【ネタバレあり】俺しか知らないカラダのレビューと感想（2ページ目）

優等生の石黒が高校卒業式の日に決死の覚悟で同級生の高橋に
「セッ・ク・スしてくれないか、一度でいいから。」と頼むこむところからお話は始まる。
高橋は女の子に全く困らないほどモテるし遊んでいる高校生だった。

でも、好奇心から石黒の頼みをきいて、彼を抱く。
それは思っても見なかったほど、石黒の身体は高橋に反応し、高橋もそれに呼応するように感じるのだった。

石黒がとにかく可愛い。
とっても臆病でそれでいて、高橋の身体で感じていることに強かなものさえ感じた。
快感に素直というか、これ以上ないという思いがそうさせるのか全身でぶつかろうとする心と身体が切なかった。

そんな石黒に寧ろ高橋の方が嵌っていき、征服欲というか庇護欲というかもっとよくしてやりたいとか
もっと感じて欲しいとか、思うようになっていく。

途中からは悠馬、良平と名前呼びになったところでもきゅんと来た。

ただ単なる体をつなげることだけではなく、お互いの心も繋がっていく様は読んでいて楽しかったしなんか切なかった。
凄く深いなぁと思った。

えちシーンは結構激しめだけど、汚らしくなくあまりBLに慣れていない方でも大丈夫だと思います。
ただただシてるだけではないので、静かに進んでいくお話がすきなひとにお薦めです。

健気受けがイイ！

卒業式の日に陽キャに告る陰キャ。でも内容が〇ックスしてほしい！興味持っちゃう陽キャ！そしてその身体に、健気陰キャにハマる！陰キャが健気でかわいい！

控えめに言って

最高だった。
表情があまり変わらない悠馬が良平を見る時、思う時だけ、瞳が微かに揺れるような感じ？好きが溢れそうででも僕なんかがみたいな切なさと戸惑いが堪らなくて。
良平のハマらないと言いながら気付いたらどっぷり悠馬に溺れていたのもわかる。
様々なBLを読んできたワタシだけど、久々ワクワクとドキドキが入り混じって変な気持ちの昂りを感じるストーリーでちょっと興奮が抑えきれなかった。笑

お話の内容としては面白いと思いましたが、高橋の顔がどうしてもおじさんに見えてしまって、内容に入り込めませんでした。

このお話、大好き！
始めはただの興味でしかなかったのにどんどん攻めくん受けくんに溺れていく。
会話や心の声からいろんな気持ちが溢れ出して、何度も読み返しては想像し、ニヤニヤしちゃいます。
ただ、私がどうしても気になっちゃうのが、攻めくんの表情。とてもイケメンなんだけど、表情が乏しいというか…目を細めている所が多くて…優しい表情なので、もちろん嫌じゃないんだけど、もちょっと色んな表情見れるとよかったなと…。好きな方すみません！
あと、いろんな方のご指摘通り、終わり方が、んんん！となってしまいます。何度読んでも(笑)
でも続編があるから大丈夫！
何度も読み返しては、はぁ〜っと幸せになる作品です。続編もステキですのでぜひ！

受けの気持ちを考えると切ない

本当に陰と陽な真逆な主人公２人が徐々に近くなっていく過程が読んでいて切ない。
受けの健気で一途な気持ち、きっと結ばれないと思っている相手に１度だけでいいからなんて一体どんな思いで伝えたんだろうと考えると泣きそうになる。

落ちていく

石黒が本当に健気で、可愛らしいし、応援したくなりました。一喜一憂して、切なくなることもありましたが、だんだん執着しない遊び人の高橋が落ちていく感じが良かったです。

石黒くんの健気さに比べ…高橋くんのツンケンした感じ…このギャップ？溝？？にかなりヒヤヒヤでしたが、蓋をあけたら😆♫

受けの子がとっても健気でそんなに好かれたらそりゃあ落ちますよって感じでした！でも
なかなか自分の気持ちの変化に納得？理解？してないっぽい攻めもまたかわいい

良すぎる

告白された高橋が石黒を身体を重ねながら、身体から好きになった。
具体的にどこが好き？とか描かれていないのは受け石黒も一緒。突然、感覚的に好きになって告白して身体を重ね続けたながれで、高橋も手放せない気持ちになったようだ。エ○チシーンばっかりで、その描写は繊細でとてもリアル。絵も美しい。ただ、恋人同士になる過程がフワッとした感じ。BLは非現実な要素も多々あるので、作品としてはあり！