花澤香菜:アニメ「謎解きはディナーのあとで」インタビュー 梶裕貴、宮野真守とのコンビネーション 「私も負けてられない」

配信日:2025/04/04 7:01

「謎解きはディナーのあとで」に出演する花澤香菜さん
「謎解きはディナーのあとで」に出演する花澤香菜さん

 東川篤哉さんの人気ミステリー小説が原作のテレビアニメ「謎解きはディナーのあとで」が、フジテレビのアニメ枠「ノイタミナ」で4月4日から放送される。櫻井翔さんや北川景子さんが出演する実写ドラマ、映画も人気を集めた話題作で、アニメで東京都国立署の刑事でありながら、財閥令嬢という二つの顔を持つ宝生麗子の声優を務めるのが人気声優の花澤香菜さんだ。花澤さんに収録の裏側を聞いた。

 ◇切り替えが大変!

 「謎解きはディナーのあとで」は、東京都国立市を舞台に、新米刑事で宝生グループの令嬢・宝生麗子、麗子の執事兼運転手で、鋭い推理力と毒舌を持ち合わせた影山が事件の謎を解き明かしていくミステリー。「ダイヤのA」「しろくまカフェ」などの増原光幸さんが監督を務め、マッドハウスが制作する。梶裕貴さんが、影山、国立署の警部で、麗子の上司でもある風祭京一郎をそれぞれ演じる。

 「小説は読むけどミステリーはあんまり触れてこなかったんです」という花澤さんだが、「謎解きはディナーのあとで」の原作に触れ、魅了された。

 「私は推理ができないんです。こうかな?と思っても全然違うところにいっちゃったりして……。でも、すごく読みやすいんですよね。ミステリー自体はもちろんしっかりしているのですが、麗子ちゃんも影山も風祭もすごく面白いんです。麗子ちゃんは華やかな世界にいますが、身近に感じる人間らしさがありますし。実写化に続き、アニメ化されるということで、本当にいろいろな人に楽しんでいただける作品です」

 花澤さんが演じる麗子はよくしゃべる。表情もコロコロ変わる。

 「いい子なんです! 育ちの良さがありつつ、上品じゃないところもあって、モノローグがすごいことになっています。見ていて気持ちいいし、演じる時も楽しいんだろうなって思っています。よくしゃべりますし、喜怒哀楽を激しめに表現することを意識していました。麗子ちゃんの視点でお話が進んでいきますし、テンションの上下も激しい。 シーンがパパッと切り替わっていき、事件の後でしんみりしていても、急に風祭警部が出てきて、めちゃくちゃになったり(笑)。麗子ちゃんの情緒がちょっとおかしくなったりして、切り替えが大変です。少し毒もあるけど、ジメジメしていないところを意識していました。彼女からは光を感じます。明るく、ポジティブで、自信を持っているところが素敵なので、そこを意識して演じています」

 ◇宮野真守が仕掛けてくる!

 麗子が作り出すテンポの良さが作品の魅力になっているが、演じる花澤さんは「めちゃくちゃ忙しい!」と笑顔で語る。

 「アフレコが終わると、ヘトヘトです。でも、楽しかったです。風祭警部を演じる宮野さんが仕掛けに仕掛けてくるので、それに対応していき、そこで生まれるものがあって面白かったです。風祭警部は一番動ける余白のあるキャラクターなので、急にアドリブがくると、笑いをこらえて対応しなきゃいけません。アニメは風祭警部の無駄な動きがめちゃくちゃ多いんです。そこに、宮野さんのお芝居が加わり、カオスになります。たまに英語のセリフが入るんですけど、英語のセリフだけ立たせたり、宮野さんのアイディアでやられていました」

