジムで働く同僚同士になったのに、避けまくるって、それでも社会人かい?
     だから、敢えて問いたい、理仁よ、茉優のどこに惚れたんだい?と…。10年間一途に想っていたのだから、それなりの魅力はあったんだろうな。その事実を、これから読者に納得させるのが、ヒーローたるあなたの使命です。
     茉優の魅力に関しては、ゼロどころかマイナスからのスタート(あくまで個人の見解です)。だからこそ、伸び代しかないはずの彼女の成長を、理仁目線でユル〜く見守っていきたいと思います。

    • 13
  2. 評価:4.000 4.0

    したたか女子、集まれ!

     はっきり言って、主役も準主役も脇役もモブさえも、ほとんど美男美女揃い。そして、結構女子たちがしたたか。だから、ヒロインの蘭でこそ、まだ存在感はあるけれど、ヒーロー(たぶん)奥爾汗に至っては、ただただやんちゃ坊主の子供で、一国の皇帝として、大局を見ているとは思えない。かと言って、他の男性キャラも帯に短し襷に長しで、ヒーローっていう器じゃないし…。結局、傲慢さと私情に振り回されないってあたりで、蘭の独り勝ちか?
     開始当初は、西国の皇帝奥爾汗の命を狙いつつも、そのうち蘭が絆されて?二人に間にロマンスが生まれるんだろうなぁと思いきや、なかなかそんな雰囲気にならない…なんか、奥爾汗は、蘭に転がされっ放し?!うん、こりゃ、うまくいったとしても、尻に敷かれるパターンだな。
     皇帝vs皇帝の駆け引きってだけでもお腹いっぱいなのに、そこに四方位の神獣まで関わってくるもんだから、この先ストーリーがどう転がるのか、まだまだ予測不能。王道路線で蘭と奥爾汗が結ばれるのか、それとも当初の計画どおり蘭が本懐を遂げるのか、はたまた神獣案件で煙に巻いてしまうのか…もう少し先まで、付き合ってみようかと思います。

    • 1
  3. 評価:4.000 4.0

    荒唐無稽、何でもアリのThe韓流

     王家、世子、世子嬪とくると、お、これは韓流時代劇か?の滑り出し。でもそこに、男装、テレパス、異人ばかりの雑技団、兄弟の死の秘密、人身売買、なりすまし、謎の秘密結社、その他etc etc…とくると、1話ずつ読んでいちゃあ、それまでの設定、すっかり忘れちまう!
     ましてや、女子も男子も服装を揃えられた暁には、ん?彼女は、ボハ?リョナ?彼は、コム?トンミョン?みんな無駄に顔面偏差値が高いので、気合いを入れて吹き出しん中読まないと、ここはどこ?私は誰?になっちまう!!
     それでも、想像の超絶斜め上上上の設定に、「何が、どうして、こうなった?!」と戸惑いつつ、続話を待ち望む気持ちを抑えきれない…それが、この作品の魅力です。
     序盤は、ボハが異様な厚化粧をしたり、考えなしに突っ走ったりして、???のヒロインだったのですが、それって中盤以降、彼女が魅力的になるための布石だったのかも…。世子のコムと世子嬪のボハ、比翼連理の如く、二人でいい味を出すようになります。時々、顔がぶっ壊れるのもお約束?もう、慣れました。
     まだまだ紆余曲折がありそうですが、二人の間に子供ができて、幸せになる未来は間違いなさそう…。それを信じて、これからも読み進めていきたいと思います。(でも、無料分もっと増えて〜っ)

    • 3
  4. 評価:4.000 4.0

    週末の片想いをしているのは?

    「お見合いを破談にするための恋人契約」作戦って、この手の設定でよく聞くけれど、本当にうまくいくと思ってんのかな?
    ①ほとんどよく知らない相手を選んでる。人を見る目は確かだって?甘いっ💢たまたま相手がヒロインだからよかったけれど、とんでも女だったら、どーすんの?
    ②うまく破談にできたとして、その後は?いつまでも一人でいたら、元の木阿弥じゃん!詩織の評判だって傷付く。どーしてくれるんだ?
    ③そもそもやり手社長の一哉さん、気難しいと評判とってるくらいだから、お見合い相手の一人や二人、自力でなんとかできるでしょ。それで揺らぐような会社なら、潰れてしまえっ!

