マンガ大賞2025:ノミネート10作品発表 「ふつうの軽音部」 和山やま「女の園の星」、田村隆平「COSMOS」
配信日:2025/01/21 13:18
マンガに精通する書店員らが「その年一番面白いと思ったマンガ」を選ぶ「マンガ大賞2025」(実行委員会主催)のノミネート作品が1月21日、発表された。集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」で連載中の「ふつうの軽音部」、「カラオケ行こ!」などで知られる和山やまさんの「女の園の星」、「べるぜバブ」などで知られる田村隆平さんの「COSMOS」など10作品が選ばれた。
「マンガ大賞」は2008年に創設されたマンガ賞で、マンガ家、編集者、ブックデザイナーなどマンガが売れることに直接の利害関係がある関係者が審査に関与しないのが特徴。大賞に選ばれた作品は注目を集めて売り上げが一気に伸び、アニメ化や映画化などのメディア展開につながることもある。
今回は2024年1月1日~12月31日にコミックスが出版され、通巻8巻以内のマンガ(過去の大賞は除く)が対象。
過去の大賞は、末次由紀さんの「ちはやふる」や、羽海野チカさんの「3月のライオン」、柳本光晴さんの「響~小説家になる方法~」、山田鐘人さん原作、アベツカサさん作画の「葬送のフリーレン」などで、2024年は、泥ノ田犬彦さんの「君と宇宙を歩くために」が受賞した。
◇「マンガ大賞2025」ノミネート作品(敬称略)
「ありす、宇宙までも」売野機子▽「女の園の星」和山やま▽「COSMOS」田村隆平▽「この世は戦う価値がある」こだまはつみ▽「死に戻りの魔法学校生活を、元恋人とプロローグから(※ただし好感度はゼロ)」白川蟻ん、六つ花えいこ、秋鹿ユギリ▽「図書館の大魔術師」泉光▽「ドカ食いダイスキ!もちづきさん」まるよのかもめ▽「どくだみの花咲くころ」城戸志保▽「ふつうの軽音部」出内テツオ、クワハリ▽「路傍のフジイ」鍋倉夫
◇過去の大賞受賞作品(敬称略)
「岳」石塚真一▽「ちはやふる」末次由紀▽「テルマエ・ロマエ」ヤマザキマリ▽「3月のライオン」羽海野チカ▽「銀の匙 Silver Spoon」荒川弘▽「海街diary」吉田秋生▽「乙嫁語り」森薫▽「かくかくしかじか」東村アキコ▽「ゴールデンカムイ」野田サトル▽「響~小説家になる方法~」柳本光晴▽「BEASTARS」板垣巴留▽「彼方のアストラ」篠原健太▽「ブルーピリオド」山口つばさ▽「葬送のフリーレン」山田鐘人、アベツカサ▽「ダーウィン事変」うめざわしゅん▽「これ描いて死ね」とよ田みのる▽「君と宇宙を歩くために」泥ノ田犬彦
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