竜とそばかすの姫:細田守監督の最大ヒット作 今夜金曜ロードショーで 最新作「果てしなきスカーレット」と繋がりも
配信日:2025/11/21 6:00
「時をかける少女」「サマーウォーズ」などで知られる細田守監督の最新作となる劇場版アニメ「果てしなきスカーレット」(11月21日公開)の公開を記念して、金曜ロードショー(日本テレビ系、金曜午後9時)では、11月7日から4週連続で細田監督作品を放送。3週目は、興行収入が約66億円を記録し、細田監督の最大ヒット作となった「竜とそばかすの姫」(2021年)が、11月21日午後9時から本編ノーカットで放送される。放送に向けて、細田監督がコメントを寄せた。
「竜とそばかすの姫」は、母親の死により、心に大きな傷を抱えた女子高校生の主人公が、もう一つの現実と呼ばれる約50億人が集うインターネット上の仮想世界<U(ユー)>で大切な存在を見つけ、悩み葛藤しながらも懸命に未来へ歩いていこうとする勇気と希望の物語。
細田監督は「『竜とそばかすの姫』でベルのキャラクターデザインを担当したのは、ディズニーのレジェンドアニメーターであるジン・キムさんです。新作『果てしなきスカーレット』でも、主人公スカーレット、バディーとなって《死者の国》を旅する現代日本の看護師・聖(ひじり)という2人のキャラクターデザインをお願いしました」とコメント。
「もう一つ、2つの作品では共通点があります。『竜とそばかすの姫』で描いたインターネット世界<U>のアニメーション表現を発展させたもの、それが『果てしなきスカーレット』の《死者の国》の表現に繋がっているのです。ある種『異世界』的でもあるけど、実はこの世界とつながっているという、遠いようで近い世界を描いている点も<U>との共通点かもしれません。そんな場所を舞台にしたきょう放送の『竜とそばかすの姫』ときょう公開の『果てしなきスカーレット』、なにもかも対照的な2人のキャラクターの出会い、そしてラブロマンス的要素、という共通点もふくめて、ぜひお楽しみください!」と語っている。
番組の後半では、「果てしなきスカーレット」の主人公の王女・スカーレットと聖が心を通わせる重要なシーンが特別公開される。
最新作の公開を記念して、11月28日午後9時放送の金曜ロードショーで、ホロライブプロダクション所属のVTuber・儒烏風亭らでんによる「時をかける少女」の同時視聴企画を実施する。儒烏風亭らでんが自身のYouTubeチャンネルで、金曜ロードショー「時をかける少女」をリアルタイムで同時視聴し、同作の魅力や、「果てしなきスカーレット」の見どころなどを紹介する。
「竜とそばかすの姫」は、ミュージシャンの中村佳穂さんがすず(ベル)、俳優の佐藤健さんがベルの前に現れる「竜」の声を担当。成田凌さん、染谷将太さん、玉城ティナさん、音楽ユニット「YOASOBI」のボーカル・ikuraさん、森川智之さん、津田健次郎さん、小山茉美さん、宮野真守さんらも出演する。
提供元:MANTANWEB











