機動戦士ガンダム:銀灰の幻影:アヌシー映画祭VR部門に選出、正式出品
配信日:2025/04/30 10:14

人気アニメ「ガンダム」シリーズのVR映像「機動戦士ガンダム:銀灰の幻影」が、6月にフランス・アヌシーで開催される映画祭「アヌシー国際アニメーション映画祭」の公式コンペティションのVR-シリーズ部門に選出され、正式出品されることが分かった。
「アヌシー国際アニメーション映画祭」は、1960年に「カンヌ国際映画祭」のアニメーション部門が独立して、設立された。アニメの映画祭としては世界で最も長い歴史を持ち、最大規模で開催される。開催期間は6月8~14日。
「機動戦士ガンダム:銀灰の幻影」の舞台はU.C.0096(宇宙世紀0096)で、主人公は、連邦でもジオンでもない非公式の傭兵(ようへい)組織アージェント・キールに所属する。同組織は、ジオンと内通する連邦高官アザミ・メギッネの暗殺任務を請けるが、出撃直前に連邦軍のジェガン隊から艦隊を襲撃され、混迷を極める中、ひそかに所有する“銀色のガンダム”が宇宙に放たれることになる。
バンダイナムコフィルムワークスと「Gloomy Eyes」「Battlescar」などを手掛けてきたフランスのVR制作会社アトラスVが共同制作した。鈴木健一さんが監督を務め、関西リョウジさんが脚本、ことぶきつかささんがキャラクターデザイン、明貴美加さんがメカニカルデザインを担当。中川翔子さんが主題歌「ACROSS THE WORLD」を歌う。2024年10月にMeta Quest 2、Meta Quest 3向けとして発売された。2024年に開催された「第81回 ヴェネチア国際映画祭」のイマーシブ部門にもノミネートされるなど、世界的にも注目されている。
提供元:MANTANWEB