【ネタバレあり】シークに娶られてのレビューと感想

岩崎先生の描かれる男性がとにかく素敵！たまらなく素敵です。代理母で産んだ子供の両親が亡くなり次期国王だからと連れて行こうとするヒーローに立ち向かうヒロイン。結局子供の為に偽装結婚をすることになります。ヒーローはスゴイ重荷を背負って生きてきたんですね。その過去を乗り越えてヒロインと幸せになれて良かったです。

絵が好み

ハーレクインは、大人の恋愛模様がリアルにロマンティックに描かれてるから大好物です(笑)繊細な絵柄なのに、大胆な表現力もあってつい一気読みしちゃいましたね〜

アデンが可哀想😭

一度に生物学的両親共に失ってしまったアデン。
実質の母である叔母しか庇護出来る存在が無い。
しっかりと心を決め、育てようとするクロエ。
二十代前半で学生のクロエが、そんな一大決心出来たのは、日本で言う【十月十日】自分のお腹の中で大事に慈しんで育んできた命であったからこそ。甥だけれど、そういう意味では、母同然だものね😢
感情を抑圧する訓練を受けて来たサイード。心を凍結する事に因って、常に理性的で正確な判断を下せる様に訓練され、愛情を始めとする感情を排除するのが当たり前の世界。
相容れられるのか、この二人。冷酷非情な態度のサイードに食って掛かるクロエ。
そこは、本当にアデンの母の顔。
あー、このお話の先を読みたいし、サイードとクロエの間に子供はさずからなかったのかとか、アデンがどんな少年に育ったのかとか、詳しく知りたいっ❗️
続編希望ですっ✨

良かったのですが…

ストーリーも良く、絵も綺麗で良かったのですが、サイード、クロエの過去のトラウマを、2人がお互いにを理解をして、愛しあうようになる過程を、もう少し丁寧に描がいて欲しかったです。
あと、他の方も書いていますが、一気に16年は飛ばし過ぎです。
16年間に何があったか等。
10話では、完結出来ないと思います。続きか、サブストーリーが欲しいです。

16年間の間部分も描いてほしかったなぁ

堅物のサイードがクロエに惹かれて、どんどん感情を表に出して愛を乞う姿がたまりませんでした。
最後の中継演説＆キスシーンは最高です。

ゆうかい救出後、一気に16年後のアデンの成人の義になってしまうのですが、その16年間のアデンを仲睦まじく愛情を注いで育てている二人の姿も描いてほしかったなぁ

ヒーローは最初からヒロインを気に入ってた

んじゃないですかね。
成り行きで(言葉とは裏腹に複雑な経緯ですが)結婚するしかなかったけど
本当に愛し合うようになる。
きょうだいの忘形見を育てて国を守っていくことになった二人。
この二人に子供は生まれなかったのかなーと、ふと思った。

この方の描く男性は、何でこんなに精力的なんでしょうか！？と思いますが、やっぱりいい男には、出来ないことはないんだなと確信しました(笑)
トラウマがあっても、強い意思でそれを乗り越えるシーク。
一国の未来のために、人生と体を提供して姉の息子を守ろうとする大人の女性。
終盤が飛ばされ過ぎて残念です。
この二人の絆の物語、もっと読みたくなりますね。

カッコいい二人とも

ヒロインもヒーローも、なんだかカッコいい。もう素直にさっさとくっついてしまえばいいのに、甥っ子を間に挟んで、真面目すぎるお二人。すごくドキドキしておもしろかった。

代理そして偽装

一国のお妃となっていた異母姉妹そんなお妃は不妊に悩んでいた
そんなある日異母姉妹である事を平凡な大学院生の姉は知る。
そんなお妃からの願いは、代理出産での国に待望の王子を産んでもらう事
姉は了解し、産んだ！
だが運命の歯車は違う方に動き始める
素敵だけど少し切ない気持ちにもなるストーリーです

異国情緒たっぷり

シーク物を初めて購入しました。衣装や調度が丁寧に描かれていて異国情緒たっぷりです。ヒーローはマッチョでセクシーで暗い過去を抱えていて惹かれますね～。確かにラストの16年後はいきなり感がありそこへたどり着くまでの二人の物語を読みたくなりました。