ズートピア2:Dream Ami、サバンナ高橋ら日本版声優を続投 声優の三宅健太、山路和弘も
配信日:2025/10/09 15:00

声優の三宅健太さん、お笑いコンビ「サバンナ」の高橋茂雄さん、歌手のDream Amiさん、声優の山路和弘さんが、ディズニー・アニメーション「ズートピア2」(ジャレド・ブッシュ監督、12月5日公開)の日本版声優を務めることが10月9日、明らかになった。
今作は、2016年に公開された「ズートピア」の続編で、4人は俳優の上戸彩さんが声を担当するウサギの警官ジュディ、声優の森川智之さんが声を担当するキツネのニックのバディーが繰り広げる物語を彩るキャストとして前作と同じ役を続投する。
「ズートピア」は動物たちが人間のようにハイテクな文明社会で暮らす世界ズートピアを舞台に、ジュディがニックと出会い、たくさんの困難を共に乗り越えながら、立派な警察官へと成長していく姿が描かれた。ディズニー・アニメーション作品としては「アナと雪の女王」以来、初めて世界興行収入が10億ドルを突破。日本でも興行収入76億円超の大ヒットとなった。
続編では、警察学校を無事卒業し警察官となったニックと、ウサギ初の警察官として以前にもまして熱心に任務に挑むジュディが再びバディーを組み、壮大なスケールの大冒険を繰り広げる。新キャラクターとしてヘビのゲイリーが登場する。
三宅さんは、スイギュウのズートピア警察署長ボゴ役。ボゴはもともと警官としてのジュディに期待していなかったが、前作の事件解決を見てジュディを見直し、最新作では、ジュディとニックに重要な任務を託す。三宅さんは今回の決定を聞いて、「ボゴ署長が再び登場すると聞き、本当にうれしく思っております。そして、私、三宅健太が日本版声優として続投させていただけると聞き、うれしさのあまりひそかに小躍りをしてしまっている次第であります。そう、麗しき歌手ガゼルのダンスに心をときめかせていたあの時のように……」と作品愛たっぷりにコメント。「ジュディとニックのドタバタバディーの活躍、そして突如現れた謎のヘビ・ゲイリー。もはやワクワクしかありません。乞うご期待!!」と注目ポイントを語った。
高橋さんは、警察署の受付チーター、クロウハウザー役。ドーナツが大好きなぽっちゃり系チーターという癒やし系キャラクターを続投することになり、高橋さんは「『ズートピア2』待ってました!!そして、クロウハウザーも再び登場するだなんてうれしくて飛び上がりました。やさしくて、ドーナツバカで、愛嬌(あいきょう)たっぷりのクロウハウザーがどんなシーンに出てくるのか僕自身めちゃくちゃ楽しみです」と喜びを語った。「ズートピアの世界が大好きな皆さんと共にワクワクしながら待ちたいです。よし。役作りでドーナツ食べまくるとしますか!」と意気込んでいる。
Amiさんはズートピアで人気のポップスター、ガゼル役。ダンサーのトラたちと一緒にパフォーマンスしファンを魅了する役どころで、前作でAmiさんは、ガゼル役の声優に加え、主題歌「トライ・エヴリシング」の歌唱も担当していた。夢をかなえるためズートピアへと旅立つジュディの背中を押すかのような曲が話題を呼んだAmiさんは「大好きな『ズートピア』の続編が見られること、そしてガゼルの日本版声優を続投させていただけること、とてもうれしく思います!」と今回の決定を喜び、自身の役どころについて「ガゼルはカリスマ的存在で、ズートピアの仲間にとって平和の象徴のような、芯の強いポップスターです」と改めて説明。「私もガゼルの発する言葉一つ一つに、いつも勇気をもらっています。『ズートピア2』ではどんなメッセージを伝えてくれるのか、そしてズートピアのその後はどうなっているのか、皆さんもぜひ楽しみにしていてください!」と呼びかけた。
山路さんは、リムジン会社の社長で、ツンドラ・タウンの闇のボスとして知られるMr.ビッグ役。山路さんは「またまた、やって来る偉大なる小さき者。初めてリハ映像を見た時、“これ別に誰がやっても同じやないか”と思うほど声が加工されており、面白半分で現場入りしたのだが、もともとの声を聞かせてもらうと、まるで(映画『ゴッドファーザー』の)コルレオーネ! がぜんやる気になって微妙な声の高低の調節が楽しくてしょうがなかった覚えがある」と前作の収録を振り返った。「今度はどんな事をやってくれるのか、と期待しつつひそかにまた、(コルレオーネ役の)マーロン・ブランドをまねてみる」と気合を見せている。
提供元:MANTANWEB