4.0
さっぱりとした絵に淡々と進んでいく感じで、無料だけ見てみようという気で見始めましたが、読んでみたら続きが気になって購入してしまってました。
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さっぱりとした絵に淡々と進んでいく感じで、無料だけ見てみようという気で見始めましたが、読んでみたら続きが気になって購入してしまってました。
老老介護の現実が描かれています。誰も限界を決めてくれず、誰も本当の意味で助けられない。孤独の中で精神的体力的に追い詰められる。
内容はかなり重いものですが、絵が少し柔らかいので読めました。実際にあった事件が元と言うことで興味を持ちましたが、心が痛くなります。
フィクションだとわかっていても、ちょっとリアリティーがあって悲しくなりました。でもこんな夫婦って羨ましいなとおもいました。
怖くて儚くて幸せだとも思えるお話。流石に死に方は強烈だけれども、死に方を選んで2人で旅立つことに考えさせられるものがあります。
最後わかっていても泣けます。一気読みするのにちょうど良い量ですし、内容も素晴らしく愛と思いやりにあふれてます。
まさかまさかの展開で先が読めず、読み進めて行くほど深くなる。
人間の愛とは、なんぞやと言うことを考えさせられる。
広告に出ていたのであらすじを読んでみたらなかなかの衝撃的なオチでした。
こういう先が読めない話しは好きです。
儚いし切ない。その結果に至るまでの道のりは苦痛なイメージを持ちましたが、優しさ故の行動に、ここまでできるか?って思います。
罪に苛まれて日に日に意識がはっきりしてくるのが辛い。
子供を虐待していたアイツは可哀想でもなんでもない。