 宮野さんが仕掛けてくるのは、これまで数々の作品で共演してきた花澤さんへの信頼感があるからかもしれない。

 「宮野さんイコール風祭警部と思うくらい、キャラへの入り込み方が素晴らしいです。どういうふうにこのセリフを言うんだろう?とワクワクさせてくれて、エンターテイナーだなと思いながら収録しました。これまでの積み重ねがあるので、お芝居のキャッチボールに安心感があります。宮野さんは危険球も投げてきて、麗子としてそれをはね返していますが、宮野さんに『危険球を投げても大丈夫』と思っていただけいたらうれしいですね」

 ◇梶裕貴のすごさ

 「眼鏡が大好きなんです」という花澤さんが気になるキャラクターは影山だ。

。「眼鏡フェチなところがありまして。しかも影山は執事という属性もあります。影山は唯一無二です。何かのフェチに刺さるんですよ。ズルいですね。どんな言葉を吐いてくれるんだ……とワクワクするし、少し厳しいことを言ってください!という気持ちにもなります。麗子ちゃんをちゃんと思っているところもあって、デレたりもします。やっぱりズルいです。風祭警部は、風祭警部っていう生き物ですから。無駄にイケメンで、面白い方が勝っちゃいます」

 影山を演じる梶さんとの掛け合いも見どころの一つになる。

 「梶君は影山みたいなタイプの役をあまりやっていませんし、影山は読者の方それぞれにイメージがあって、監督の中にもあり、第1話では、そこに近づけていく作業をしっかりやっていました。ボソボソしゃべるのですが、嫌味を響かせなきゃいけないですし、その案配が難しいと思うんです。爽やかに闇があるところがいいですよね。

 花澤さん、梶さん、宮野さんはこれまでも何度も共演経験があり、「謎解きはディナーのあとで」でも3人のコンビネーションを発揮した。

 「梶君は、ここにきてまた新しい役に挑戦しているのが、めちゃくちゃすごいです。影山は冷静に推理します。尺がタイトの中でセリフを入れなければいけなくて、ボソボソしゃべるので、息が持たない中で、やらなきゃいけないんです。想像すると、すごく大変なことなんです。そういうのをサラッとやっているんです。すごいです。2人(梶さんと宮野さん)はずっと進化を続けているので、私も負けてられない」

 ◇麗子の魂の叫び

 「負けてられない」という花澤さんは、この作品で挑戦になったことがある。

 「影山に嫌味を言われた時、一発目に『はあ!?』と返すんです。威力がすごくあって、慣れにしたくはなくて、毎回、新鮮に聞いていただきたいと思いながら演じています。テストと本番も全然違うだろうし、自分でもどういう声が出るか分からないままやっていました。その時の気持ちを込めた魂の叫びです。麗子ちゃんは、溜めて溜めて怒り爆発させるので、怒りの玉を込めるように演じています」

 花澤さんは、麗子を演じるとヘトヘトになるというが、どうリフレッシュしているのだろうか?

 「まずはお風呂にゆっくり入ります。今回はアフレコに時間が掛かりましたし、家に帰ったら、とにかくお風呂に入ろう! 回復しなきゃ!って。しっかり汗をかくと、体の調子がいいのかな? 風呂で好きなラジオを聞いています。声を張るので、反り腰になりますし、体のケアとかは結構してますね。私はピラティスでほぐして、体を戻そうとしています」

 「謎解きはディナーのあとで」に全力で挑んだ花澤さんの演技にぜひ注目してほしい。最後にアニメの見どころを聞いた。

 「増原監督とは『こばと。』という作品で初めてご一緒させていただき、ギャグ描写が大好きだったので、これはぴったりだな!と思っていましたし、小説ともドラマともまた違う魅力があるので、ぜひ楽しみにしていただきたいです。アニメーションならではのコロコロ変わる表情や風祭警部の無駄な動きなど見ているだけで楽しくなっています。増原監督も本当に気合入れて面白く作ってくださっていて、普遍的なことを扱っているので、どの世代の人も見られるアニメになっていています」

提供元:MANTANWEB

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