Mayayaさんの投稿一覧

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作品レビュー
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111 - 120件目/全600件

  1. 評価:5.000 5.0

    TVドラマより断然よい!

     このお話を知ったきっかけは、配役がジャニー○尽くしのテレビドラマ。第一印象は「キャスティング、ホントにこれでよいの?」だから、原作にやって来ました。A:その答えは「絶対、清水ユウ先生の原作のほうがよい!」スイが微妙に今イチな上に、ときたかのイメージ全然違うし〜で、三次元化の難しさを改めて感じました。
     本編は、2、3話ずつのひとまとまり構成で、飽きずに焦れずに読み続けることができます。さして面白くもない人間関係が、お話の中にぶっ込まれてくることもなく、優しくあたたかく美味しい時間が流れます。現実の街から「喫茶店」がどんどん姿を消し、大手コーヒースタンドチェーンに置き換わってしまった昨今、せめて漫画の中だけでも、鹿楓堂みたいな和喫茶を大事にできる世界であり続けたいなと、切に願って止みません。

    • 7
  2. 評価:4.000 4.0

    星2→星4 地に足の着いた物語

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     実は白黒版で途中まで読んでいたのですが、頑固でグイグイ来る舞衣子と流され気味の晴海さんとが、どうしてもお似合いの夫婦に見えず、課金ゾーンに入ったのを機に、途中離脱しました。評価は星2。今回、せっかく最後まで読む機会をもらえたので、理音登場のあたりから読み直したのですが、これが思いの外よくって、びっくり、評価4にUP↑ 前回、最後まで読まずに低いレビューを書いてしまって、作者さんに失礼だったなあと深く反省しています。フルカラー版だと、表情の微妙なニュアンスも分かりやすくて、舞衣子にぴったり!よい感じだし…。
     何がいいって、価値観の違いを埋め合いながら、お互い歩み寄ろうとする2人の姿かな? 子どものことも、お互い十分に納得してからだったしね。結婚に必要な覚悟とスタンスを、舞衣子と晴海さんの姿から学ばせてもらったような気がします。
    「年の差でもいい」ではなく、「年の差だからいい」でもなく、「舞衣子と晴海」だったからよかった「年の差婚」 声に出したり、文字に残したりしながら、気持ちを伝えていきたいと、改めて思わせてくれる作品でした。

    • 8
  3. 評価:5.000 5.0

    絶不調にもほどがある(笑)

     絶不調ということで、いつも機嫌が良くないとか、絶望的に運がないとか、そういうイメージをもって読み始めましたが、アララ本当の意味で絶不調!(笑)。ニネイナ、せっかく物語のヒロインに据えられたのに、そりゃないよねぇ…。でも、彼女の必死さが笑えて、そして勇気を貰えるんです。
     このお話、とにかく不思議不思議が複雑に絡まって、1話でも読み飛ばすと、ここはどこ?ワタシハダレ?の世界に突き落とされるかもしれません。前公爵のタルシーが、息子のルベニオと孫のニネイナの命を、何故執拗に狙うのかは、途中で明らかにされますが、それ以外にも、不思議はいっぱい!謎に満ちたガイシャの正体、ニネイナの魂に刻まれた秘密、ガイシャとニネイナの繋がり、本来ヒロインであったはずのメイアの運命etc…これ、本当に回収できるんですよね?
     でも、一番の気がかりは、やっぱりニネイナの生存。ガイシャや聖遺物の力を借りながら、一時的に元気にはなるものの、根本的に治ったわけではない。そして、自らの死を願っていたガイシャの心は、ニネイナと接することで、生きる力を取り戻せるのか…体が壊れているニネイナと心が壊れているガイシャの、二人の再生物語、ちょっと面倒くさいけれど、やっぱり星5です。

    • 6
  4. 評価:5.000 5.0

    タグに「純愛」とありますが

     タグに「純愛」とありますが、決してプラトニックというわけではありません。きちんと?「体験」もしています。それでもこの二人、「純愛」なんです。特に、この男子の一途さは、全ての女子にとって超理想、超嬉しい、超夢のような展開です。あー、誰かたった一人でいい(ただし、必要最低限の好みの基準は満たして欲しいけれど…)、こんなに想ってくれる相手がいたら、それだけで生きていけそう…。
     漫画としては、面白い手法。どちらかというと、一枚絵にたくさん「ほのぼの」を詰め込んだ感じ。これ、簡単そうで、結構大変でしょ。だって、どの台詞も絵に合っていないといけないから。二人の声の感じを想像しながら読むと、すっごく楽しいので、この読み方、ぜひおすすめします。
     画の雰囲気も、大好き。水彩画調の優しい色彩のためか、カラー漫画にありがちなべったり感がなく、繊細な画を引き立てています。「プロポーズ」までいったので、もう最終話?!と焦りましたが、どこからでもエピソードを広げられるこの作品、まだまだ私たちを楽しませてくれそうです。
     ところで、この主人公二人の名前、どこかで紹介されてましたっけ?

