鬼人幻燈抄:テレビアニメ「明治編」突入 そば屋営む甚夜と野茉莉 追加キャストに花守ゆみり、熊谷俊輝、楠木ともり、宮本侑芽
配信日:2025/09/09 0:30

中西モトオさんの人気ファンタジー小説が原作のテレビアニメ「鬼人幻燈抄」が、9月8日深夜放送の第22話から「明治編」に突入した。京へ移り住んだ甚夜と野茉莉を描いた新たなキービジュアルが公開された。そば屋・鬼そばを営む甚夜と野茉莉の親子が、店の前でほほ笑み合うビジュアルとなっている。
追加キャストとして、兼臣役の花守ゆみりさん、宇津木平吉役の熊谷俊輝さん、向日葵役の楠木ともりさん、地縛役の宮本侑芽さんが出演することも発表された。野茉莉、秋津染吾郎が「明治編」となり年齢を重ねたビジュアルも公開された。
鬼討伐の依頼がきっかけで甚夜たちと暮らすことになった娘・兼臣を演じる花守さんは「刀匠の名を持つ彼女ですが、その正体は……? 刀のきっさきのような鋭さと猫のように掴みどころのない人柄が魅力的なキャラクターなので、そのギャップを楽しんでいただけるようなお芝居を心掛けました。活躍をお楽しみに!」とコメント。
染吾郎の弟子の宇津木平吉役の熊谷さんは「平吉の真面目で曲がったことが嫌いな少し頑固なところや、お師匠に対しての憧れや尊敬などを表現できるよう努めました。時代を超えて、愛する人との出会いや別れが切なく描かれていて、鬼もまた人と同じように誰かを思い、傷つく姿が読んでいてとても印象に残る作品でした」と話している。
鬼に囲まれていたところを甚夜に助けられた娘・向日葵を演じる楠木さんは「とても人懐っこく、礼儀正しい一面を見せますが、年齢の割に冷静で達観しており、セリフひとつひとつに、繊細で深い感情が込められていることを思わせるキャラクターです。表向きの印象と言動の差からうまれる異質感を大切に演じさせていただきました。今後キーとなる人物なので、また彼女に会うことができたらうれしいです」とコメントを寄せている。
鴨川に掛かる五条大橋に夜毎現れる鬼・地縛を演じる宮本さんは「収録は花守ゆみりちゃんと2人の収録だったので、2人でトーン感を合わせていくようなワクワクする収録でした。地縛のような役どころはあまり担当していないので、探り探りではありましたがゆみりちゃんにたくさん引っ張っていただきました! 頭身や見た目と中身のギャップを感じていただけるとうれしいなあと思います。ほかのキャラクターたちがどんな雰囲気を持った方たちなのか、私も放送を見るのが楽しみです!!!」と語っている。
「鬼人幻燈抄」は、江戸から平成へ約170年という途方もない時間を旅する鬼人の物語を描く“和風大河”ファンタジー。双葉社から小説が発売されている。コミカライズ化もされている。アニメは、相浦和也さんが監督を務め、横浜アニメーションラボが制作する。TOKYO MX、MBSほかで放送中。
◇キャスト(敬称略)
葛野甚夜:八代拓▽葛野野茉莉:若山詩音▽兼臣:花守ゆみり▽秋津染吾郎:遊佐浩二▽宇津木平吉:熊谷俊輝▽向日葵:楠木ともり▽地縛:宮本侑芽▽梓屋薫:鈴代紗弓▽鈴音:上田麗奈
提供元:MANTANWEB