アイカツ!×プリパラ:下地紫野×茜屋日海夏インタビュー(2) お互いへの感謝
配信日:2025/10/05 9:02

インタビュー(1)の続き。アニメやゲームなどが人気の「アイカツ!」と「プリパラ」がコラボした劇場版アニメ「アイカツ!×プリパラ THE MOVIE -出会いのキセキ!-」が10月10日に公開される。「アイカツ!」の大空あかり世代と「プリパラ」の10周年を記念した“夢のコラボ”で2作がタッグを組んだ。あかり役の下地紫野さん、らぁら役の茜屋日海夏さんに「アイカツ!」「プリパラ」への思いを聞いた。
◇ジョニー先生、ひびきとめが兄ぃが架け橋に
--収録の様子は?
下地さん 私は大人数で収録したのですが、日海夏ちゃんとは別だったんです。「プリパラ」チームがジョニー先生で笑ってくれたことがうれしくて(笑)。
茜屋さん やっぱり面白いですよね!
下地さん 「アイカツ!」チームは、ひびきさんとめが兄ぃに笑っていて、ジョニー先生を含めて架け橋になっていました。テレビシリーズでもジョニー先生、保村真さんに笑わせていただいたので、ほかのチームが見ても面白いんだと思って、うれしかったです。
茜屋さん 笑いが止まらないですよね。めが兄ぃとジョニー先生の掛け合いもすごく好き!
下地さん 脚本を書いていても楽しかったんだろうなと思っていました。それぞれ同窓会みたいな雰囲気もありました。懐かしさがありながら、新しい風も感じ、和やかな収録でした。
茜屋さん 私は(新条ひなき役の)石川由依さんと2人で収録したのですが、石川さんとは以前、別の作品でレギュラーとしてご一緒させていただいたことがあって、その時はシリアスな作品だったので、元気に「おつか~!」と言ってる石川さんが新鮮でした。ほかのキャラクターの声を聞きながら収録していて、まるで自分がこの世界の次元にいるような感覚になって、すごく楽しかったです。
--お互いの演技を聞いた印象は?
茜屋さん ザ・主人公という感じで、引っ張ってくれるんですよね。それが一方的にではなくて、気づいたらみんながあかりちゃんについていくような元気さがあって、そこはらぁらと似ている部分といいますか、主人公気質なところはあると思うんです。湿気がなくて、突き抜ける爽快感があるんです。悩んでいないわけではないけど、それを感じさせないカラッとした明るさを感じながら収録していました。この子についていったら、未来は明るいと感じるようなところもあって、頼もしいお姉さんのようでした。このお姉さんについていったら、怖いものは何もないなみたいな印象でした。
下地さん 年齢的にあかりはお姉さんに見えるシーンもあるけど、らぁらちゃんは無邪気にみんなを引っ張っていってくれるんですよね。らぁらが無邪気だから、「アイカツ!」「プリパラ」のみんなが背中を押されているような感覚でした。
◇全てを組み合わせた最高の新曲
--お互いの役者としての印象は?
下地さん 感謝が大きかったです。私が先に収録をしたので、台本という骨組みがあるとはいえ、私が出したものを受けて、らぁらを演じないといけないので、無茶なことや突飛なことをしたつもりはありませんが、成立させてくれたことに対してすごく感謝しています。きっと懐の深い方なんだろうなと感じていました。
茜屋さん 私こそ感謝しています。引っ張ってくれてありがとう!という気持ちでした。私は紫野ちゃんの演技を頼りに収録していて、すごく居心地がよかったです。
下地さん よかった!
茜屋さん アニメの収録は、抜きになったり、別々に収録することもありますが、それでもしっかり掛け合いをしたい気持ちがあって、紫野ちゃんもすごくお芝居好きな人なのかな?と聞きながら思っていました。紫野ちゃんの演技を頼りに、声を吹き込ませていただいたので、私も感謝しています。
--新曲も披露されます。
下地さん すごくキャッチーで可愛くて、口ずさんでしまっています。奇跡の映画、奇跡のユニットということもあって、グッときました。ルミナスの歌唱担当のみんなの声を聴いて、いつもと変わらないのに、いつもと違って、すごくハッピーになりました。あかりの歌唱担当のるかちゃんと私は似ているところもあって、シンパシーを感じていて、あかりが真ん中にいて、2人をつないでくれているようにも感じています。
茜屋さん 「プリパラ」でいつも歌ってきた曲の感じもあるのですが、「アイカツ!」らしさもあって、いいとこ取りをした曲だと思っています。みんなで作り上げた曲ですし、ジーンときました。アニメのダンスをあわせると、すごく可愛くて! 全てを組み合わせた最高の曲になっているので、ぜひ楽しんでいただきたいです。
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