    • 6
  5. 評価:4.000 4.0

    またバカ親とアホ妹か…

    「聖女」が関わる物語って、なぜにこうも身内がアホで腹黒なんだろう…。それも、今回は正真正銘の家族だし…親、妹の育て方を完全に間違ったね。子育ての失敗、いつか自分に跳ね返るよ、必ず。
     それはさておき、この物語の聖女の定義は、なかなかに斬新。神聖力だか何だか、得体の知れない力に頼るのではなく、科学的な知識を駆使して領民の生活を守る…うん、こちらのほうが、「聖女伝説」として信憑性がある。努力と工夫が功を奏しての「奇跡」の積み重ねが、「伝説」や「聖女」を誕生させるのだろうから。
     ただ、ちょっと残念なのが、「農業」の知識が、やや付け焼き刃的なところ。「農強」を謳うなら、もう少し最新の農業情報に基づいて、考証してほしかったかも。例えば「やませ」は、米が不作なのであって、小麦は大丈夫なのですよ。フィクションだから、事実と異なっても、構わないか…。
     自分の仕事に、真剣に取り組むアリシアたちと、対照的に、形だけ整えて、実際には全くやる気のないお飾り聖女ノエル周辺と、さりげなく?現代女子のお仕事事情も反映されていて、次の展開が気になります。新しいタイプの「聖女物語」として、これからも楽しんでいけそうです。

    • 7
  6. 評価:5.000 5.0

    タグに「甘エロ」「お色気」がないぞ〜!

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     異世界召喚お仕事ファンタジーだと思って読んでいたら、おっと大変!途中から、PG12、いえいえR15レベルの?TLゾーンに突入!レオンく〜ん、カタブツそうに見えていて、やっぱり君もおとこのこだったんかーい♡という展開です。
     ヒロインの莉奈が不憫だったのは、最初のほうだけ。第二騎士団の下働きとして引き取られてからは、家事をやらされていたスキルを生かして、どんどん自分の居場所を拡げていきます。そこで、レオン団長に愛されるだけでも、十分面白い展開だったのに、実はリナのほうが神子であることが判明して…以降は、もうリナの独壇場!彼女を虐げていた従姉の真由及び叔父一家に対しても、しっかりと断罪イベントが用意されているので、ざまぁスッキリ間違いなしです。
     唯一モヤるところは、レオンがリナに惚れるきっかけが、メガネなしのリナの素顔が、超美人だったこと。確かに厚底メガネじゃ魅力に欠けるだろうし、本当の美人は、メガネのあるなしで随分印象が変わるけれど、メガネ美人って言葉もあるんよ。そこはメガネを掛けた状態のリナに、惚れたってことにしてほしかったかなあ…な〜んて贅沢をいいつつも、星5の満足度です。

    • 6
  7. 評価:5.000 5.0

    まずは第一部終了、続きは…

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     テレビドラマの1クールではないけれど、13話でとりあえず第一部終了…という感じかな?フローラが、王家の出した「王子の婚約者候補」の条件にぴったり?あったり前じゃん!だって「フローラを探すため」に、王子レイノルが出した条件だったんだから…。もうこの時点で、王子サマの溺愛路線決定です。
     異世界ファンタジーには珍しく、ヒーローがメガネ男子。知的で、誠実なキャラは、七里先生の画で魅力倍増。フローラが「平凡」を諦めてでも、想いを貫きたくなった気持ちが分かります。
     そして、フローラ。地味女子姿でも十分可愛いのに、本来のブロンドストレートヘアに戻ったときの美しいこと、さすが聖女の末裔です。こりゃ、間違いなくヒロインの器だわ。
     14話以降は、婚約者同士になったフローラとレイノルのイチャコラを、堪能できると期待しているのですが、むむ?何やら気になる新キャラ登場かもかも?フローラの力も未知数の部分がありそうだし、まだまだ興味は尽きません。けれども、王子サマの溺愛路線だけは決定事項なので(あくまで個人の意見です)、安心して楽しんでいこうと思います。もちろん、星5です。

