松山ケンイチ:大学生にエール 「どれだけ柔らかくいられるか」 「星つなぎのエリオ」イベントで大歓声
配信日:2025/07/23 19:07

俳優の松山ケンイチさんが7月23日、共立女子大学(東京都千代田区)で行われたディズニー&ピクサーの新作劇場版アニメ「星つなぎのエリオ」(8月1日公開)の大学生限定トークイベントに登場した。松山さんら日本版の声優陣がステージに登場すると、大学生から割れんばかりの歓声が上がった。
将来に向けて葛藤する時期でもある大学生に向けて松山さんは、「僕、40(歳)なんですけど、いまだに迷うし、悩むし、いろいろなことを気にします。ずっと挑戦し続けている感覚は変わらないような気がする。周りの意見を尊重しながら進んではいますが、自分が本当にやりたいことをやれるように動いていて、失敗も成功もありますが、(『星つなぎのエリオ』は)そういう自分を肯定してくれるような作品でした」と語った。
続けて「大人なってくると、正解が分かってきたりして、だんだん『これでいいんだな』と固まってきてしまう部分もありますが、どれだけ柔らかくいられるかを考えています」とメッセージを送った。
イベントには、日本版で声優を務める清野菜名さん、野呂佳代さん、お笑いコンビ「マユリカ」の中谷さん、宇宙飛行士の野口聡一さんも登場した。
「星つなぎのエリオ」は、一番の理解者の両親を失い、寂しさを抱えていた宇宙が大好きな少年エリオが主人公。エリオはこの広い世界のどこかには、きっと“本当の居場所”があるはず……と思いをはせていた。その切ない願いが届き、星々の代表が集う夢のような“コミュニバース”に招かれる。そこで出会ったのは、同じように孤独なエイリアンの少年グロードンだった。心を通わせる2人の前に“星々の世界”を揺るがす脅威が迫る。救うカギは、孤独な2人が交わした“ある約束”にあった……というストーリー。
監督は「リメンバー・ミー」(2017年)でストーリーアーティストを務めたマデリン・シャラフィアンさんと、「私ときどきレッサーパンダ」(2022年)で監督を務めたドミー・シーさん、「リメンバー・ミー」で脚本・共同監督を務めたエイドリアン・モリーナさんの3人が務める。
提供元:MANTANWEB