5.0
丸木さんだ~!
って感じの内容、丸木さんワールド全開です。
終り方に賛否両論あるかと思いますが、私はあれで良かったと思います。
タイトル通りのストーリーでしたしね
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って感じの内容、丸木さんワールド全開です。
終り方に賛否両論あるかと思いますが、私はあれで良かったと思います。
タイトル通りのストーリーでしたしね
戦後直ぐのちょっとした時代物で、小さな村の風習とか因習、呪詛に纏わるお話です。
村外で何も知らずに育ったヒロインが運命に絡め取られて、鬼の花嫁になります。
儀式と称してのヒーローとのエロは多めですが、そこに至るまでの葛藤は切ないです。
文章もちょっと硬めで、さらっと読み進める感じではなかったです。
ただ、話の世界観とイラストの雰囲気はベストマッチで、いい感じに盛り上げてくれました。
怖かったです。でも、面白かったです。サスペンスの二時間ドラマを見ていたような感じになりました。やっぱり風習とか人間が怖く感じます
独特な雰囲気があって、とても素敵な世界観になっています。
ですが、そのために設定が細かくて、覚えておくことが多いからか、読んでいて疲れてしまうことがありました。
もう少しすっきりとしていたらよみやすかったのになぁ、と思います。
他のレーベルを読んでいたので、即買いしました!
もう、ソーニャさんに これほどピッタリの作者さんはみえないですね。TLは、どうしても最後はハッピーエンドが多いですが、それを意図もあっさりと覆す所は流石の一言です。それも、作者さんの文章力が加わって読後は暫し放心覚悟で読んでくださいね!
だけど、2度3度と読み返すと更に深みが増します。色々な意味で読んで頂きたい作品です。
作者さん買いです。この方の執着愛と薄暗い作品の雰囲気におおはまりです。エロチックなシーンも 濃厚なお話し。
凄い読み応えがあり、内容も凝っていて面白かったです。
他の方も言う通り、全体的に重く、残酷でした。
ヒーローの執着も凄く、でも簡単にはヒロインと結ばれない複雑さ、、。
最後はハッピーエンドなのだろうけど、色々考えてしまう終わり方でした(笑)
それほどまでに読み応えあります!
その後どうなったのかも気になりました。
とてもハイクオリティな作品でした。
時代物に惹かれて購入。
宗一と萌の交わりのシーンが情熱的でエロくて良かった。
文章の間隔が狭いので少し読みにくい点でマイナス1。
試し読み部分だけだと横溝正史の八つ墓村みたいですが、
主人公の萌と、平安期から続く 亡き母の実家に暮らす現当主である従兄の宗一、そして夢の中にいつもでてくる兄さまの三者を軸に
鬼への土着信仰からくる血生臭い影と、男女の色艶とを場面場面に落としながら展開していきます。
かたい文章の合間にでてくるcielさんのイラスト、とても良かったです。
物語上の鬼信仰に欠かすことの出来ない儀式である ひと月の間の逢瀬の描写は、話が間延びすることもなく、核心部分も語りながらエロティックに綴られていて、そこもまた良かったです。
個人的には物語中盤の、夜の庭で苦悩で涙する宗一が萌を求めた場面が1番ぐっと来ました。
あぁ。辛かろう宗一。
千年の怨讐とその一族の滅亡。
血生臭い感じが苦手な方はちょっとこれは重いなという具合かもしれないけれど、買って損はないストーリーだと思います。何度も読み返してしまう。
cielさんのイラストが好きで購入したのですが物語にも満足しました!
綺麗なイラストに惹かれて購入しました(笑)
散々ヒロインをひどい言葉と態度で傷つけたのも、彼女を守るため。
ラストあたりはエロ三昧ですが、最後の最後は恐くなりながら読みました。
こういった古いしきたりは、内容は違えど実在するんですよね。神様のために、と。
この物語はフィクションですが、二人が永遠に幸せになるといいな…と思います。
死後の世界か、遠く離れた世界か、どちらとも言えず終わってますが、個人的に、現実の世界で、二人はひっそりと生きていてほしい。