5.0
初めてレビュー
初めてレビューを書きたくなりました。
感じ方は人それぞれでしょうが、私は切なくて、でも最高に幸せな夫婦だと思い涙がとまりませんでした。
結婚しているからこそ、自分達夫婦と重ねて読み、一緒に死んでくれんかっていう旦那様の言葉は、至上のプロポーズだと思いました。
本当に読んで良かったです。
- 9
初めてレビューを書きたくなりました。
感じ方は人それぞれでしょうが、私は切なくて、でも最高に幸せな夫婦だと思い涙がとまりませんでした。
結婚しているからこそ、自分達夫婦と重ねて読み、一緒に死んでくれんかっていう旦那様の言葉は、至上のプロポーズだと思いました。
本当に読んで良かったです。
実際にあった事件として、この作品を読む前から事件のことは気にかかっていました。
実際の事件では、妻は認知症が進んでて、これから死ぬことも分からない状態だったのかなと思いましたが、この作品では、多少認知症があっても自分の状況は理解できていて…
ほのぼのとしたタッチだから余計に、その奥にある覚悟だとか、人間の闇とかが感じられて、薄ら寒くなりました。
悲しい。とにかく悲しい。でも、よろこびのうたというタイトルはぴったりくる。本当に悪いのは、善人に悪いことをさせてしまった悪人なのに、何が悪事で何が正義なのか。最後に老夫婦が幸せだったのなら良いが…
他社広告で見掛けてサンプルを読み、どんな謎が隠されたサスペンスなんだろうと思って読み進めましたが、読了したときは感涙していました。
将来あんな風に幸せな最期を迎えられたらどんなに幸せだろうと羨ましくもあります。
読んで損は無いというか、もし少しでも興味を持ったのなら読んでほしい作品です。
都会にはない人との繋がり、ハートフルヒューマンドラマでした。
夫婦のお互いを思いやる気持ちがとても素敵でした。
とても優しいご夫婦で私も年老いてパートナーに対しこういう風になれるのか、出来るのか、難しくはありますが理想です。
ただ、最期の迎え方が想像するととても苦しそうで怖かったです。
とても重いテーマを描いている作品。
しかもそのテーマはひとつではなくいくつもが盛り込まれていて、どんな人でもその様々な立ち位置で、感情移入出来る作品になっているのではないかと思います。
私自身は生まれも育ちもどちらかというと都会的な地域ですが、認知症の祖母と2年ほどだけ田舎暮らしした経験があります。
その経験を思い返してみると、この作品で描かれているあらゆる場面が決して単なるフィクションではないと感じます。
その土地独自の空気、暗黙のルール、密な距離感。
こう書くとネガティブに響きますが、その土地の人々からすれば、ごく自然にやっているし当然だとされている事が多々ありました。
「良かれと思って」←魔法の言葉。
そんな独特の雰囲気を思い出しました。
でも作中の老夫婦にとって、そのすべてが救い以外の何物でもなかったんですよね。
ちょっと乱暴に聞こえてしまうかもしれませんが、老夫婦や地域の皆さんがした選択、そしてその結果が正解かどうかなんて、正直どうでもいいとさえ思えてしまった自分がいます。
それは作中の登場人物の皆が、その事実を受け入れ、最終的に納得しているから。
社会的にとか倫理的にとか、そんなレベルの話ではないものが通るこの世界観は本当の意味での優しさと愛なんだと思います。
この世できっと、一番苦しむであろう死に方を選んだ老夫婦は、それがせめてもの贖罪だと決意したのでしょう。
レビューが高評価ですので、読もうと思ってましたがテーマがテーマなだけに勇気が出なくて…。
キープにしたまま放置してました。
過去に起きた複数の事件をベースになっている作品なんだろうなと思いますが、老老介護、児童虐待、限界集落どれも決して他人ごとでは無いですね。
なんで今まで読まなかったのか考えてみましたが、5話まで読んでみて泣けて泣けて読むのがつらいんです。
でも、そこで止めちゃいけない気がして…。
私の願いとしては是非とも実写化もしくはアニメ化をしてほしいです。
こういう作品こそ世の中に広まるべきです。
コンプライアンス的に難しいのかも知れませんが社会問題として皆に問題意識を提起するには、この作品以外思い当たりません。
以前、1、2話を無料でみれたあとに、続きが気になってはいたのですが、なかなか見る勇気がなかったのです。結果が焼身自殺なんて、何を想像しても、楽しい話ではないでしょ。
ポイントもたまり、見る覚悟が、できたので、みました。
読後は、
心臓がどきどきしてます。
圧倒されてます。
こんな、展開とは。
交通事故かな?位には、想像してましたが、目の前での虐待を止める為とは、おもいもしませんでした。
あんな虐待を見てしまったら、しかたのないこと。
和子さんが、覚えていたことが、びっくりですが。
赤星の子供にとっては、よい方向にむかったから、よかったのかな。
あのままでは、子供が死んでいたかもしれないし。
ただ、死を目の前にしたときの、心境が、穏やかすぎて、そんなもんなのでしょうか?
バタバタしないの?
そのうち、恨むことに、も、理解できないし。
奥が深い作品です。
今介護の仕事をしてるので
余計に感情が入って読み行ってしまった。
高齢者は
自分の事しか考えられないから
このおばあさんは、そこまで
ボケてなくて進行途中だったのかも
しれないと考える。
ニュースにならないだけで
こんな事が世の中では起きてるのかも
殺されて当然の父親
虐待されてるのに、助けられない
近隣住民。
この本はもっと色んな人の目にふれ
評価されるべきたと思いました。
死には色々な形がある。
この作品で死について考えさせられた。
この作品では自死という形をとったわけだが、現実問題としてそろそろ安楽死について議論を進める必要を感じている。