みんなのレビューと感想「夜明けの唄【単行本版】」（ネタバレ非表示）

星50000個つけたい！

なんで今まで読まなかった！私！！
と思うほどハマりました！
BL興味ないし…と思ってましたが、キレイな絵に惹かれて読んでみて沼りました。

主人公二人がお互いをとても大切にするところも尊いし、他のキャラも個性豊かで好感がもてます！

ストーリーは中世ファンタジーかと思いきや途中からまさかの展開！！
ちょいちょい出てくる大型忠犬や笑いどころもたまりません！

早く続きを読みたいけどなんだかもったいなくて大切に大切に読んでます。

評価が星5つしかないのが悔しい！
50000点！いや5億点つけたいです！

これがデビュー作というのが恐ろしい…

素晴らしく繊細で美しい画力は数ページ見たら分かると思うのですが、ストーリーもとても骨太

ファンタジーだけど絶妙な現実感、そして悲しく苦しいほどのリアリティー、一瞬で作者の描く世界観にひきこまれてしまい、普段は渋い自分も課金が止まりませんでした
これがデビュー作って凄すぎませんか、本当に恐ろしいほどの才能です

ジャンルとしてはBLだけどそこは薄いのでこのジャンルを好まない人でも気にならないと思う(陽だまりが聴こえる、くらいの感じです)

骨太なストーリー展開、最後まで見届けたいです

好きすぎる

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これデビュー作ってマ…？！？！
たまたま目に止まって読み始めたらぐんぐん引き込まれて続き気になって仕方ないです
絵も世界観も好きすぎる…！
少年から大人へ移りゆく狭間の絶妙な時期っていいですよね…なんかロマンだなと。
2人それぞれがそれぞれの思いを抱えながら大人になっていく。
どうかエルヴァ様も他の覡様も、アルトのような存在に救われて欲しい。少しでも長く。できることならずっと。
続き気になりすぎて課金しようかなってなりつつも、チャージ無料だしな…て粘ってたけど、この際もうコミックほしー！って調べたら普通に4巻まで出てたしドラマCDまで出てた笑
買ってきます三┏( ^o^)┛

やっぱりこういうちゃんとした漫画が
いいですね。
夫に復讐するとか
恋人に裏切られるとかで
そこで立ち止まって
いつまでも何か
グダグダやってるコミックが
多すぎる中、
絵も綺麗で世界観があり
時々笑ってしまう描写が入っていて
とても丁寧なストーリーだと思います。
作者の方はおそらく平成生まれの方だと
思いますが
昭和の頃の有名な漫画家の方達に
久々に出会ったような感じです。

最高すぎる

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夢中になっています！異世界ファンタジーかと思いきや、世界から隔絶された箱庭の物語。この独特の世界観が面白く、ふたりの主人公がこれまた可愛くて！無料分を読んだところで、これはたまらない！全巻購入だ！とコミック5巻をまとめ買いしました。(電子より紙派です)ところがです！覡様の秘密を紐解いていくうち、だんだんと不穏な空気になっていきます。次々色々なことがわかっていき、とうとう5巻ではどうすることもできない現実を叩きつけられてしまいます(泣)ふたりの幸せな生活だけを望む身からすると、辛くてたまらない…救いはコミック表紙裏に載っていた作者様の言葉。これによると、まだ数巻続けるとのこと。どうかどうか帯通りの救済の物語であって欲しいと心から願います。そして作者様、こんな素敵な物語を届けてくださってありがとうございます。最後まで見届けます！見届けさせてください！

萩尾望都・山岸涼子・竹宮恵子を彷彿

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　萩尾望都・山岸涼子・竹宮恵子という天才たちのオリジナル作品で 青春時代を過ごした60代です。久しぶりに10代のあの時と同じようなドキドキするような興奮に包まれました。なんて幸せなんでしょう。
　もちろん紙とペンの時代と比べれば 今は作家さんどなたもレベルが違って素晴らしい。でもこの作品はなにかもっと頭一つ二つ抜けていく感じがあります。単なるBLロマンスに終わらせない 不安と疑問を感じながらすすむ精緻な世界観。そしてそれを支える素晴らしい画力。モブキャラや背景に至るまで本当に美しく またキャラごとの表現の描き分けもすごい。本当に参りました。
　キャラクターも思わず心を寄せたくなるような魅力にあふれています。『ポーの一族』のエドガーを彷彿とさせるような繊細なタッチで描かれる美貌のエルヴァ。『日出づる国の天子』の毛人を思い起こさせる 愛情いっぱいのおおらかなアルト。
しかもこのワンコキャラのアルトはお子様という設定からのスタート。成長後 アルトが少年の姿のエルヴァを支えながら絡み合うのを見てドキドキしてしまいました。タフで明るい献身的な年下パートナーに 愛され世話され救済される繊細なトラウマもちの少年エルヴァ。女性にとってはたまらない設定ではないでしょうか？この後 彼らを取り巻く複雑な世界観がどう展開されていくのか 本当に楽しみです。

