【ネタバレあり】[小説]鬼の戀のレビューと感想
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ストーリーは、面白かったです
戦後のどさくさの影で 浮世離れした世界(村)の中で御伽噺(怖) 今までにないちょつと変わった物語り。
ちょっと難しいかなぁ〜 もっと軽くラブでエロく仕上げても良かったのではと思います。
次回作期待して待っていますo(^_-)Oby フローリア- 0
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5.0
この作家さんで最初に読んだ作品。
文章から描かれる光景に、凄まじい表現力で一気に引き込まれました。
守りたい想いと本能の狭間で葛藤するヒーローの苦悩は苦しくなるほど。
それでもやっぱり守り抜く愛を貫いた結果は、ふたりにはハッピーエンドだったのでしょう。by 匿名希望- 1
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3.0
ちょっと疲れました
戦後直ぐのちょっとした時代物で、小さな村の風習とか因習、呪詛に纏わるお話です。
村外で何も知らずに育ったヒロインが運命に絡め取られて、鬼の花嫁になります。
儀式と称してのヒーローとのエロは多めですが、そこに至るまでの葛藤は切ないです。
文章もちょっと硬めで、さらっと読み進める感じではなかったです。
ただ、話の世界観とイラストの雰囲気はベストマッチで、いい感じに盛り上げてくれました。by 匿名希望- 1
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5.0
面白かった
凄い読み応えがあり、内容も凝っていて面白かったです。
他の方も言う通り、全体的に重く、残酷でした。
ヒーローの執着も凄く、でも簡単にはヒロインと結ばれない複雑さ、、。
最後はハッピーエンドなのだろうけど、色々考えてしまう終わり方でした(笑)
それほどまでに読み応えあります!
その後どうなったのかも気になりました。
とてもハイクオリティな作品でした。by 匿名希望- 0
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5.0
試し読みの先の読み応え!!
試し読み部分だけだと横溝正史の八つ墓村みたいですが、
主人公の萌と、平安期から続く 亡き母の実家に暮らす現当主である従兄の宗一、そして夢の中にいつもでてくる兄さまの三者を軸に
鬼への土着信仰からくる血生臭い影と、男女の色艶とを場面場面に落としながら展開していきます。
かたい文章の合間にでてくるcielさんのイラスト、とても良かったです。
物語上の鬼信仰に欠かすことの出来ない儀式である ひと月の間の逢瀬の描写は、話が間延びすることもなく、核心部分も語りながらエロティックに綴られていて、そこもまた良かったです。
個人的には物語中盤の、夜の庭で苦悩で涙する宗一が萌を求めた場面が1番ぐっと来ました。
あぁ。辛かろう宗一。
千年の怨讐とその一族の滅亡。
血生臭い感じが苦手な方はちょっとこれは重いなという具合かもしれないけれど、買って損はないストーリーだと思います。何度も読み返してしまう。
cielさんのイラストが好きで購入したのですが物語にも満足しました!by 匿名希望- 2
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5.0
綺麗なイラストに惹かれて購入しました(笑)
散々ヒロインをひどい言葉と態度で傷つけたのも、彼女を守るため。
ラストあたりはエロ三昧ですが、最後の最後は恐くなりながら読みました。
こういった古いしきたりは、内容は違えど実在するんですよね。神様のために、と。
この物語はフィクションですが、二人が永遠に幸せになるといいな…と思います。
死後の世界か、遠く離れた世界か、どちらとも言えず終わってますが、個人的に、現実の世界で、二人はひっそりと生きていてほしい。by 匿名希望- 2
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3.0
最後は
最後がよく分からなかった。
一万あったら花が咲くっていう意味が結局分からずもやもやがのこりました。
その他は面白かった!by あすちゃる- 0
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5.0
丸木さん作品の中で一番ツボです
この作者さんの作品は重くて読後ズーンとすることが多いんですけど、この作品は執着愛ながらお互いが愛し合っているからお気に入りの作品です。ラストは衝撃的でしたが主人公達からするとハッピーエンドなのかと納得しました。内容は戦後の日本どこか山奥の村で鬼と花嫁がキーワードです。不気味な雰囲気で謎が解けていくところも見所です。エロも濃厚で臨場感がすごく、ヒーロー序盤はツンツンなんですけど、本当の気持ちにとてもキュンとしました。そしてヒロインを守ろうとするところがカッコ良いし、ヒロインに謝りながらも本能に逆らえず…てところが好きです。後半は怒涛の展開とエロです。
内容とエロと挿絵、どれも良くてオススメです。by 匿名希望- 7
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5.0
これは、(小説)TL???
これはTL……。
これは民話……。
TLを遥かに越えたTL,
凄まじい、表現力。凄まじくエロ。。。
この表現を文章で表すのはお見事。(^o^)
はかなげで少女の様な萌……無垢な萌……。
逞しく長身で兄のような宗一。優しくも残忍な宗一。
とある県の紅殼塗の村がある。風土、風習 、神隠し……そんな村に両親を無くした萌が、親族に会いに足を踏み入れる。
これから起こる奇妙で恐ろしい出来事かあるとも知らず。。。(^。^;)by くれない- 8
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4.0
戦後すぐに一人ぼっちになった女の子が、母方の実家からの迎えで、金田一に出てきそうな岡山の村に向かうところから始まります。
実家には美形一族が暮らしているのですが、不思議なことばかり起きるし、女の子の不安は大きくなるばかり。
そんななか祖母から自分が家に呼ばれた訳を聞かされる。
呪われた村とそこで崇められる鬼がどうして存在するのか、じわじわ理解出来てきたときに何だか妙なリアル感を覚えました。
人間より恐くてイカれた生き物はいないのかもと、毎度この作者さんの話を読んではぐったりしつつ、なぜか毎回買ってしまう。
そしてやっぱりエロい…。
ただ、狂乱しつつズバッと終わるラストではなく、ちょっとは救いもあるのかなぁという気はしました。いや、やっぱり阿鼻叫喚ではあるけど。
あと、お隣県民としてはちょびっと方言が気になるとこがありました。ほぼ同じしゃべりなので。ちょっとした語尾とかはスルーできても、最後の怒りの村人とか、何故か面白い感じになってしまった。
やり過ぎ感?何かいろんなのが混ざってた気がします。
戦後だから方言が凄いイメージだったのだろうと思いつつ、ちょっとだけ気になりながら読みました。
でもこの作者さんのは、次もきっと買ってしまうと思います。by ぶんた1205- 11
5.0