映画ドラえもん:最新作「新・のび太の海底鬼岩城」2026年2月27日公開 水中バギー役に広橋涼 兵士エル役は千葉翔也
配信日:2025/10/09 17:00

藤子・F・不二雄さん原作の人気アニメ「ドラえもん」の劇場版「映画ドラえもん」シリーズの最新作「映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城」が、2026年2月27日に公開されることが分かった。1983年に公開され、ファンに長く愛されてきた「映画ドラえもん のび太の海底鬼岩城」が、約43年の時を経て新たに生まれ変わる。キャストが発表され、声優の千葉翔也さんが舞台となる海底で暮らす、海底人の国・ムー連邦の兵士・エル、広橋涼さんが今回の冒険で大活躍するドラえもんのひみつ道具・水中バギーをそれぞれ演じることが分かった。千葉さん、広橋さんが「映画ドラえもん」シリーズに出演するのは初めて。
最新作の舞台は海底で、謎と神秘に包まれた海底世界で、ドラえもんたちが大冒険を繰り広げる。エル役の千葉さんは「日々見ていて、大みそかといえばドラえもんでした。当たり前に触れて価値観を育まれた作品です。ここ数年何度か劇場で見たりもしていたので……そのスケール感や皆さんの温かいお芝居を想像し、後悔しないように臨みました。エル役に決まり心からうれしくて、その気持ちはどんどん増しています」とコメント。
「彼は海底人として、正義感と冷静さを兼ね備えた人です。陸上人には複雑な思いを抱えています。『のび太の海底鬼岩城』ではバギーとの関係が印象的で、クライマックスが心に残っていましたが、今作ではのび太たちに出会ったエルの心情も丁寧に描写されているので注目していただきたいです! 原作にあるセリフがさらに輝きを増すような言葉がいくつも出てきて、心が揺さぶられました。脚本を読んで更に世界が広がりました。スクリーンで味わう深海の冒険は最高にワクワクすると思います。ぜひお楽しみに!!」と話している。
水中バギーを演じる広橋さんは「子供の頃、いとこから借りた『のび太の宇宙小戦争』のアニメマンガを何度も読みました。幼かったので実際に映画を見られたのかどうかは覚えていません。ただ、頭の中ではマンガからドラえもんたちの声が聞こえてきて映像が流れていました。ドールハウスや牛乳風呂に憧れて、いつもの仲間のいつもとはまた違う姿にワクワクしながら夢中でページをめくりました。『のび太の海底鬼岩城』は今回初めて触れるお話です。このすこしふしぎな世界でバギーちゃんとして新たな冒険ができるなんて大きなプレゼント過ぎます。ありがとうございます。バギーが皆様を海底の世界にご案内いたします。振り落とされないようについてきてくださいませ!」とコメントを寄せている。
特報映像のカットも公開された。エルが暮らす壮大な海底都市の様子や、光が届かない深海の神秘的な情景などが描かれている。
最新作は、テレビアニメ「ドラえもん」の絵コンテ・演出のほか、2007年公開の「のび太の新魔界大冒険 ~7人の魔法使い~」、2011年公開の「新・のび太と鉄人兵団 ~はばたけ 天使たち~」、2024年公開の「のび太の地球交響楽」などに参加してきた矢嶋哲生さんが監督を務める。矢嶋さんが「映画ドラえもん」シリーズの監督を務めるのは初めて。テレビアニメ「ドラえもん」で数々のエピソードを手がけてきた村山功さんが脚本を担当する。村山さんも「映画ドラえもん」シリーズ初参加となる。
提供元:MANTANWEB