葬送のフリーレン:異例の舞台あいさつ “断頭台のアウラ”人気に竹達彩奈「びっくり」
配信日:2025/10/11 15:28

テレビアニメ「葬送のフリーレン」の第1期の振り返り上映会「第1期振り返り特別上映~旅の記憶~」の第2章「断頭台のアウラ編」の舞台あいさつが10月11日、TOHOシネマズ新宿(東京都新宿区)で開催され、人気キャラクターのアウラ役の声優の竹達彩奈さんが登場した。アウラは、第1期の3話分のみの登場だったが、圧倒的な存在感が話題になった。竹達さんが「葬送のフリーレン」のイベントに登場するのは初めて。出番が多いわけではないキャラクターのキャストが一人で登壇するという異例の舞台あいさつとなった。
竹達さんは「まさか一人とは思っていなかったので緊張しています。アウラで立たせていただくとは……びっくりしました!」と語り、アウラが人気になったことについて「全然思っていなかったです。私の知らない間にキャラクターが大きくなって、グッズが出たり、バズっていたり、愛されていて、うれしいですし、ありがたい気持ちでいっぱいです。自分の気持ちが追いつかないくらい人気になっています」と思いを明かした。
アウラは、魔王直下の“七崩賢”と呼ばれる絶大な魔力を持つ魔族で“断頭台のアウラ”の異名を持つ。フリーレンとの間で交わされた「アウラ自害しろ」などのセリフなどから大きなインパクトを残した。
竹達さんが特に印象的だったセリフは「ヒンメルはもういないじゃない」だといい、収録の裏側を「最初は、ちょっと意地悪な感じで言ったんです。『もっと淡々と、いないということを伝える感じ』『悪意はいらないです』と監督に言っていただきました」と明かし、同セリフを生披露した。
「葬送のフリーレン」は、山田鐘人さん原作、アベツカサさん作画のマンガで、「週刊少年サンデー」(小学館)で2020年4月に連載をスタートした。魔王を倒した勇者一行の魔法使いで、エルフゆえに長寿であるフリーレンが仲間の死を経験し、“人を知るため”に旅をすることになる。マンガ大賞2021、第25回手塚治虫文化賞の新生賞、第69回(2023年度)小学館漫画賞、第48回講談社漫画賞の少年部門に選ばれた。コミックスの累計発行部数は3000万部以上。コミックス最新15巻が12月18日に発売されることも発表された。
テレビアニメ第1期が、日本テレビのアニメ枠「FRIDAY ANIME NIGHT(フラアニ)」で2023年9月~2024年3月に放送された。第2期が、日本テレビ系で2026年1月から放送される。第2期が「フラアニ」で2026年1月16日から毎週金曜午後11時に放送される。
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