ソムタム田井のコスプレリポート:ウクライナ出身レイヤー アンナミラーズ制服コスプレ 190センチ超えの圧巻スタイル
配信日:2025/04/12 20:11

コスプレは自宅で気軽に楽しめる趣味であり、アニメやゲーム、マンガなどの人気のバロメーターとしても注目を集めている。コスプレ文化の研究家でライター兼カメラマンのソムタム田井が、イベントに取材、参加して見つけたハイレベルなコスプレーヤーをピックアップ。衣装、ウイッグ、メーク、体づくりなど、キャラクターになりきる上でのこだわりについて聞く。
本稿で紹介するのは、2024年12月29、30日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催され、約30万人が来場した「コミックマーケット105」に参加していた、ウクライナ出身のコスプレーヤー、ネトーチカさん。
ネトーチカさんは、身長180センチの圧巻スタイルを生かして、さまざまなコスプレに挑戦。高身長ならではのユニークな写真を多数、SNSに投稿し、好評を博している。「コミケ105」初日には「葬送のフリーレン」に登場するメトーデのコスプレで参加。ビジュアルを自然な雰囲気に仕上げるため、眉毛の色味の再現にこだわったという。
「私自身の眉毛は茶色で、メトーデの金髪のウイッグと合わせると少し不自然に見えたため、まずは脱色して色味を合わせるところから始めました。眉毛の脱色は初めてだったので少し痛かったものの、いい感じの色味に仕上がったので満足しています」
スタイルが際立つ衣装は、サイズ感の調整に気をつけたと話す。
「衣装はオーダーメードのものですが、注文してから手元に届くまでの間に体重がかなり減ってしまって……。今のスタイルに合わせてサイズを調整するのに、けっこう時間がかかってしまいました」
2日目はアニメやゲームのキャラクターではなく、レストランチェーン「アンナミラーズ」の制服を着こなして参加。ウエーターらしさを追求し、ポージングを徹底的に研究してきたという。
「『アンナミラーズ』の制服はデザインが可愛くて、いつか着てみたいと思っていたんです。衣装を用意しながら、ウエーターらしいポーズも勉強してきたので、大勢の方から“よく似合っている”と言ってもらえてうれしかったです! それと、私はもともと背が高いんですけど、今回はさらに10センチのハイヒールを履いて。コスプレ中の身長は190センチを超えていたので、かなり目立っていたと思います」
取材・文:ソムタム田井
提供元:MANTANWEB