エウレカセブン:20周年記念 佐藤大、中田栄治、村木靖 豪華スタッフがコメント 「METAL BUILD ニルヴァーシュ Type ZERO」発売決定
配信日:2025/11/13 12:00
人気アニメ「交響詩篇エウレカセブン」の20周年記念プロジェクトの一環として、シリーズ構成の佐藤大さんら豪華スタッフがコメントを寄せた。ニルヴァーシュ Type ZEROのフィギュア「METAL BUILD ニルヴァーシュ Type ZERO」(バンダイスピリッツ)が発売されることも発表された。
「交響詩篇エウレカセブン」は、英雄だった父・アドロックを失ったレントンの前に、LFO(巨大人型ロボットの総称)のニルヴァーシュと反政府組織ゲッコーステイトの少女エウレカが現れ、戦いに巻き込まれていく……というストーリー。テレビアニメが2005~06年に放送された。
「交響詩篇エウレカセブン20周年記念展」が有楽町マルイ(東京都千代田区)8階イベントスペースで、12月12日~2026年1月4日に開催される。
※スタッフのコメント(敬称略)
シリーズ構成:佐藤大
「交響詩篇エウレカセブン」の放送から20周年。当時、私たちは35歳でした。私は初めてのシリーズ構成であり、京田(知己)さんも初めてのテレビシリーズ監督、吉田(健一)さんも初めてのキャラクターデザインでした。そんな自分たちが、今できることの全部を作品にぶつけようみたいな挑戦。それがエウレカセブンでした。そしてぶつけることで、なにかを届けられるといいなと考えていた思いが伝わっているかどうか、放送当時は実感することができませんでした。
あれから20年。特に最近では、さまざまな場面で「エウレカセブン見てました」「エウレカセブン好きでした」と言っていただける方たちと、音楽業界やアニメ業界など、仕事の現場で出会うことが増えました。そしてそんな彼らと繋がっていくこともたくさんありました。
当時は無我夢中でやっていましたが、改めて20年後に思うことは、佐藤大にとってシリーズ構成のデビュー作であり、そして代表作なんだなということです。それをいろいろな人たちと出会い、繋がることで実感しています。また当時、初のシリーズ構成では無謀だったかもしれない、連続50本のストーリーを紡ぐことができたことが、その後の仕事でもとても自信になりました。そのおかげで、今も私は現場に立ち続けられていると思っています。20周年、本当におめでとうございます。
メインアニメーター:中田栄治
「エウレカセブン」20周年おめでとうございます! この作品は、僕にとって初めてのメインスタッフとしての参加であり、アニメーターとしても多くのことを学ぶことができ、貴重な経験となりました。この「エウレカセブン」という作品が、これからも多くの人々の心に響き続けることを願っています。
特技監督:村木靖
「このロボが空中でサーフィンするからよろしく」 そんな会話でこの作品に参加することになりました。あれから20年。初めて特技監督として自分に出来る空中戦は思う存分やれたかなと……。エウレカセブン20周年おめでとうございます。
美術監督:永井一男
20周年おめでとうございます! “スカブに覆われた世界”という特殊な舞台をどう描いたらいいか、試行錯誤しながら美術設定や美術ボードの作業をしていたのが、もう20年前とは。未見の方もおられると思いますが、26話まで見てもらったら最後まで見ずにはいられないと思いますので、ぜひ!
色彩設計:水田信子
20年前からというと、とても昔のことなのですが、つい最近まで作業していたように思います。第一期は当時としても珍しい早朝放送だったし、こんなに長く携わるとは思ってもみなかったです。物語の最初は太陽に近い世界のため、色はコントラストを強く作成。後半は地下世界(本当の地上にあたる場所)に行くので、その時はコントラスト弱めるようにとの監督指示がありました。(気が付いた方、いらっしゃるでしょうか……)キャラクターが(メカも……)多いので、とても大変だったです。見ていてくださる皆様がいなかったら、到底耐えられなかったと思います。少しでも喜んでいただけたのなら苦労も報われる気が致します。
bones様 私の家の押し入れに眠る50冊の第一期の絵コンテどうしましょう……(20年も持っていたのですね……)
撮影監督:木村俊也
制作側でしたがレントンたちの物語を楽しませてもらった思い出深い作品です。このプロジェクトに撮影として携わり良い経験をさせていただき感謝している作品でもあります。ありがとう! そして交響詩篇エウレカセブン20周年おめでとうございます!!
音響監督:若林和弘
あれからもう20年の月日がたってしまいました。主演の三瓶(由布子)さんも名塚(佳織)さんも母親となり、私も自分の年齢を考えてしまいます。当時若手の京田監督と1年間お付き合いできたことは自分にとっても良い刺激と経験になっています。良き状態で意思疎通を続けて作り切れたことが、今でも作品の中で生きていることを痛感します。この先の未来にも期待せざるを得ません!
音楽:佐藤直紀
「交響詩編エウレカセブン」20周年、おめでとうございます。音楽を通じてこの世界の一部になれたことを、今も誇りに思っています。時を経ても愛され続けるこの作品と、歩みを共にしてくださった皆さまに心より感謝を申し上げます。僕自身、これからも変わらず永遠のエウレカファンです。
提供元:MANTANWEB











