4.0
本も購入しました。
切なさは描き切れていない。それはこういう体験をした時の感情は一人一人違うから。私はもっと激しい怒りと悲しみ、絶望を祖母の介護を通して経験しました。ですがこういう世界を選んで描く作家を応援したくなるのです。だから手元に置きたくて本も購入しました。
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切なさは描き切れていない。それはこういう体験をした時の感情は一人一人違うから。私はもっと激しい怒りと悲しみ、絶望を祖母の介護を通して経験しました。ですがこういう世界を選んで描く作家を応援したくなるのです。だから手元に置きたくて本も購入しました。
漫画として読むと切ないけど、現実によくある内容です。
生活するって、幸せとか不幸って、誰が悪いとかそんな簡単なことじゃないよなーって。
主人公に感情移入するというよりは、自分や自分の周りの人達の事を思いながら読んでいました。
言葉が少ないからこそ楽しめる作品だと思います。
切なくて読み返せないです。。。
自分もおばあちゃんに大事にされてたのに、思春期にはおばあちゃんにまで反抗的だったから。重なるところがあって胸が痛みました。
ただ、今読むと孫の勝手さが腹がたつと言うか、感情移入まではできず、、、、
もう高校生ならお父さんやおばあちゃんに頼らず自分のお弁当くらい作って欲しかった。。。そしたらおばあちゃんもあんな悲しい顔をしなくてすんだのに。。。
最後も、なんだかただただ切なくて。
大きな事件や見所はありませんが、気軽に読める日常生活の漫画だと思いました。
現実にあり得る、ある話だと。
主人公に対して、理解出来る出来ないかで読むのではなくて、失くしてからでは遅いんだと、自分に対しての戒めだと感じながら読んで欲しい作品だと思いました。
それが、祖父母でも両親でも、たとえ兄弟や友達でも同じことだと思います。
主人公みたいに、傷つけて失くしてから成長することもあるだろうし。
色んなことを考えさせられる作品でした。
主人公のお年頃の敏感な心持ちに、おばあちゃんが耐えられなかったのかなぁ…と、無料分を読んで思いました。ツラすぎて先が読めません。もっと、こうしてあげればよかったかなあと思っても遅いんだなって、失ってから気がつきますよね…。
画と話の構成は雑ですが、話の内容は心に響くものがあります。
お弁当を捨ててしまう主人公の気持ちも、育ってきた環境を考えると何となく…わかる気がしないでもない。
個人的には小学生の女の子の話も好きでした。
祖母の愛情が子供の頃は喜びであり励ましであり支えでもあったりしたけれど、思春期になると身体と心のバランスがとれなくなり、親どころか祖母の愛すら重くなったりするもの。絵が見づらかったりしましたが、主人公の心をうまく表現されてる気もします。思い当たる所もあり、胸が痛かったです。
ずるいなあと思う。
重い、ウザイ、ダサい、かまうな、ほうっといてくれ、どっか行ってくれ、一人にしてくれ、といくら思ったとしても、愛情を垣間見ると罪悪感しかない。
うまく付き合っていく術はないものか。
ためし読みをしてみました。思春期の子の気持ちはわからなくもなく、でも母親がわりのおばあちゃんの気持ちのを考えると自分の子が同じことしたら辛かろうねと考えてしまいました。
主人公の女の子の気持ちや受け入れようとしたおばあちゃんの気持ちが痛いくらいに伝わってきました。
女の子に後悔は残ると思うけどおばあちゃんが死んでしまう前でよかったと思いました。