私を喰べたい、ひとでなし:テレビアニメが10月2日スタート OPは吉乃 EDは比名子のキャラソン 上田麗奈が愛媛巡る特番も
配信日:2025/08/10 12:00

「電撃マオウ」(KADOKAWA)ほかで連載中の苗川采さんのマンガが原作のテレビアニメ「私を喰べたい、ひとでなし」が、10月2日からTOKYO MXほかで放送されることが分かった。メインキャラクターの八百歳比名子、近江汐莉、社美胡が描かれたメインビジュアル、メインPVが公開された。
歌い手の吉乃さんがオープニングテーマ(OP)「贄-nie-」を担当することも発表された。OPはボカロPのユリイ・カノンさんが書き下ろした。エンディングテーマ(ED)は、上田麗奈さんが演じる八百歳比名子のキャラクターソング「リリィ」となる。
吉乃さんは「孤独なもの同士が痛々しいほどにお互いを求め合う、そんな愛と執着を表現したく、ユリイ・カノンさんに『贄-nie-』という楽曲を書き下ろしていただきました。胸が苦しくなるほど美しくはかない世界観に寄り添えていたら幸いです。ぜひアニメと併せてお楽しみいただければと思います」とコメントを寄せている。
アニメ化を記念して、上田さんが作品の舞台である愛媛を巡る特別番組「『私を喰べたい、ひとでなし』アニメ化記念特番 fromえひめ」が、9月25日からAT-X、愛媛朝日テレビで順次放送される。アニメ本編にも登場する実在の場所で、上田さんと愛媛在住の原作者・苗川さんと対談する。
「私を喰べたい、ひとでなし」は、2020年10月から「電撃マオウ」で連載中のマンガ。愛媛県を舞台に、死を願う少女・比名子と、その血肉を求める人魚・汐莉の美しくも切ない出会いを描いたサスペンス。汐莉は、成熟し、最高の状態を迎えるまで比名子を守り「いずれ自分が食べる」と約束し、比名子の胸には「このひとなら私の願いをかなえられるかもしれない」という切なる思いが浮かぶ……という展開。
アニメは、葛谷直行さんが総監督、鈴木裕輔さんが監督を務め、スタジオリングスが制作する。上田さんが八百歳比名子、石川由依さんが近江汐莉、ファイルーズあいさんが社美胡をそれぞれ演じる。
提供元:MANTANWEB