トイ・ストーリー5:新キャラクターの日本版声優に「乃木坂46」井上和と「令和ロマン」松井ケムリ 佐野勇斗と「テック・トリオ」に
配信日:2026/06/18 6:00
ディズニー&ピクサーのアニメーション映画のシリーズ最新作「トイ・ストーリー5」(アンドリュー・スタントン監督、ケナ・ハリス共同監督)が7月3日に日本で公開される。最新作に新キャラクターとして登場する、キュートで仲間思いなデジカメのおもちゃ・スナッピー役をアイドルグループ「乃木坂46」の井上和さんが、陽気で頼れるカバのデジタルマップおもちゃ・アトラス役をお笑いコンビ「令和ロマン」の松井ケムリさんが日本版声優を務めることが6月18日、発表された。併せて「テック・トリオ」(スマーティー・パンツ、スナッピー、アトラス)が登場する本編シーンも解禁された。
◇井上和「日常に『トイ・ストーリー』がありました」弟とおもちゃで遊んだ思い出も
ボニーと共に友達の家に行く途中、手違いで見知らぬ家にたどり着いてしまったジェシー。そこでスマーティー・パンツとの出会いをきっかけに仲間となるタンスの中で忘れ去られていたデジカメのおもちゃ、スナッピー役の日本版声優は、「乃木坂46」の中心メンバーとして活躍の場を広げている井上さんに決定した。
スナッピーは3本脚で立つキュートな見た目と仲間思いの性格で、スマーティー・パンツやアトラスと共に行動を共にするデジカメのおもちゃ。スナッピーは可愛らしさの中にある繊細な感情が魅力だが、その機微を表現できる演技力と、グループ活動を通じて仲間とのつながりや“輪”を大切にしてきた井上さんの姿勢が「思い出を宝物にし、仲間を思う」キャラクター性と重なり、キュートさと心優しい魅力を豊かに表現できるとして抜擢(ばってき)された。
井上さんは、この役に決まったことがサプライズで伝えられた際には涙を流しながら喜んだという。その時の心境を「本当にただただうれしくて幸せで。『トイ・ストーリー』は生まれた時からすぐそばにあって、日常の一部のようなものだったので、あの世界に自分が入れるんだって思ったら、楽しみと夢みたいな気持ちで、思わず言葉とか感情が全部涙に出てしまいました」と振り返った。
真っ先に家族に報告したそうで、「家族もすごく『トイ・ストーリー』が好きなので、母親に『あの世界に入るのだから、全てをかけていってらっしゃい』と言われて。何よりも母親が喜んでくれたのがうれしくて。決まって良かったな、本当に幸せだと思いました!」と明かした。
小さな頃から身近に「トイ・ストーリー」があったという井上さんは「家にあったバズのおもちゃが大好きで、アンディやボニーみたいにバズで世界を救ったりして弟と一緒に遊んでいました。お弁当の時の巾着やランチョンマットも親が『トイ・ストーリー』のものでそろえてくれたり、一つ思い出として挙げるのが難しいくらい日常に『トイ・ストーリー』がありました」とシリーズと共に成長してきた思い出を語った。
自身が演じたスナッピーについては、「真っすぐで素直、子どものような純粋さもありつつ、おもちゃならではのコミカルな部分、どちらも持ち合わせている、本当に可愛いキャラクターだなと演じている最中もすごく思っていました。きっとこの映画を見てくださる方に、愛していただけるキャラクターになるんじゃないかなと思います」と語り、「収録中はスナッピーを演じるので、私も『三本の脚で立つぞ』という意識で、手をずっと横におきながら『私はスナッピーだ、私はスナッピーだ』という気持ちで録(と)っていたら、監督に『今のはスナッピーになりきっていたからこそ出た声だった。すごくよかったよ』と言ってもらえてうれしかったです」と収録中のエピソードを明かした。
最新作の魅力については「大人にとっても子供にとっても身近にあるデジタルは確かに便利なもので、どんどん形も変わり続けているけど、“変わること”以上に“変わらないこと”ってより難しいことだと思っています。変わらないでいてくれるおもちゃへの感謝をすごく感じることができる作品だなと思います。」と力強く語った。
US本社は「井上さんの声はとても明るくエネルギッシュで、オーディションの声を聴いた瞬間にスナッピーにぴったりだと感じました。スマーティー・パンツ、アトラス、そしてスナッピーはいつも一緒にいるトリオのキャラクターですが、井上さんの声が加わることで全体の印象がより華やかになり、トリオの存在感も一層引き立っていると思います。」と太鼓判を押す。吹き替え演出を担当したディレクターの鍛冶谷功さんは、「アニメーションの表現のアレコレを、とてもよく理解されており、楽しい驚きの連続でした。日本語版の出来栄えに大きく貢献いただいたと思います。収録スタートから迷いなく堂々と演じておられ、Z世代恐るべし……と思いました」と井上さんの表現力の高さに驚いた様子だった。
◇最近子どもも生まれたばかりの松井ケムリ「家族みんなで喜びました」
