メダリスト:初の展覧会 感動の名場面、作品誕生の瞬間記したスケッチブック “氷上の軌跡”体験も
配信日:2025/08/13 11:00

「次にくるマンガ大賞2022」でコミックス部門1位に選ばれたことも話題のつるまいかださんのフィギュアスケートマンガ「メダリスト」の初の展覧会「メダリスト展」が、松屋銀座8階イベントスクエア(東京都中央区)で8月13日に開幕した。つるまさんが同展のために新たに描き下ろしたイラストをはじめ、感動の名場面やテレビアニメの名シーン映像、フィギュアスケートの衣装などが展示され、「メダリスト」の魅力、フィギュアスケートの面白さを感じられる展覧会となっている。描き下ろしイラストを使用したオリジナルグッズも販売される。9月2日まで。全国巡回を予定している。
「つるま先生エリア」では、描き下ろしアートや、クロッキー・設定資料など貴重な資料を展示。つるまさんのスケッチブックも公開され、キャラクターや物語が生まれた瞬間を垣間見ることができる。「メダリスト」の原型となったという「ジャンプが跳べない」のシノプスとネームも初公開。つるまさんが木炭でキャラクターを描いた迫力の木炭画も見ることができる。
インタラクション「氷上の軌跡」では、スケートリンクを滑っているかのような体験を楽しめる。来場者の動きに反応して、床にスケートの軌跡がリアルタイムで浮かび上がり、氷が削れる生々しい音も体感できる。
特別映像シアターでは、テレビアニメ「メダリスト」の結束いのりの「花の妖精」の演技を上映。観客は、映像を見みながら感動した瞬間に“GOE+5”ボタンを押す体験型コンテンツとなっている。声優の春瀬なつみさん演じる結束いのり、大塚剛央さん演じる明浦路司による音声ガイドも用意される。価格は800円。
「メダリスト」は、マンガ誌「月刊アフタヌーン」(講談社)で2020年から連載中のつるまいかださんのマンガ。スケーターとして挫折した青年・明浦路司が、フィギュアスケートの世界に憧れる少女・結束いのりと出会い、指導者と選手として栄光のメダリストを目指す……というストーリー。
テレビアニメ第1期が、テレビ朝日系の深夜アニメ枠「NUMAnimation(ヌマニメーション)」で1~3月に放送された。第2期が同枠で2026年1月から放送されることも話題になっている。
提供元:MANTANWEB