ゆうたろうインタビュー(後編):メイクを始めたきっかけ、恋愛観は?モデル・ゆうたろうさんのプライベートに迫る!
更新日:2018/09/13 10:00
初出演作となる映画「3D彼女 リアルガール」で、猫耳が特徴的なキャラ・伊東悠人役として出演するゆうたろうさん。タレント・モデルとして活躍する一方、お芝居に初挑戦した舞台での思い出や、自身の恋愛観、また好きな漫画について教えてもらいました!
メイクに出会ったおかげで今ここにいられる
――お好きな漫画で「星野、目をつぶって。」 (永椎晃平/講談社) をあげていただきました。この作品に出会ったきっかけは何ですか?
ゆうたろう
僕自身がメイクするので、メイク関連の漫画ということで目に留まって読みました。ヒロインの星野海咲(ほしの みさき)ちゃんは、学校ではカーストトップのおしゃれで可愛い女の子だけど、素顔はまったくの別人。そのギャップが面白いなと思って読んでいました。
主人公の小早川(こばやかわ)くんが、ずっと星野ちゃんのメイクの練習をしてあげるんですけど、最初は全然うまくできないんです。でも、二人の関係がちょっとずつ近づくにつれてメイクもうまくなったりして…そういうほんのりとした恋愛要素もストーリーにうまく組み込まれているので、すごく読みやすかったです。
- 少年漫画 星野、目をつぶって。
- 3.7 (44件)
――ご自身もメイクをされるということで、星野に共感することはありますか?
友達でもすっぴんを見せられる子と見せられない子がいたり、異性の前ではフルメイクでいたいという気持ちはありますね。星野ちゃんとは性別も性格も違うけど、通ずるものがあります。
ゆうたろう
――ゆうたろうさんがメイクを始めたきっかけは何ですか?
姉から「友達のファッションショーに出てくれないか」と頼まれたことがきっかけです。それまでマスクをしないと外に出られないくらい人前に出るのが嫌いだったんですけど、初めてお姉ちゃんにメイクしてもらったら、すごく評判が良かったんです。“メイクしていたら褒めてもらえるんだ”と思って、そこから自分で道具を買いに行って、メイクをするようになりました。メイクをしていなかったら、今のような人前に立つ仕事はできなかったかもしれませんね。
ゆうたろう
生々しい大人の恋愛観に引き込まれる!
――好きな作品として、他には「恋のツキ」 (新田章/講談社) もあげていただきました。
同棲中の彼氏がいる31歳の女性と、高校生の男の子の恋愛なんですけど、あまりにリアルな世界観に引き込まれて、一気読みしちゃいました。
“もうときめきはないけど、年齢的に今の相手とこれからも一緒にいるんだろう”とか、“今勢いで彼氏と別れたとして、この先誰からも選ばれなかったら怖い”とか、大人ならではの複雑で生々しい気持ちが表れていると思います。僕自身はまだ恋愛経験はないんですけど、大人の恋愛ってこんな感じなのかな…と。
――まだ恋愛経験がないとのことですが、恋愛に対してどういう印象を持っていますか?
恋愛を考えたとき、女の子を汚してしまうような気がして自分が一歩引いてしまうところはあると思います。人間としては男女どちらも好きなんですけど、恋愛となったときにまだどっちを好きになるかは全然わからないです。でも、タイミングと出会いさえあればどっちでもいいなと思っているので、いつか素敵な恋愛をしてみたいですね。
ゆうたろう
男らしい役を演じて、役者としての幅を見せたい!
――色々な少女漫画についてお話いただきましたが、ガラッと趣向の異なる「GANTZ」 (奥浩哉/集英社) も好きな作品としてあげていただきました。
映画「GANTZ」をお姉ちゃんにすすめられて見たのがきっかけで好きになりました。自分で初めて全巻集めた漫画です。ラストが衝撃的で、今でもたまに1巻から読み直したりしています。
ゆうたろう
――特に印象的なシーンなどはありますか?
もともと東京を舞台に繰り広げられる物語なんですけど、途中で大阪のキャラクターたちも登場するんです。彼らがとにかく桁違いに強くて、レベルアップした武器で、どんどん敵を倒すんです。いろんな地方のGANTZチームが出てきたり、かっこいい武器やバイク、ロボットなどが登場すると男心をくすぐられましたね。
――「GANTZ」 (奥浩哉/集英社) の中で好きなキャラクターは誰ですか?
個人的には西丈一郎(にし じょういちろう)くんがすごく好きです。自分が「GANTZ」 (奥浩哉/集英社) を読んでいたのが中学生だったということもあって、同じ中学生のキャラに親近感を感じたのかもしれません。GANTZの世界を生き抜いてきて、一人だけ違う武器を持って戦ったり、クラスメートを見下すシーンは印象的でした。
――今後、漫画のキャラクターで演じてみたい役はいますか?
「王子様には毒がある。」 (柚月純/講談社) では、著者の方が主人公の七海颯太(ななみ そうた)くんを、僕をイメージして描いてくださっているみたいなんです。
単行本発売記念のコラボ企画では、颯太くんのコスプレをさせていただいたんですけど、もし実写映画化などがされたら、ぜひ演じてみたいですね。
- 少女漫画 王子様には毒がある。
- 4.0 (4114件)
とってもかわいいけれどちょっぴり頼りない、幼なじみの颯太くんをお世話している、りず。……だけど...
他には、今までどちらかと言うと中性的な役や可愛らしい役が多かったので、めちゃくちゃ男っぽい役もやってみたいです。声ももうちょっと低くして、言葉遣いも荒く…というキャラ。役者としてこなせる幅を見せられたらいいなと思っています。
ゆうたろう
つっつんこと、筒井光はアニメやゲームのバーチャルな女の子で満足している高校生。ある日、プール掃...
モデルのみならず、俳優としても活動の幅を広げ、日々急成長を遂げるゆうたろうさん。“男っぽい役”を演じる時が来るのが楽しみですね!
写真:原恵美子
プロフィール
ゆうたろう
1998年、広島県出身。中性的な顔立ちと独自のファッションスタイルなどから、原宿系の若者から絶大な人気を誇るモデル。近年では、「初恋モンスター」(2017年)にて舞台初出演、「3D彼女 リアルガール」(2018年)で映画初出演を果たし、俳優としても活動の幅を広げている。
◆映画「3D彼女 リアルガール」公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/3Dkanojo/
◆アソビシステム ゆうたろう 公式プロフィール
https://asobisystem.com/talent/yutaro/
◆ゆうたろう 公式twitter
https://twitter.com/aaaaao_e
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作者
ヘルシー鮫
漫画と猫と今川焼きが好きなゆるいオタク。テニプリは青春にしてホーム。永遠に千石清純に恋してる。【twitter】@herusamecochan
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