薬屋のひとりごと:ミセスが新OP担当 新EDはOmoinotake 壬氏の正体が明らかに 第2期第2クール突入
配信日:2025/03/29 0:10

バンド「Mrs.GREEN APPLE」が、小説投稿サイト「小説家になろう」から生まれた日向夏さんのライトノベルが原作のテレビアニメ「薬屋のひとりごと」の第2期の第2クールのオープニングテーマ(OP)「クスシキ」を担当することが分かった。バンド「Omoinotake」がエンディングテーマ(ED)「ひとりごと」を担当することも発表された。
4月4日の放送から第2期の第2クールに突入する。3月28日に放送された第36話「華瑞月」では、壬氏の正体が明らかになり、第1クールは終了した。吹雪の中、どこかに連れて行かれる猫猫を描いた第2クールのキービジュアルも公開された。
「Mrs. GREEN APPLE」の大森元貴さんは「日本のみならず、海外でも愛されている『薬屋のひとりごと』と、今回このようなご縁をいただきとても光栄です。僕たちの持っているもので作品に何を注げるのかを考え、『クスシキ』という楽曲を制作いたしました。“薬”の語源になっている“奇し(くすし)”という古語から『クスシキ』というタイトルを決めました。人の助けにもなり、そして毒にもなり得る薬。元々は『神秘的な』『摩訶不思議な』という意味を持つということからヒントを得て、メロディー・歌詞共に世界観を広げていきました」とコメント。
「僕たちらしいバンドサウンドの中に、『薬屋』らしいオリエンタルな雰囲気をメロディーや楽器にも取り入れ、Mrs. GREEN APPLEとしても新たな挑戦をしています。“今世を超え来世でも変わらない愛”をテーマとして書いたので、目まぐるしく展開していく曲ではありますが、ぜひ物語と合わせて一行一行楽しんでいただけるとうれしいです。この先の物語もますます盛り上がっていきますので、ぜひ楽曲とともに楽しんでいただきたいです」と話している。
「Omoinotake」は「物語としても、重要なシーンのエンディング。毎話違っていく、想いの矢印の先。そこには、どんな歌が似合うんだろうか。まだここで多くは語れませんが、そんなことばかりを考えて制作いたしました。ストーリーを追うごとに、いろんな聴こえ方がしてくるような、そんな『ひとりごと』が書けました。現代と『薬屋のひとりごと』の世界は、価値観や死生観の違いもあるけれど、いつまでも変わらない『普遍性』を持った歌を、創れたような気がしてます。哀しさばかりの世界で、一ミリの希望を、どうかあなたと、分かち合えたら」とコメントを寄せている。
「薬屋のひとりごと」は、ライトノベルがヒーロー文庫(イマジカインフォス)から刊行されており、コミカライズも人気を集めている。原作のシリーズ累計発行部数は4000万部以上。舞台は、とある大陸の華やかな後宮で、毒見役の少女・猫猫が、美形の宦官・壬氏と共に陰謀やウワサのひしめく後宮で起きる事件に巻き込まれていくことになる。テレビアニメ第1期が日本テレビ系で2023年10月~2024年3月に放送された。第2期が日本テレビのアニメ枠「FRIDAY ANIME NIGHT(フラアニ)」で放送中。
提供元:MANTANWEB