    • 6
  8. 評価:5.000 5.0

    傲慢さが癖になる

     初めの頃のジニー(知依)の印象…なんじゅあ、この女ぁ〜!主人公としてのプライドないのかぁ〜っと叫びたくなるほど、我儘で、自分勝手で、傲慢で、いけすかない子でした。それもそのはず、日本人JKとして真面目に勉学に取り組んでいた反動が、一気に噴き出た上に、年端もいかぬ7歳児(あれ?もっと下だっけ?)、聞き分けのよいほうが、むしろ不思議でしょう。けれども、ジニーと精霊を追う旅をしているうちに、その傲慢さを彼女の個性として受け入れられるようになってくるから、人の心は分からない。ジニー自身も、着実に成長を続けてるので、その魅力(外見も含め)、絶賛進化中です。
     知依の実年齢を超えて、精霊を操る力にますます磨きがかかり、味方?信望者?を増やしつつあるジニーの冒険から、今は目が離せません。このままこの世界に留まるのか、それとも元の世界に戻るのか、それとも…画の美しさも+αで星5、おススメです。

    • 6
  9. 評価:5.000 5.0

    イタすぎて、悶絶して、共感して

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     初めは、お節介なオネエがオクテ喪女(喪女って言葉、好きぢゃないんですけれど…。女を馬鹿にし過ぎてない?早く消えて無くなれ。)を、勝手に押し付けプロデュースして、誰かいいヒトとでもくっつけて、めでたしめでたしにしちゃうんかな〜と思って呼んでいたのですが、とんでもない!こんなに、独身女性の気持ちに寄り添った(それも、嫌になるくらい)お話は、今までなかったかも!と思えるほど嵌まってしまいました。
     初めてまともに好きになった人が、オネエだったら…?う〜ん、悩みますよね〜。でも、オネエとして知り合って、それで好きになったのだから、アリじゃない?だって、結婚って「異性」として好きになる以上に、「人」として好きにならなきゃ続かないから。むしろ、これから二人がどうやって仲を深め、この関係を世間に認知させていくのか、そっちのほうが興味津々。オネエの弁護士が仕事の依頼モリモリで、オネエのパパが堂々と子供の授業参観に行って、そんな家族を元喪女の藤子が、肝っ玉かあさんの如くガッチリとコントロールして…そんな結末を期待するのは、私だけ?理想論と言われてもいい、でも、そんな寛容な社会が、もうそこまで来ているような気がします。
     藤子と小柳さんのことだけで、ここまで書いちゃったけれど、友達の久美もきよ香も、そして、ももさえも藤子を取り巻く登場人物全て、とっても魅力的。みんな、自分にとって納得のいく道を見い出して、幸せになってほしいなあ。あくまで主軸は、藤子と小柳さんの物語だけれど、群像劇の趣も醸し出しています。今、最も続きとラストが気になる、イタすぎて、悶絶して、共感できる女性漫画、今更だけれど星5でお薦めです。痛さを翌日に持ち越したくない人には、一気読みがおすすめよ〜。(小柳風)

    • 6
  10. 評価:4.000 4.0

    みんな面倒くさくて、みんな愛おしい

     4人の主な登場人物が、まあ、こりゃ、面倒くさい!平凡につつがなく育ってきた子は、一人もおらず、全員家族絡みの屈折した何かを抱えたまま、大人になっている。
     一番「普通」っぽいのは、月村さんかな?それでも親に背いて、自分の進みたい道に進んだところまではよかったものの、恋人の水晶の裏切りにあって職を失い、自分を持て余している状態。俊文さんは、親の呪縛から逃れようと四苦八苦していたところに、これまた水晶の裏切りが重なったし…。主人公勅使原貴乃は、父親を自死で失い、母親も頼りにできなかったので、自然と強くならざるを得なかったはず。そして、最もヒールで最も愛おしいのは、直志水晶(何というネーミングだ!)この女、生活に困窮する境遇から何とか這い上がろうとして、都合よく人を利用しながら、幸せを掴み取ろうとします。主人公の貴乃より可愛い顔をしているから、余計話がややこしい…。同性に敵をつくるタイプだわ、あれは。
     この面倒くさい人たちを、面倒くさい関係で縛るから、後半は伏線回収におおわらわ!元恋人同士?上司と部下?婚約者候補?同居人?あ“〜っ、面倒くさい!でも、面倒くさいからこそ、一人一人の内面が浮き彫りになって、ついつい読み続けてしまう良作となっているかもです!

    • 7
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