何回も読めます

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『お前を受け入れる』→無料分終わり→課金…の人多いんじゃないんでしょうか。(私はそうでした…ここで止めるのムリでしょw)
キャラクター、テーマ、世界観、ストーリー展開、人体造形含めた絵の美しさ、全部が好きで繰り返し読んでます。
実は現代でした、の設定も生かされていて、エルヴァ様がスマホから性知識を得るところとかも自然だし面白い。
事実が明らかになるにつれ物語がかなり重くなってきたので、ホンワカラブ展開が不足ですが、マジでハッピーエンドお願いします！
皆さんのレビューにも書かれているとおりBL要素は薄めながら、至る過程が丁寧な分ついに…という感動があります。

BL枠に収まらない一大スペクタクル

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・画力とコマ割り等の表現力
・心理描写
・物語と構成、世界観
・笑うポイントの頻度とセンス
・人物の造形や設定

をプロットしたら、限りなく正五角形に近い完成度の作品だと思います。
恋愛の展開(縦糸)は読者の感情を激しく揺さぶるし、舞台となる島を巡るミステリー(横糸)も骨太で、読み応えがあります。
読んでいて登場人物に感情移入してしまうのも、それぞれの境遇や感情が丁寧に描かれ、また計算されているからと感じました。
使命感と厭世観から必死に自分を保ってきたのに、愛を知って戸惑いや恐怖が生まれて揺らいでしまう、とか、
自分の体に対する不安や、仲間を差し置いて成長し幸せになる罪悪感、とか、
社会に触れることで、絶対だと信じて従ってきた価値観(心理学的に言うグレートマザー)に違和感を覚え、脱却のために対峙する、とか、
自分の絶望的な行く末と境遇から、人を想うことを躊躇う、とか、
話の展開や心理描写がいちいち深くてえぐられます。
実は現代のお話でした、という点は好みが別れるところと思いますが、私は、読み進めれば違和感がなくなりましたし、島からの解放というベクトルへ向かうなら充分あると思います。
ただ、児童虐待シーンは本当に胸が痛いです…
社会全体が子どもの犠牲を潔しとしてのうのうと平和を貪る様や、弱者を引き摺り込むグルーミングやセカンドレ○プ等…読んでて苦しい…
どうかみんな幸せになれますように。。

なるほどね…

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これは…皆さんハマってしまう訳だ。BLはあまり興味ない。いやむしろ苦手w
けど、レビューがすごい数でみなさん絶賛だったので、気になって無料分読み始めたら…ハイッ。あれよあれよと無料分終わりました。
そりゃあんなトコで終わったら続き気になるよねwってか、濡れ場よりもストーリーの先が気になって！
しかし、途中BLに対しての偏見？とかも本当に無く、純粋に色んな枠を越えたこの不思議な世界観へ引き込まれてしまった。
面白い。初BL課金しちゃいます。

出会えなかったら、きっと後悔した作品です

こういう読者に本気でぶつかってくる内容の漫画に久しぶりに出会いました。

昭和の名作を生み出した、偉大な漫画家の先生方の息づかいが作品の色々なところに感じられます。

そして圧倒的な画力とストーリー展開。

話の構成が深く、扱っているテーマも「人が人を愛するとはどういうことか」と、かなり重い。でも、ところどころに軽いタッチのやり取りが差し込まれていて、軽重のバランスもいいです。

5巻からは竹宮先生の『風と木の詩』、萩尾先生の『トーマの心臓』、原作版の『風の谷のナウシカ』くらいのダークさと重さがあるので、これから読む方は腹をくくった方がいいです。

作者様もゴリゴリにメンタル削ってこの作品を生み出してそう。これからも楽しみです。

年代が上の方が読むと、どこか懐かしい風が吹いていて、若い方が読むと新しい風が吹いている、すごく素敵な作品です。

BLジャンルですが、主人公のエルヴァが神の遣いといったポジションであまり男性味が強くなく、描写もグロくないので、初めてこのジャンルを読む方でも読みやすいと思います。

ぜひ色々な方に読んでほしい！！