薬屋のひとりごと:アニメ続編制作決定 超ティザーPVに新たな物語のヒント 「舞台は新たな地へ」
配信日:2025/07/04 23:30

小説投稿サイト「小説家になろう」から生まれた日向夏さんのライトノベルが原作のアニメ「薬屋のひとりごと」の続編が制作されることが分かった。テレビアニメ第2期が7月4日の放送で最終回を迎え、続編の制作が発表された。続編の超ティザーPVもYouTubeで公開された。
PVは、砦で壬氏が楼蘭から紙を受け取るシーンから始まり、猫猫や壬氏の言葉と共に、続編のヒントとなるシーン、キーワードがちりばめられている。「舞台は新たな地へ」という言葉と共に、広がる麦畑も描かれている。
原作者の日向夏さんは「続編決定とのことで大変ありがたいです。一方、本来小説4冊分でまとめようとした作品が1期、2期でした。そして、その続き……。これはもっともっと面白くなると思わせる内容にしないといけないとプレッシャーがかかりまくっております。ストーリーで足りないものはないか再確認しつつ、アニメチームのサポートができるようにしていきます。まだまだ続くということで、皆様よろしくお願いします」とコメントを寄せている。
主人公・猫猫役の悠木碧さんは「第2期の収録が終わった時とても寂しかったので、続編めちゃくちゃうれしいです! 壮大なお話が終わっちゃう寂しさをきっとかき消せるこのタイミングで続編のご報告を届けられることも、幸福に思います。 『薬屋のひとりごと』はどのセクションに関わる人たちも作品愛が強く、丁寧な下ごしらえをして皆さんのご家庭に届けられているので、続編まではもう少しお待たせしてしまうかもしれませんが、その間も熱量を絶やさず応援してもらえる施策盛りだくさんと聞いておりますので、ぜひぜひこれからも、いっぱい応援してもらえますとうれしいです!」と呼びかけている。
壬氏役の大塚剛央さんは「第2期 最終話までご覧いただいた皆様、ありがとうございました。そして、続編制作決定です! おめでとうございます! ありがとうございます! まだまだこれからも『薬屋のひとりごと』の世界をアニメで見られる、演じられるということでとてもうれしいです。続編放送までの間にもいろいろと楽しいことがあるようなので、それらも含めて引き続きどうぞよろしくお願いいたします!」と話している。
「薬屋のひとりごと」は、ライトノベルがヒーロー文庫(イマジカインフォス)から刊行されており、コミカライズも人気を集めている。原作のシリーズ累計発行部数は4000万部以上。とある大陸の華やかな後宮を舞台に、毒見役の少女・猫猫、美形の後宮管理者・壬氏が陰謀やウワサひしめく後宮で起きる事件に巻き込まれていく……というストーリー。テレビアニメ第1期が日本テレビ系で2023年10月~2024年3月に放送された。第2期が日本テレビ系のアニメ枠「FRIDAY ANIME NIGHT(フラアニ)」で1月10日に放送を開始し、7月4日に最終回となる第48話「はじまり」が放送された。
第2期は、各配信プラットフォームで常に上位にランクインし、テレビアニメ放送時間の前後にSNSで関連ワードがトレンド入りするなど大きな盛り上がりを見せた。5月に発表された「ファンがアツい、アニメ・マンガ大賞」では放送中アニメ部門と主題歌部門の2冠を達成。「TikTok上半期トレンド大賞2025」で大賞、マンガ・アニメ部門賞をW(ダブル)受賞したことも話題になった。
提供元:MANTANWEB