解説:30周年も話題の「新機動戦記ガンダムW」 ガンプラ、フィギュア続々
配信日:2025/08/10 13:01

放送30周年を迎えたアニメ「新機動戦記ガンダムW」。新映像「新機動戦記ガンダムW -Operation 30th-」が公開されたことが話題になっているが、30周年を記念してガンプラやフィギュアなどの新商品が発売されることも発表されている。注目の新商品を解説する。
◇RG ウイングガンダムゼロ ギミック満載のガンプラ
ガンプラで注目されているのが9月に発売される「RG 1/144 ウイングガンダムゼロ」だ。ウイングガンダムゼロを「RG」シリーズで立体化する。完全新規造形のガンプラで、飛行能力の要となるウイングバインダーに「RG」ならではのオリジナルギミックを備える。ウイングバインダーのジョイント部分には5軸による可動ポイントを備え、バーニアはユニットの回転、内部ノズルの伸長、フィンの展開が同時に可動する連動ギミックを内蔵する。パーツの組み替えによって、ネオバード形態にも変形する。
ツインバスターライフルの合体、分離も可能で、銃身が伸縮するオリジナルギミックも備える。シールドにもオリジナルギミックがあり、小翼が連動可動する。数々のオリジナルギミックを搭載したこれまでにないガンプラになっているようだ。4620円。
ウイングガンダムのガンプラ「ENTRY GRADE 1/144 ウイングガンダム」として10月に発売されることも話題になっている。組み立ては簡単ながら、ハイクオリティーが特徴の「ENTRY GRADE」シリーズのガンプラで、パーツ数を抑え、ニッパーを使わず手でパチパチと簡単に外せるタッチゲート仕様。パーツ分割により、組み立てるだけで色分けされる。1100円と比較的安価で、初心者でも楽しめるガンプラだ。
◇テレビ版デザインを再現したウイングガンダム
フィギュアとして「METAL ROBOT魂 <SIDE MS> ウイングガンダム」として発売される。ウイングガンダムを「METAL ROBOT魂」シリーズで立体化。テレビ版の機体デザイン、プロポーションを再現し、放映当時のセル画をイメージした彩色で仕上げた。バード形態への変形ギミックも備える。ダイキャストパーツには、メッキを施し、高級感と重量感があるのも特徴。オリジナルマーキングなど細部にもこだわった。バンダイナムコグループのショッピングサイト「プレミアムバンダイ」で予約を受け付けており、2026年1月に発送予定。1万9800円。
「プレミアムバンダイ」では、主人公ヒイロ・ユイのフィギュア「S.H.Figuarts ヒイロ・ユイ」も販売している。造形、可動、彩色にこだわったフィギュアで、第2話登場時の姿を再現。拳銃、爆破スイッチ、リリーナのドレスを使用した青い包帯付き交換用腕パーツと脚パーツが付属する。リリーナに手当てされたシーンも再現できる。2026年2月に発送予定。9900円。
フィギュアは、ほかの機体も立体化することを匂わせているが、現状では詳細は分からない。ガンプラも含めてさらなる新商品の発表が気になるところだ。30周年記念映像に登場した新機体のウイングガンダムゼロ クロークドカスタムなどの立体化にも期待した。
提供元:MANTANWEB