【ネタバレあり】夜明けの唄【電子限定描き下ろし付】のレビューと感想（11ページ目）

BLでは収まらない壮大なストーリー

幼いアルトが黒い海からやって来る化け物と戦う戦巫女エルヴァ様に憧れをもちお世話をして行く過程で
憧れから恋心を抱きエルヴァ様の心の支えになっていくお話。

世界観が独特で異世界ファンタジーかと思いきや現代の話だけど隔離された島での話。戦巫女はエルヴァ様以外にもいるけどみんな孤独で村人達を守ってるのに遠巻きに見られているのがとても寂しい。

アルトは不思議な力を持っていて黒い化け物か何なのかどこから来るのか、なぜ戦巫女が戦わないといけないのか日常の二人のほのぼのイチャイチャ話にそんなミステリーサスペンスな内容もあります。

絵がとてもキレイ、アルトもエルヴァ様も魅力的なキャラクターでついつい話に惹き込まれてしまいます

BLは気にならない

それより内容の方が気になって読み進めてしまってます。
まだ途中ですが…ちょっと切なくなりますね。
黒い海の向こうで二人が幸せになれたらいいなーと思いながら読んでます。

これは惹きつけられる物語

海に現れる黒い怪物と戦い覡と讃えられも、その実態は死ぬまで戦い小屋に閉じ込められるエルヴァ。
前覡が死んだ時に白髪となった少年が次の覡となる。

覡小屋に供え物を届けにいった少年アルトはエルヴァと出会いその神秘的な美しさ強さに惹かれていく。

久しぶりに読むBLですが…これは本当に美しい！！
エルヴァもアルトも魅力的で、世界観も綺麗で一気に惹きつけられました。
世界観は違いますが、BANANA FISHを思い出す……。

覡は一人ではなく、東西南北に存在するようです。他の覡の登場も楽しみです。
絶対に読み切りたい作品がまた１つ増えました🥺

私もちょっと気味悪いかも。blものって他のものより美しさを第一に考えてしまうから、だめだなーって思うけど、、。

繊細で美しい絵も謎がまだまだ残りつつ進んでいく物語も最高すぎました。広告から飛んできてハマってます。キャラクターそれぞれに魅力があって、物語が進むにつれてそれぞれの動向が気になって仕方ないです。

キレイな絵柄です。年下ワンコ（多分攻め）です。早く続きが読みたくてたまりません！今後どのような展開になるのか！

最高すぎる

もう本当に最高です。神作です。
言葉に表せないぐらい凄い。
漫画で泣いたの初めてかもしれません。
アルトが無事だと、無傷だと分かっているのに覡様と出会った瞬間、涙が止まらなくなりました。
絵も綺麗で、終始心臓がうるさかったです。
最後にもう一度言います。
最高です。言葉に表せないぐらい最高で、全てが凄すぎます。
作者様もアルトも覡様も大好きです

BL枠にとどまらない、壮大なストーリーです。
絵も綺麗だし、ストーリーも緻密に練られているなと感心しながら読んでいます。
まさかの、現代のお話だったとは、ビックリ。
エルヴァ様とアルトが、早く穏やかで平和に暮らせる日がきますように。

真っ黒な海

こどものころ、夏休みに訪れた海辺のキャンプ。何もかも飲み込んでしまいそうな夜の真っ黒な海が怖くて、でも美しくて、夜な夜なテントから抜け出して飽きずに眺めていた。
作品を読んで思い出したのは、そのときの光景や胸の高鳴りでした。

思い出話はさておき。
異世界ファンタジーだと思って読んでいたところ、まさかの現代（と言っていいのか）のどこかに存在する箱庭的な設定の世界。
異世界ファンタジーとして読んでいる間も、世界観や設定の細かさに驚き通しでしたが、その種明かしのシーンのハラハラ感や、真実がわかるにつれてこのストーリーの上で「世界」が広がり、情報量が増えるごとにどんどんとのめり込み、夢中になる自分がいて、一気に現段階での配信分全て読み進めてしまいました。
実は現代とわかるところで出てくるガジェットやそこから得られる情報によって展開が進む流れもとても自然。

現代にも通じる社会のテーマも押し付けがましくなく盛り込まれていて、ファンタジーとして楽しんでいたはずが、サスペンスやヒューマンドラマとしての魅力にどハマりしました。
登場人物も、悪役含め、嫌悪こそしても完全に否定しきれない人間味を感じました。

これだけ緻密な世界観とストーリーをベースに、BL漫画的コミカルなシーンや恋模様や性の描写があれば浮いてしまう可能性もあるところ、違和感なく作品の魅力を深める要素になっているので、BLに触れたことがない友人・知人にも、好きな作品としておすすめしたくなりそうです。
往年の良質なBL作品に通じる骨の太さのようなものを感じました。
続きも心より楽しみにしています！

泣ける

エルヴァ様が美しい。アルトがいることで黒い痣が薄くなっているのが不思議。それにアルトだけ海の黒いやつに攻撃されないのも何かがあるんだろう？