スティール・ボール・ラン ジョジョの奇妙な冒険:“馬”描写はどうなるのか? それぞれの個性、絆、太ももの筋肉!? 声優陣が語る注目ポイント
配信日:2025/09/24 8:01

荒木飛呂彦さんの人気マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの第7部「STEEL BALL RUN(スティール・ボール・ラン)」が原作のアニメ「スティール・ボール・ラン ジョジョの奇妙な冒険」の新情報を発表するイベントが9月23日、東京都内で行われた。同作は、19世紀末のアメリカを舞台に、人類史上初の乗馬による北米大陸横断レース(スティール・ボール・ランレース)が描かれ、ファンの間では馬の描写にも注目が集まっている。イベント後の会見では、ジョニィ・ジョースター役の坂田将吾さんら声優陣が、馬の注目ポイントについて語った。
ルーシー・スティール役の高橋李依さんは「『アニメで馬を描くのは難しい』とよく聞くのですが、それでもこの作品をアニメ化すると踏み切ったということは、アニメチームも相当な覚悟ができたんじゃないかと、私はすごく感じました。アニメ化の発表もしたので、今すごい勢いで馬に力を入れているかと思います」とコメント。
ディエゴ・ブランドー役の石川界人さんは、「現状僕らが見ている映像でも各キャラクターが乗っている馬の個性が、動きや見た目から分かるように作られているんじゃないかなと思います」と明かし、「もしかしたら見る人が見たら『この馬、好きかも』と。馬にも注目していただける作品になっているんじゃないかなと思います」と馬たちの個性に注目した。
ジョニィ・ジョースター役の坂田さんは「すごくニッチな話なのですが」とした上で「馬の太ももの部分の筋肉の動きってすごいなと思っていて、その描かれ方に注目してくれたらうれしいなと思っています」と筋肉に注目し、ジャイロ・ツェペリ役の阿座上洋平さんは「馬は、僕らレース参加者にとっては相棒なので、その絆みたいなもの、人間とはまた違った角度の友情、愛があると思います」と関係性について語った。さらに、阿座上さんは「馬に注目すればするほど、砂男(サンドマン)の動きに注目がいくと思います。あいつ、走っているんですよ」と加えた。
スティーブン・スティール役の三宅健太さんは「当然、彼らが参加しているレースは過酷なものですから、馬が踏みつけて舞い散る砂塵、泥もある。それを逐一、毎話毎話表現していくと考えると、想像を絶する労力とセンスが問われるものなんだと思います。レースの結果を追いつつも、どういうふうにこの質感を表現していくのだろうと思って見ていただけると、アニメ制作を担当されている方々もすごく喜んでくれるんじゃないかなと思います」と語った。
アニメ「スティール・ボール・ラン」は、「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」を手がけた木村泰大さん、高橋秀弥さんが監督を務め、「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」の監督を務めた加藤敏幸さんがシリーズディレクターとして参加する。全アニメシリーズを手がけてきた小林靖子さんがシリーズ構成を担当する。david productionが制作する。2026年にNetflixで配信される。
提供元:MANTANWEB