5.0
好き嫌いが分かれそう
画力の素晴らしさに圧倒されました。もう、漫画ではなく芸術作品レベル。絵に見とれてしまう漫画なんてなかなか無いです。素晴らしいの一言です。
ただ、話の内容にしろ、絵にしろ、好き嫌いがはっきりと分かれるかと思います。
歴史物、自分は苦手で今までの手を出したことがなかったのですが、こちらはあっという間に無料分読み終わりました。
続きを購入したい作品です。
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画力の素晴らしさに圧倒されました。もう、漫画ではなく芸術作品レベル。絵に見とれてしまう漫画なんてなかなか無いです。素晴らしいの一言です。
ただ、話の内容にしろ、絵にしろ、好き嫌いがはっきりと分かれるかと思います。
歴史物、自分は苦手で今までの手を出したことがなかったのですが、こちらはあっという間に無料分読み終わりました。
続きを購入したい作品です。
ルイ15世の時代のフランス。
太陽王ルイ14世の蓄えた遺産を浪費しながら欲望のままに人生を謳歌する王族と特権階級。其の体制を守るための法と残虐な処刑。
兎に角、絵が尋常なく上手い。きらびやかな宮殿の描写と残酷な殺害シーンの対比が素晴らしく、血の匂いがしてくる様な錯覚を覚える。
気絶するほど悩ましい作品です。
大好きです!
歴史上の実在の人物が勢揃いで、フランス革命らへんのおさらいが出来ます。
ただ、難解な叙情的展開が宗教画めいた圧巻の作画で描かれているため、理解しがたいかと。時系列も行ったり来たりを繰り返して少しずつ進んでいくので「ん?」ってなります。
たまにブッ込まれる現代風アレンジや(アントワネットがギャル化したり取り巻きとママ友化したりFacebook化したり)ミュージカル風の表現は秀逸です。
こんな風に解釈するなんて目からウロコ。
数百年経っても人の真髄って愚かな部分は変わってないんだなと思わされました。
色々と違う角度からの見方で勉強になります。
ともかく絵が綺麗‼引き込まれる美しさで、フランス革命の時代を描いたお話も、この画力だからこそだと思います。
話の内容も重く、理不尽な処刑で胸が締め付けられる思いです。この時代はみせしめの処刑は娯楽として民にも受け入れられていた。今の時代も、きっとどこかで似たような事が今も続いているのでは?イノサンという処刑人の存在は実在して、死○廃止を強く願いながら処刑をしていたそうで、とても考え深く、自分ではどうする事も出来ない生き方があったんだと思うと、自由とは人として一番尊重されなければならない事なんだと実感させられました。
なので、運命に抗うマリーの生き方は憧れてしまいます。強く格好いい女性で引き込まれちゃいました。とても面白いです。
イノサンは、ナヨっちいアンリの成長記録だったけど、マリーの方は、歴史に沿ってて、何かと面白い。
マリーがベルバラのオスカルみたいな感じがしてたけど、実際は全然違ってて…ちょっと品がないんだよな~
マリーは貴族っぽさ皆無。
格好いいのは、格好いい。
実際の人物とか歴史とか絡めてて、どこからどこまでが史実で、どれが創作か分からないくらいに、良くできたお話です。
レビューで高評価だったので読んでみました!
まず、登場人物の瞳の色が無いので、
皆がすごく軽薄に冷酷に思えてしまい、
読むのに苦労しました・・・。
一話目からかなりのグロさです!!!
それは想像以上で、私にはこれより先は読めないなと断念しました。
絵だけではなく、処刑の方法が文字でも書かれているので、想像が出来てしまいます
汗
イノサンの続編です
個人的には、マリー様の物語であるこちらの方が読みやすくて好きです。作者様のエスプリの効いた話がところどころに挟み込まれていて「なるほどそう来たか!」とビックリする話もあります。
画に関して言えば初めて読んだ時は、その独特な雰囲気の画にとっつきにくく感じましたが、読んでいくとなんという緻密で繊細で、しかも凄惨な!!と本当に驚くばかりです。中には本当にグロい(処刑人一族のお話なので仕方ないところですが)画もありますが、それが当時の処刑の残酷さや平民の生活の中にあったのだと伝わってくるんです。平民と貴族の違いまで、細かく描き分けがあって、空気やにおいまで感じられます
とにかく、擬音が一切入らないのに、ため息の音まで感じる事ができる、圧巻です!
ストーリーについてはいろいろな意見があると思います。個人的には、大好きな主人公なので、これでいいと思います。マリー様の一人称が全てを物語っていると思います。彼女が性別を超えたところで自由に生きていこうとする闘いの記録だと思います。
その意思や強さに、微塵の揺らぎも後悔もありません。哀しみや憐れみ、蔑みの言葉さえも彼女には何の意味もないのです。こんな主人公は初めてでした。
最後の最後に、彼女が見せてくれる柔らかい笑顔がこの作品の答えなのかなあと思います。
美しく強く唯我独尊な彼女の鮮烈な人生を読むことができて、本当によかった!
唯一無二の作品だと思います。
先ず、画にびっくりした。緻密で綺麗で、これって本当に漫画の類いか?と思った。1ページ描くのにどれだけ時間と労力が掛かるんだろう。凄い!の一言…。
こんな画に、登場人物の、その無機的な表情がぴったりはまっていて、眺めているだけでもゾクゾクする。
歴史の濁流の真っ只中で粛々と処刑を一手に担う一族を通して、フランス革命前後の暗さと恐怖と悲劇がダイレクトに伝わってくる。
美しくて緻密なだけに余計に生々しくて、息苦しく感じる程。
疲れている時にこの作品をよむのはきついなぁ。体調を整えて一気にに読んでみようかな。
2話で評価もおかしな話ですが、
続きが読みたくなるくらいのところまで無料で見せてもらえればなと。。無料2話だけ読んだあとに、本棚に読みかけでならんであったが、表紙をみても、内容が思い出せない。
再度2話よんで、はいはい。これね。と思い出しましたが、続きは気になりません。
せめて、次が気になるくらいのとこまで引っ張ってもらいたいかな。無料で出す意味がない。
とにかく絵が凄い。数ある漫画の中でも、トップクラスの絵だと思います。
ストーリは…フランス革命前夜の風俗や歴史を頑張って調べて書いているのはわかるのですが、ただそれだけで、人物描写や人間同士の絡み・葛藤などや、時代の様子も丁寧な絵なのにイマイチで、ありきたりの印象を受けました。せっかく頑張って当時の様子を描いているのに、こんな評価で申し訳ないです。
絵が素晴らしいので、それだけで満足できます。