トイ・ストーリー5:初映像&ポスター公開 「おもちゃの時代は…もう終わり?」 タブレット登場 震えるウッディとバズ
配信日:2025/11/12 10:37
ディズニー&ピクサーの劇場版アニメ「トイ・ストーリー」の最新作「トイ・ストーリー5」の初となる映像がYouTubeで公開された。新たなおもちゃとして、タブレットのリリーパッドが子供部屋に届けられ、ボニーが「やったー!うれしい!ありがとう!」と大興奮する姿が描かれている。ウッディとバズ・ライトイヤーも登場し、2人がリリーパッドという最新のテクノロジーにおびえ、震えながら抱き合うシーンも収められている。「おもちゃの時代は…もう終わり?」というコピーと共にリリーパッド、ウッディ、バズ・ライトイヤー、ジェシーが描かれたポスタービジュアルも公開された。最新作は2026年夏に公開される。
最新作は、「トイ・ストーリー」シリーズの全てを手がけたアンドリュー・スタントンさんが監督を務め、脚本を手がける。ピクサー・アニメーション・スタジオのチーフ・クリエイティブ・オフィサーであり、自身も1作目からシリーズに関わり続けるピート・ドクターさんは「彼はトイ・ストーリーの全ての映画で脚本を書いている天才です」とスタントンさんを評する。
スタントンさんがシリーズを通して語ってきたことは「おもちゃは子供たちのためにあるものだ」というテーマで、劇中で描かれるウッディとバズは対立することも多いが、「おもちゃにとって一番大切なことは、“子供のそばにいること”」だと信じている姿が描かれてきた。スタントンさんは、最新作について「『トイ・ストーリー5』で、おもちゃたちはとても大変な状況に直面することになります。今の子供たちは電子機器に夢中。おもちゃはかないません。テクノロジーがどこにでもある今の時代、おもちゃには、携帯、タブレットなど、強力なライバルがいるのです」と話している。
ドクターさんは最新作のテーマの一つを「トイ・ミーツ・テクノロジー(Toy Meets Tech)」と話し、「いまウッディはボーと一緒に迷子のおもちゃたちを助けるために働いているし、バズとジェシーはボニーの部屋のリーダーで彼らは別々の所にいる。でもリリーパッドの登場で“本当に子供に必要な事”について、おもちゃたちは対立するんだ。ウッディは助けを求められて戻ってくるんだけど、ウッディとバズは意見がいつも合うわけじゃない。これ以上ネタバレしたくないから、ここからの展開は言わないでおくね!」と明かしている。
「トイ・ストーリー」は、ディズニー&ピクサー初の長編として1作目が1995年に製作され、日本では1996年に公開された。少年アンディのおもちゃが、人間の見ていないところで動き回り、大冒険をするストーリーと、ウッディやバズ・ライトイヤーといったおもちゃたちが生き生きと動くフルCGが話題になり、世界的に大ヒット。1999年に第2弾、2010年に第3弾、2019年に第4弾が製作された。
提供元:MANTANWEB











