花澤香菜:「劇場版モノノ怪」 中村健治監督に絶賛され「爆ぜそう」
配信日:2024/07/27 14:22
2007年にフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で放送された人気テレビアニメ「モノノ怪」の完全新作劇場版「劇場版モノノ怪 唐傘」の公開記念舞台あいさつが7月27日、TOHO シネマズ日比谷(東京都千代田区)で開催され、主人公・薬売りを演じる神谷浩史さん、花澤香菜さんら声優陣、中村健治監督が登場した。花澤さんは、大奥の御祐筆という職位の北川を演じており、中村監督はその演技を絶賛。花澤さんは「爆(は)ぜそうです、うれしくて」と語った。
中村監督は、長ぜりふが多いという北川を演じた花澤さんについて「長いせりふをちゃんと聞かせられる人は、声優さんの中では、あまりいらっしゃらない。北川は、オーディションの原稿も長かったのですが、花澤さんに読んでいただいたら、全く飽きないというか。(せりふの中で)感情が何回も入れ替わっていた。すごい説得力だと思って、北川役をお願いしたのを覚えています」と語った。花澤さんは「光栄な言葉をいただいて」と笑顔を見せた。
イベントには、大奥でキャリアアップを図る新人女中アサ役の黒沢ともよさん、大奥に派遣されたお目付け役の三郎丸役の梶裕貴さん、三郎丸の同僚で女好きのお調子者・平基役の福山潤さん、主題歌「Love Sick」を担当したアイナ・ジ・エンドさんも登場した。
「モノノ怪」は、2006年にノイタミナで放送された「怪~ayakashi~」の人気エピソード「化猫」のスタッフが再集結して制作されたアニメ。「化猫」に登場した薬売りの男がモノノ怪に立ち向かう怪異譚(たん)が描かれた。スタイリッシュなキャラクターデザインに、和紙のテクスチャーなどCG処理を組み合わせた斬新な映像が話題となった。
劇場版は、2007年放送のテレビアニメ以来、約17年ぶりの新作アニメ。テレビアニメに続き、中村さんが監督を務め、EOTAが制作する。女たちの情念が渦巻く大奥を舞台に、薬売りが“モノノ怪”の正体を追うことになる。7月26日に公開された。
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