松井さんが演じる陽気で頼れるカバのデジタルマップおもちゃ、アトラスはスナッピーと同じく長年タンスの中で忘れ去られていた青いカバのデジタルマップおもちゃ。陽気な性格のアトラスにはGPSが搭載されており、冒険の道案内役として活躍する。松井さん自身の場の空気を柔らかくしながら自然と人を導く性格が、「仲間を導く頼れる存在」であるアトラスの役どころと重なり、親しみやすさと的確なナビゲート力を兼ね備えたアトラスの魅力を説得力をもって体現できることから選出された。
「トイ・ストーリー」の最新作に参加することが決まり、松井さんは「子どもの時から見ていたので、めちゃくちゃうれしかったです。最近子どもも生まれたばかりなので、その子どもに将来的に絶対に見てもらえるなと思ったので、家族みんなで喜びました。(相方の高比良)くるまには、まだ何も言っていないです」と明かした。
自身が演じたアトラスについては、「マップのおもちゃなので、ウッディたちと人間たちの世界をつなぎとめてくれる役割がある。今作においては絶対欠かせない存在だと思いますね」と魅力を語る。「(テック・トリオを組む)佐野(勇斗)さん、井上(和)さんが本当にお上手だったので、恥をかかないように頑張りました。漫才やラジオとは、やっぱり全然違いますね。その時のアトラスの気持ちにならないといけない。漫才やラジオは、その時の気持ちでしゃべっていいので。自分の気持ちでしゃべるか、他人の気持ちでしゃべるかで、明確に違うなと思いました」と初挑戦となったアフレコを振り返った。
長年にわたり愛されるシリーズの魅力については、「見ているこちらもウッディたちと一緒に成長できるところが、魅力だと思います」といい、お気に入りのキャラクターはスリンキー・ドッグだそうで「スリンキーが一番活躍してるんじゃないかって思う時がありますね、距離が稼げるんで相当活躍してるなと思います(笑)」と長年のファンならではの視点で推しポイントを語った。
US本社からは「ケムリさんの声はリラックスしていて、穏やかで包み込むような優しさがあります。オーディションで初めて声を聴いた際、もう少し太く柔らかい声での表現をお願いしたところ、その要望に見事に応えていただき、トリオのメンバーとして魅力的に役を作り上げてくださいました」と松井さんのアフレコの対応力を称賛。「大らかで自由闊達(かったつ)なイメージが、アトラスのキャラクターにピッタリでしたが、普段とは勝手の違う声優業に、とても謙虚に一生懸命取り組んでくださいました。トリオのチームバランスも最高の、ケムリさんならではのアトラスに仕上がったと思います」と収録を振り返った。
新キャラクターの解禁に合わせて本編映像、声優発表特別映像も解禁となった。本編映像は、電池切れになっていたスナッピーとアトラスが、スマーティー・パンツとジェシーの力を借り復活するシーンが公開された。目覚めて早速、持ち主の女の子ブレイズとの思い出を語り、スマーティー・パンツ、スナッピー、アトラスとブレイズの強いきずなを感じさせるシーンを切り取っている。
声優発表特別映像では、映画と同様にタンスの中から出てくる井上さんと松井さんの姿と、2人がマップを頼りに何かを探していると、目の前にはスナッピーとアトラスが現れる。それぞれ演じたキャラクターと共演したレアな声優発表映像になっている。続く映像ではスマーティー・パンツ&スナッピー&アトラスの3人が“テック・トリオ”として登場。それぞれの特徴を紹介するとともに、仲の良さ、トリオのコミカルな空気感に思わず笑ってしまう映像だ。最新作から新たに登場するおもちゃ、スナッピーとアトラス、そしてスマーティー・パンツの“テック・トリオ”の活躍に注目したい。
◇おもちゃは少女ボニーの心を取り戻せるのか?
「トイ・ストーリー」は、ディズニー&ピクサー初の長編として1作目が1995年に製作され、日本では1996年に公開された。少年アンディのおもちゃが、人間の見ていないところで動き回り、大冒険をするストーリーと、ウッディやバズ・ライトイヤーといったおもちゃたちが生き生きと動くフルCGが話題になり、世界的に大ヒット。1999年(日本では2000年)に第2弾、2010年に第3弾、2019年に第4弾が公開された。
最新作「トイ・ストーリー5」では、ウッディに代わって“保安官”として、ボニーの部屋のおもちゃたちのリーダーを務めているカウガール人形のジェシーは、想像力豊かで内気な少女ボニーの成長をそばで見守ってきた。ジェシーは、周りの子たちが“おもちゃ離れ”してタブレットに夢中で、話が合わず友達作りに悩んでいた。そんなボニーを心配した両親からの最先端タブレット「リリーパッド」がプレゼントされると日常は一変する。画面に夢中になるボニーの姿に、遊びの中で輝いていた笑顔が失われていくと心配したジェシーは、ウッディに助けを求める。再びタッグを組んだウッディとバズと共に、ジェシーはボニーの心を取り戻すため立ち上がる……。
日本版では、シリーズを通してウッディの声優を俳優の唐沢寿明さんが、バズ・ライトイヤーの声をタレントの所ジョージさんが担当。ジェシーの声を日下由美さん、新キャラの最新タブレットのリリーパッドの声を広瀬アリスさん、スマーティー・パンツの声を「M!LK」の佐野勇斗さん、フォーキーの声を竜星涼さんが担当する。「トイ・ストーリー5」は7月3日に全国で公開。
提供元:MANTANWEB