    というわけで、本人は自覚してるかどうか知らないけれど、結局は詩織に声をかけた時点で、彼女を選んでいるんだろうな…。
     さあ、詩織よ。ご都合主義のハイスペックイケメン男なんて、家族のために一生懸命頑張ってきたあなたには、もったいない!週末片想いなんて、悠長なことしてないで、しっかりと一哉の心に爪痕を残すんだ!詩織の心を手に入れるために、焦りまくり、ヘタレまくる一哉のアセアセの姿、読者はそれを待っている!

    • 6
  5. 評価:4.000 4.0

    アレキサンデル考

    ネタバレ レビューを表示する

     勧善懲悪モノの異世界ファンタジーでは、基本ヒロイン・ヒーロー推しで、敵役に同情することは滅多にありません。けれども、今作のアレキサンデルとナタリアに対しては、ざまぁだけではなく、いくばくかの憐れみを感じています。
     アレキサンデルは、王家の後継ぎとして生まれてしまったが故に、自分の能力に見合わない荷物を持たされ、結局は自分の首を締めていきます。実力のない王としての焦り、薄い信仰心、そして、エルヴィラへの劣等感が、全ての元凶の始まりでした。ナタリアの行動、言動は腹が立つけれど、彼女もアレキサンデルの虚栄心の犠牲者。アレキサンデルは、あまりにも弱すぎた…。
     ただ、そんな彼を周囲が理解し、適切に手を差し伸べていれば、また結果は違ったのかも…。確かにエルヴィラは、聖女として、婚約者として正しかったかもしれませんが、正論が必ずしも人を救うわけではありません。その意味では、婚約者としてアレキサンデルに寄り添えなかったエルヴィラにも、この騒動の一因があるような気がします。
     さて、アレキサンデルーナタリア編は一段落したものの、エルヴィラとルードルフの周囲には、また新たな問題が…。次は、どんな「同情できる」敵役が登場してくるのか、楽しみに読み進めたいと思います。

    • 0
  6. 評価:4.000 4.0

    京壱、もっと頑張れよっ!

    ネタバレ レビューを表示する

    序盤〜京壱の暗躍…全てはののかを囲い込むため(←腹黒に見えるのは、このあたりだけ。あとは、ほぼ溺愛)
    中後半〜家同士が決めた勘違い婚約者女(名前でさえ書きたくない、存在を抹消したい)が乱入しての、ベタな三角関係。わかっちゃいるけど、イライラモヤモヤ…京壱、もっと頑張れよ!
    終盤〜やっと収束。ああ、しつこかった…。

     溺愛御曹司&フツーの女子高生カップルの幼馴染みあるある物語、ベタっちゃあベタで、王道の安心感はありますが、それにしても、お邪魔虫婚約者女の出現回数が多い💢ここまで相手の話を聞かないって、よほど自分の思いどおりにしかならない人生を送ってきたのか?って感じ。で、彼女の出現頻度が高いため、その分間違いなくイライラしちゃって、星マイナス1。ののかがもっと強く出ていれば、もう少しスッキリしたんだろうけれど、そんなキャラじゃないもんな…。
     京壱の腹黒溺愛っぷりと、ののかの天然っぷりは推しです。家柄を鼻にかけた、お邪魔虫勘違い婚約者もどき女に耐えらそうな方は、ぜひぜひ最終話までお楽しみください。

    • 0
  7. 評価:4.000 4.0

    狼ユーリは推せます!

     この手の異世界ファンタジーに多い設定が、「髪の毛や瞳の色が違う」「特殊能力をもたない」等の理由で、異様に差別されるというもの。結果的に、それらを認める人々の共感と称賛によって、主人公たちはハッピーエンドを迎えるのだから、決して差別礼讃ではないはずですが、個人的にはどうにもスッキリしません。
     本作のヒロインエレナも「無能」であるが故に、家族から虐げられて生きてきました。にも関わらず、ここまで人を疑うことなく、純真に成長できたのは、生まれもった気質だったからか、単に「逆」純粋培養だったからか…。とにかく、前半はエレナと狼ユーリ・人間ユーリとのやり取りが、天然かつギャグテイストてんこ盛りで、クスクス笑いながら読めちゃいます。おすすめです。
     その分、後半が惜しかった…特に、ユーリに呪いがかけられた件。えぇ〜っ、それじゃあ、とばっちりぃ?そんなんで、いいのぉ?感が否めないのですが、皆様はいかがでしょうか。
     最後の取ってつけた感がなければ、最高評価つけたかったなぁ。とにかく狼ユーリは、いろんな意味で推せますよ。

    • 1
  8. 評価:4.000 4.0

    キラト先生っぽくないかも???

