ソムタム田井のコスプレリポート:尊みを感じて桜井 セクシー&ゴージャスな衣装は“色使い”にこだわり
配信日:2025/11/24 18:55
コスプレは自宅で気軽に楽しめる趣味であり、アニメやゲーム、マンガなどの人気のバロメーターとしても注目を集めている。コスプレ文化の研究家でライター兼カメラマンのソムタム田井が、イベントに取材、参加して見つけたハイレベルなコスプレーヤーをピックアップ。衣装、ウイッグ、メーク、体づくりなど、キャラクターになりきる上でのこだわりについて聞く。
本稿では、世界最大規模のコスプレの祭典として知られる大型イベント「世界コスプレサミット2025(WCS、コスサミ)」に参加していた、人気コスプレーヤーの尊みを感じて桜井さんを紹介する。
会場内の各所で楽しめる写真撮影だけでなく、特設ステージでのコスプレパフォーマンスや街中で実施されるパレードなども好評で、今年も大盛り上がりとなった「コスサミ」。8月1~3日の3日間で約24万7000人ものコスプレファンが集結した同イベントには、コスプレと親和性が高いさまざまな企業も出展しており、ユニバーサルエンターテインメントも遊技機の試打コーナーを設置するなど、大々的にブースを展開。
桜井さんは「アナザーゴッドハーデス」のコレーに扮して、こちらのブースに登場。1日に行われた前夜祭では、同じく人気コスプレーヤーのシスルさんとともにレッドカーペットセレモニーにも登場し、好評を博していた。
ちなみにこちらの衣装は、コスプレーヤーの姫綺みみこさん、五月うさぎさんと共同で制作したものだそうで、ふんわりとした“軽やかさ”の表現に注力したという。
「衣装に関しては、生地量が多いながらも“軽やかさ”が感じられる仕上がりを意識して。上品かつセクシーに見えるような生地選びにこだわりました。装飾のゴージャス感を際立たせながら、スカートのふんわり感も出るように調整したところがポイントです」
全身の装飾に関しては、柔らかさの表現に加え、奥行きを持たせた色使いにも注目してほしいと話す。
「造形に関しては、こちらもセクシーさを感じさせつつ、そのうえで可愛く上品にまとまるよう、バランスには特にこだわって制作しました。全体的に柔らかく、ふんわりとした雰囲気で仕上げていますが、特にこだわったのは色味です。造形部分のゴールドは単色で終わらせず、塗装によって色に奥行きを持たせているので、注目してもらえるとうれしいです」
取材・文:ソムタム田井
提供元:MANTANWEB











