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まだまだ序盤ですが、主人公の菜々緒が猿の妖に連れ去られるまで婚約者だった白蓮寺家の若様と、菜々緒の従姉妹の暁美に対して物凄く腹が立ちます。
幼い菜々緒を結界の外へと連れ出し、まんまと陥れ、婚約者の座を奪った上、自分はおいしいところだけ頂戴し、成すべき重要なお役目は菜々緒に押し付けている暁美には虫唾が走ります。
菜々緒が将来とても美しい女性に成長するからと
猿のお面をつけさせ、人前で外すことを禁じた
白蓮寺家当主にも憤りを感じます。
ですが、そのお陰で夜行様に見初められ
おかしな里から抜け出せたと考えたらある意味
良かったのか…とも思ったり。
まだまだこれから菜々緒と夜行がどのようにして
関係を深めていくのか楽しみです。
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傷モノの花嫁~虐げられた私が、皇國の鬼神に見初められた理由~ 分冊版