ソムタム田井のコスプレリポート:「勝利の女神:NIKKE」レイヤー からあげ爆食で“むちむち感”を再現
配信日:2025/08/23 19:55

コスプレは自宅で気軽に楽しめる趣味であり、アニメやゲーム、マンガなどの人気のバロメーターとしても注目を集めている。コスプレ文化の研究家でライター兼カメラマンのソムタム田井が、イベントに取材、参加して見つけたハイレベルなコスプレーヤーをピックアップ。衣装、ウイッグ、メーク、体づくりなど、キャラクターになりきる上でのこだわりについて聞く。
本稿では、東京・池袋のサンシャインシティ周辺で定期的に行われているコスプレイベント「acosta!(アコスタ)」で撮影、インタビューした、「勝利の女神:NIKKE」のアニスに扮(ふん)するえびさん、ラピに扮する星乃みくるさん、プリバティに扮するごまなさんを紹介する。
同作はコスプレ界隈でも非常に人気が高く、2022年11月のリリース以降、どのイベントに行っても必ずコスプレ参加者を見かけるくらい定番のタイトル。8月16、17日に東京ビッグサイトで開催され、約25万人が来場した「コミックマーケット106」でも「NIKKE」のキャラクターに扮するコスプレーヤーは多く、そんな彼女たちを撮影しようと、各所に撮影のための長蛇の列ができていたのが印象的だった。
アニスに扮するえびさんは、キャラの体形を再現するために食事にも気をつけたという。
「明るく元気な女の子を意識して、ポージングの練習をしてきました。それとアニスのむちむち感を出したくて、前日にたくさん唐揚げを食べてきたことも、私なりにこだわった(!?)ポイントです!」
ラピに扮する星乃みくるさんは、表情の再現にこだわった。
「ラピはあまり笑ったりしない、クール系の美人といったイメージなので、撮影時にはキリッとした表情を作ることを意識しました」
ごまなさんはプリバティに扮するにあたり、“メイド衣装を着る恥ずかしさ”を表現することにも注力したと話す。
「ツンデレメイドのキャラ設定を意識して、表情とポージングにこだわりました。ムスッとしつつ、恥ずかしさも感じてもらえるような表情を再現したつもりなので、キャラの雰囲気をうまく表現できていたらうれしいです!」
取材・文:ソムタム田井
提供元:MANTANWEB