石川界人:「ダンダダン」第2期収録は任侠映画を参考に 田中真弓は早くも“第3期”に期待!?
配信日:2025/07/03 17:00

集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」で連載中の龍幸伸さんの人気マンガが原作のテレビアニメ「ダンダダン」の第2期の先行上映会がこのほど、東京都内で開催され、モモ役の若山詩音さん、オカルン役の花江夏樹さん、ジジ役の石川界人さん、ターボババア役の田中真弓さんが登壇した。石川さんは、第2期の収録で「『任侠映画のようないぶし銀を効かせて』と言われました」と未見だった映画のタイトルを例にディレクションを受けたといい、「次の週までにはその作品を勉強してアフレコに臨みました」と明かした。
第2期の放送を控え、田中さんは「第1期はすごいところで終わったじゃないですか。なので続きが楽しみだったんですけど、(第2期の映像を見たら)期待を超えて、ドーンときました!」と絶賛し、「今から第3期が楽しみだね~。あるに決まってる! あるわよね!?」と早くも続編に向けて気合十分の様子だった。
花江さんは、観客に「第2期、怖くないですか?」と問いかけ、多くの観客がうなずく様子に「今回は監督が2人体制ということで、新たにアベル(・ゴンゴラ)監督が加わりました。アベル監督と山代(風我)監督のアイデアのいいとこ取りになっています」と話し、キャラクターの色味や原作で描かれているシーンをアニメに落とし込むべく考えられた表現など、スタッフ陣の熱量について触れた。
第2期前半の中心人物となるジジについて、石川さんは「第1期のジジはオカルンと友達になるのかなと思いきや恋敵のようなポジションになりました。でも、第2期でようやく、ちゃんとした友情になるのかな? どうなのかな?という部分が描かれるのかなと思います」とコメント。石川さんの発言に花江さんは「最初は憎らしいやつだなと思ったのよ。(モモとオカルンが)いい感じになりそうなのに邪魔しやがって。しかも、イケメンだし(笑)」と言いつつも、第2期のジジには「良いやつだよ」と語った。
第1期から第2期まで少し時間があったというアフレコについて、若山さんはキャラクターの勘を取り戻せるのか少し不安があったと語りながらも、「掛け合いが始まったらすぐに『ダンダダン』の世界に入れました。そこまで心配する必要はなく、みなさんに引っ張っていただいたおかげで楽しく録(と)れました」と振り返った。
第2期は、“鬼頭家の最強ババア”とも言われる鬼頭ナキが登場することも話題になっている。強いババアの筆頭格ともいえるターボババアを演じる田中さんは「“このババアには負けない”と思うことはありますか?」と聞かれると、「磯辺万沙子さんが演じるナキは怖い。第一線で長きに渡り舞台女優を続けているということもあって圧がすごい。田中真弓も、水樹奈々も、磯辺万沙子には敵わない」と圧巻の演技を絶賛した。
第2期の見どころについて、若山さんは「第2期もさまざまな濃いキャラクターが登場しますが、どれもすてきに描かれていて、最高に『ダンダダン』しています! みなさんにはそのキャラクターたちを愛していただいて、全力で『ダンダダン』を楽しんでいただけるとうれしいです」と語った。花江さんも「これまでも個性的なキャラクターが多かったんですけど、“第2期は別のベクトルでヤバいやつがいる”と思うようなキャラクターが出てくるので、みなさんにも早く見てほしいです」とアピールした。
「ダンダダン」は、2021年4月に「少年ジャンプ+」で連載を開始した。霊媒師の家系の女子高生・モモと、モモの同級生でオカルトマニアのオカルンが、次々と現れる怪異に立ち向かう姿を描く。コミックスの累計発行部数は1000万部以上。
テレビアニメの第1期がMBS・TBS系の深夜アニメ枠「スーパーアニメイズムTURBO」で2024年10~12月に放送された。第2期は同枠で7月3日から放送される。
提供元:MANTANWEB