ジョジョの奇妙な冒険:アニメ「スティール・ボール・ラン」 監督は「黄金の風」木村泰大&高橋秀弥 小林靖子がシリーズ構成 SPイラスト公開
配信日:2025/07/07 10:00

荒木飛呂彦さんの人気マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの第7部「STEEL BALL RUN(スティール・ボール・ラン)」が原作のアニメ「スティール・ボール・ラン ジョジョの奇妙な冒険」のメインスタッフが発表された。「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」を手がけた木村泰大さん、高橋秀弥さんが監督を務め、「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」の監督を務めた加藤敏幸さんがシリーズディレクターとして参加する。全アニメシリーズを手がけてきた小林靖子さんがシリーズ構成を担当する。これまでに続き、david productionが制作する。
「黄金の風」「ストーンオーシャン」の作画監督を務めた津曲大介さんがキャラクターデザイン・総作画監督、菅野祐悟さんが音楽を担当する。アニメの全シリーズに携わってきた岩浪美和さんが音響監督を務める。
津曲さんがメインキャラクターのジョニィ・ジョースター、ジャイロ・ツェペリを描いたスペシャルイラストも公開された。9月23日に同作の新情報を発表する生配信イベントが実施されることも発表された。
第7部は、19世紀末のアメリカを舞台に、乗馬による北米大陸横断レースが描かれる。主人公は、半身不随の元天才騎手のジョニィ・ジョースターで、謎のアウトロー、ジャイロ・ツェペリと協力関係を結び、レースを共に進むことになる。2人は、巨額の賞金を巡ってせめぎ合う裏で、さらに恐るべき陰謀が渦巻くレースのゴールを目指す。
「ジョジョの奇妙な冒険」は、1986年に「週刊少年ジャンプ」(同)で連載が始まった人気マンガ。ジョナサン・ジョースターとディオ・ブランドーという2人の少年の出会いから始まるジョースター家の血縁と因縁を描く壮大なストーリーや、独特の擬音を用いた表現、印象的な立ちポーズなどが人気を博している。
テレビアニメは、第1部「ファントムブラッド」と第2部「戦闘潮流」が原作の第1シーズンが2012年10月~2013年4月、第3部「スターダストクルセイダース」が原作の第2シーズンが2014年4~9月、2015年1~6月、第4部「ダイヤモンドは砕けない」が原作の第3シーズンが2016年4~12月、第5部「黄金の風」が原作の第4シーズンが2018年10月~2019年7月、第6部「ストーンオーシャン」が原作の第5シーズン2022年1月~2023年4月に放送された。
スタッフ陣のコメントは以下の通り。
◇木村泰大監督のコメント
新しい部が始まりますので、今までの「ジョジョ」を見ていただいた方も、新しくこれから見てみようと思う方も、どちらの方々にも見ていただけたらと思います。馬の作画を、なんとかフィルムに落とし込むために、何年も前から準備していたので、その辺りに注目していただければなと思います。
◇シリーズディレクターの加藤敏幸さんのコメント
今回初めて「スティール・ボール・ラン」がアニメーションという形で皆様の目に映ると思います。長い、長いレースを僕らも頑張って走り抜いて行きたいと思っていますので、ぜひ応援してください。よろしくお願いします。
◇シリーズ構成の小林靖子さんのコメント
第7部、ついに、第7部です。第1部から13年間走り続けた「ジョジョ」アニメが、ついにこの壮大なレースのスタートラインに立つことができました。ここまで支えてくれた皆さんに心からの感謝を申し上げると共に、ジョニィやジャイロと一緒に最後までこのレースを走り抜けてくださることを願います。そして最後に、一足先に走っている我々ライターチームから一言。「ようこそ、スティール・ボール・ランの世界へ」
◇キャラクターデザイン・総作画監督の津曲大介さんのコメント
「ジョジョ」シリーズのファンの方はもちろん、初めて「ジョジョ」をご覧になる方。それぞれの視点で楽しめる作品だと思いますので。一緒に主人公たちと旅を見届けていただけたらなと思います。
◇音楽の菅野祐悟さんのコメント
「スティール・ボール・ラン ジョジョの奇妙な冒険」の音楽制作は難航しています。この物語はアメリカ大陸のレースを走り抜けるジョニィ・ジョースターたちの話ですが、僕も作品とジョニィ・ジョースターに自分を重ねながら、日々音楽と格闘しています。アニメ「スティール・ボール・ラン ジョジョの奇妙な冒険」は関わる全てのスタッフの戦いと成長の記録でもあります。楽しみにしていてください。
提供元:MANTANWEB