仮面ライダーゼッツ:「ギーツ」落選からリベンジ! 小貫莉奈「似ている」と感じた“先輩ライダー”の存在も
配信日:2025/10/12 9:31

特撮ドラマ「仮面ライダー」シリーズの最新作「仮面ライダーゼッツ」(テレビ朝日系、日曜午前9時)で、キャリア組のエリート刑事・南雲なすかを演じる小貫莉奈さん。3作前の「仮面ライダーギーツ」(2022~23年)に続く仮面ライダー作品出演となった小貫さんに話を聞いた。
「仮面ライダーゼッツ」は、人の夢に潜入してミッションを遂行するエージェントとなった万津莫(今井竜太郎さん)が仮面ライダーゼッツとして、夢の中に現れる怪人ナイトメアから人々を守る物語。小貫さん演じる南雲なすかは、ナイトメアが絡んだ未解決事件(ブラックケース)を捜査する警視庁公安部怪事課に配属されたばかりの刑事だ。
茨城県出身で、2001年5月29日生まれの24歳。ポカリスエット(大塚製薬)のイメージキャラクター「3代目ポカリガール」を務めたほか、モデル、俳優として活動。3作前の「仮面ライダーギーツ」にも第17~21話に登場した、仮面ライダーロポ/我那覇冴(がなは・さえ)役で出演していた。
仮面ライダー好きの父親の影響で、自身も「仮面ライダー電王(2007~08年)や「仮面ライダーW」(2009~10年)を見ていたという幼少期。「ギーツ」に出演後も、メインキャラクターとして仮面ライダーに出演したいという思いがあり、今作のオーディションを受けた。
「『ギーツ』ではヒロインの最終オーディションで落ちてしまい、後に『ぴったりの役があるから』と、冴ちゃんを演じさせていただきました。でもレギュラーキャストになりたいという想(おも)いはずっとあったので、今回もオーディションに挑戦しました」
レギュラーキャストに選ばれるまで仮面ライダーのオーディションは受け続けようと思っていたといい、合格を聞いた時は「ホッとした部分が大きかったです」と吐露する。オーディションの印象的な思い出を聞くと、「特撮作品に出るには、やっぱりアクションができた方がいいなと、『ギーツ』に出た後からアクションから習い始めたんです。オーディションでも『私、アクションを続けてきたのでできます!』と話した記憶があります(笑)」と振り返る。
そのアピールもあってか、なすかの「蹴り」のシーンは多く「普通は蹴っているフリをすることが多いと思うのですが、(今作では)実際に蹴っているシーンが多くて。(蹴りを入れる)相手の方はもちろんですが、自分も痛みに耐えながら蹴っています(笑)」と明かした。
なすかが“変身”するかはまだ明かされていないが、クールで戦う女性キャラクターというと、「仮面ライダーゼロワン」(2019~20年)で井桁弘恵さんが演じた仮面ライダーバルキリー/刃唯阿と重なる。
小貫さん自身も「なんとなく似ているなって思いました」とにっこり。「井桁さんとは別のドラマで共演していたのもあって少し親近感がありましたし、刃唯阿はすごく人気のキャラクターなので私も頑張ろうと刺激を受けています」と語った。
今作の魅力は「日常と真面目なシーンのギャップ」と紹介。「(なすかの上司)富士見役の三嶋健太さんと相談しながら、日常シーンを楽しんでもらえるように演じています。仮面ライダー初の“世界同時期配信”される作品とあって、スタッフの皆さんもすごく熱量の高い現場です。1年間応援よろしくお願いいたします!」とアピールした。
提供元:MANTANWEB