     キラト瑠香先生は好きな作家さんの一人なので、楽しみに紐解いてみましたが、ん?なんか違ぁ〜う…。フルカラーのためか、キラト先生独特の透明感っつーか、儚さっつーか、そんな感じが欠けた印象。中間色多めの色彩で、これはこれでよいのですがね…。
     それから、ストーリー。思った以上にギャグテイストが入っていて、これも、これまでのキラト先生の作風とちょっと異なる印象で、ん?新境地開拓?シナリオが他の方だからなのかな?
     さて、内容は王道の契約結婚ーま、タイトルが「ビジネス婚」だから、今さらか。でも、司さん、会って2回目の雅にビジネス婚をもちかけるなんて、軽い?それとも、少しはシンパシー感じた?これまで彼女が途切れたことがなく、28歳にして元カノ20人の司が、雅とどのように向き合っていくのか楽しみです。
     取り敢えず「ビジネス婚」にコマを進めた二人ですが、司を思いどおりにしようとする彼の父親を筆頭に、元カノ、元カレ、シン・お見合い相手etc、ありとあらゆる邪魔が入りそうで、これから相当覚悟が必要そう、雅と司も、読者も…。途中、どうグジャグジャしても、それはそれで仕方がない!最終的に、溺愛司が待っていれば、それで良いので、シナリオ担当者様、よろしくお願いしま〜す!

    • 5
  9. 評価:4.000 4.0

    これはまぎれもない物語詐欺ですっ!

    ネタバレ レビューを表示する

     伯爵家を存続させるために、契約結婚を目論んだレイリン。どうせ期間限定なのだから、後腐れのないよう準男爵と結婚したと思ったら、実は帝国にとって重要人物であり、大公位をもつ高位貴族の男だった…で、「結婚詐欺」かーという雰囲気でした、途中までは。
     だから、序盤は陳腐なドタバタ劇の様相。なぜ冷酷なカリアードが、こうもレイリンに懐くのかということも疑問で、画は綺麗なものの、今ひとつストーリーには魅力を感じませんでした。
     風向きが変わったのは、大地の女神アルベラが、侍女ベラとして登場してきたあたりから…え?神様たち?え?封印?え?レイリンはカリアードに安らぎを与える「星の欠片」?え?カリアードは神々を封印するために造られた存在…?転生は転生でも、こっち方面の転生だったかぁー。レイリンとカリアードのドタバタラブコメが、今や、壮大な?転生神話物語に進化しつつあります。
     身分詐称の結婚詐欺どころか、普通の人間でさえなかったカリアード、そして、レイリンよ、お前もか?単なるラブコメを期待していた読者にとって、これはまぎれもない物語詐欺ですっ!

    • 3
  10. 評価:4.000 4.0

    マイ・フェア・レディ王子版

     最近では珍しい異世界転生ファンタジーではない設定、そして、王子様が全く王子様らしくない!ということで、ちょっと毛色の違う物語の始まりです。
     ただし、家族の情愛が全く欠けているという歪んだ世界観は、相変わらず。何をどうしてどうなれば、こんな人格的に欠損した兄や妹ができるの?教育のせい?それとも、たまたまみんな、サイコパス家系ってことですかい?主人公たちとの差を、より鮮烈にするための設定なのでしょうが、いつ読んでも気持ちのよいものではありません。
     見たところ、生意気殿下第2王子ジルは、根っこのところで父王にそっくり。ヤンチャな性格とか、髪色とか…そして、全体を俯瞰する能力も。スラムで育っていなければ、なかなか頼もしい王子様に成長していたはず。そのあたりの事情も、追々説明があるんだろうな。
     さて、目下の興味は、エリシアとジルに恋愛感情が生まれるかどうかということ。今のところ、教師と生徒、姉と弟という感じですが、それだけじゃ盛り上がらない!エリシア&ジルのざまぁ案件+ジルのマイ・フェア・レディ案件+二人の♡案件の揃い踏みで、このお話、もっと面白くなるはず。スッキリ展開を期待しています。

    • 42

設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています