スティール・ボール・ラン ジョジョの奇妙な冒険:声優陣が熱い意気込み 坂田将吾「皆さんでレースを駆け抜けましょう!」 2作目出演の三宅健太「“彼”が背中を押してくれた」

配信日:2025/09/23 21:34

アニメ「スティール・ボール・ラン ジョジョの奇妙な冒険」のイベントに登場した(左から)石川界人さん、阿座上洋平さん、坂田将吾さん、高橋李依さん、三宅健太さん
アニメ「スティール・ボール・ラン ジョジョの奇妙な冒険」のイベントに登場した(左から)石川界人さん、阿座上洋平さん、坂田将吾さん、高橋李依さん、三宅健太さん

 荒木飛呂彦さんの人気マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの第7部「STEEL BALL RUN(スティール・ボール・ラン)」が原作のアニメ「スティール・ボール・ラン ジョジョの奇妙な冒険」の新情報を発表するイベントが9月23日、東京都内で行われた。メインキャストとしての出演が発表されたジョニィ・ジョースター役の坂田将吾さん、ジャイロ・ツェペリ役の阿座上洋平さん、ディエゴ・ブランドー役の石川界人さん、ルーシー・スティール役の高橋李依さん、スティーブン・スティール役の三宅健太さんが登壇。それぞれに熱い意気込みを語った。

 それぞれのキャストは、オーディションの末に決定した。坂田さんは、「ジョジョ」シリーズが大好きなマネージャーのアドバイスを受けてオーディションに臨んだと話し、「僕自身も原作を読み込んで臨みましたが、大ファンの方に見ていただいて精度が上げられたところがあります。スタジオオーディションでは、『オラオラ』のセリフがあり、(オーディション前には)起きてから風呂に入るまでずっと口ずさんでいました」と語った。

 阿座上さんは、昔から「ジョジョ」シリーズのファンだったといい、「ついに来たか、この時が来てしまったというプレッシャーとわくわくでオーディションに挑みました」と明かした。ジャイロ・ツェペリ以外の役も受けていたと話し、「それぞれのキャラの視点で原作を読み直して、3、4週くらいレースしました。ようやくスタート地点につけたのがうれしいです」と喜んだ。

 石川さんは同シリーズの「黄金の風」に出演しており、「その時に『ジョジョ』の音を当てる際のジョジョ風味のようなものを教えていただいたので、それをヒントにディエゴを受けました。ディエゴには『無駄無駄無駄』というセリフがあるのですが、『ジョジョ』の収録では、例えば、台本に『無駄』が16回書いてあったら、16回言わなくてはいけないというルールがあります。オーディションでは、『無駄』の数が多くて。一生懸命やりましたが、緊張しすぎて息が続かなかった。スタッフの方に『オーディションだから頑張らなくていいよ』と言われたのですが、『頑張らせてください』とやらせていただきました」と話した。

 高橋さんは、「オーディションの台本に喜怒哀楽の全部のシーンが詰まっていたんです。これは(ルーシー・スティール役を)本気で探しにきていると感じて、全力で演じました」と振り返った。

 三宅さんは、「スターダストクルセイダース」でモハメド・アヴドゥルを演じており、「そのオーディションは大失敗したんです。いつもの10分の1しか声が出なかった。今回は、なんともスカッと声が出たんです。スカっと爽やかな気持ちのまま、『スティーブン役をお願いします』と知らせが来ました。スカっと爽やかに開会することができました」と笑顔を見せた。

 三宅さんは、モハメド・アヴドゥルついても「正直いまだにずっと彼のことを愛し続けているんです。きょうこの場にスティーブン・スティールとして立っていたとしてもどこかにいるんです」と語り、「だから、正直言うと、本当に自分がスティーブン・スティールという役をやるべきなのかという戸惑いはありました」と思いを明かした。「しかし、僕の心の中で、始まりの炎を暗示するあいつが言うわけです。『私の親友の娘が、ひょっとしたらその身を賭して繋いでくれたかもしれない世界なんだ、これは。ひょっとしたらその可能性があるかもしれない。だから、声をやったらいいじゃないか』って。勝手な都合なんですけど、僕はそう思えたんです。彼が背中を押してくれたから、始まりの炎が最後まで消えなかったから。だからきょうここにこうして来れているんだろうなと思っています」と思いを込めた。

 最後に坂田さんは、「原作を読ませていただいて、ジョニィにとって歩き出すことがどういうことなのか、必死に考え続けています。それは、これからアニメが配信されて、皆さんに見ていただいて、一緒に分かることなのかなと思っています。これからのレースを阿座上さんと、スタッフの皆さんと、腹から声を出して頑張ります」と意気込み、「皆さんでレースを駆け抜けましょう!」と呼びかけた。

 「スティール・ボール・ラン」は、19世紀末のアメリカを舞台に、人類史上初の乗馬による北米大陸横断レース(SBRレース)が描かれる。半身不随の元天才騎手のジョニィ・ジョースターが、謎のアウトロー、ジャイロ・ツェペリと協力関係を結び、過酷な冒険(レース)へ踏み出すことになる。

 アニメは、「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」を手がけた木村泰大さん、高橋秀弥さんが監督を務め、「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」の監督を務めた加藤敏幸さんがシリーズディレクターとして参加する。全アニメシリーズを手がけてきた小林靖子さんがシリーズ構成を担当する。david productionが制作する。2026年にNetflixで配信される。

提供元:MANTANWEB

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