【ネタバレあり】不能犯のレビューと感想（15ページ目）

ダークなおとなのおとぎ話

ダークな大人のファンタジー。心に闇をもった闇人間と主人公が登場人物で、闇人間がその欲望を解消するために主人公へ、さつ人依頼し遂行するという流れです。サイコパスかつ邪悪な雰囲気な主人公ですが最終的には依頼人はそれで幸せにはなれず、、シが待ち受けているという普遍的な倫理観と人としての教訓を感じる作品です。

怖い。映画よりももっと描写が暗いと言うか…最初の方の話で女の人と性行に至るのもなんか意味がわからない。

ウロボロスの続編かと思うくらい登場人物が似ている。同じ作者だからまあそうなんだけど、もうすこしかえてもいいのでは？はじめ少しだけ混乱した。

面白い

実際にありそうななさそうな感じ。思い込んでやけどしたりとかはあるみたいなので、ちょっと思い込みだけでどこまで殺せるんだろうと怖い感じはあります。

喪黒福造がイケメンだったら。

そういう印象を持った。漫画史上最強の悪役は喪黒福造であったのだが、本作の主人公はそれを越えうる力を持っている。まぁ、バイトを雇ってアポをとり、殺しの依頼を録音しておけば逮捕できるんじゃないかとは思うんだけど…。

現実ではありえない

現実ではありえないちょっと不思議な話。
毎回最後はなるほどとなる終わり方ですが、意味がわからないときもあります。

今までにないかんじのサスペンスで読むのが止まりませんでした！
依頼した人たちはみんな結局思い込みで、幸せにはなれない結末ですが、それも自業自得というか、、、人間の心の闇を上手く描いてるなーと思いました。

ん？

一気に読んでしまった。
結局、宇相吹は多田くんの中に入ってしまったのかな。殺されてないことはないと思うけれど。それも含めて魅力的。
全部が全部ミステリアスで、最後まで惹き付けられました。宇相吹かっこいい。

クセになる

人間の「思い込み」を使って人を死に追いやる殺し屋、宇相吹。キメ台詞は「愚かだねぇ、人間は」。モヤモヤするような結末が多いが、なんだかクセになる。まだ途中までしか読んでいないが、これから宇相吹の素性が明らかになるのか気になるところ。

喪黒さんのイケメンバージョン

読んだ後でどうレビューを書こうか考えてて、誰も幸せにならない話だなー…って思ってたら、ふと思い出しました、これ、まさに笑うセールスマンの喪黒さんじゃん！！って(笑 赤い目のグラグラ感といい黒い服といい依頼した人間が最終的に不幸になる設定といい…まさに笑うセールスマンです。初め広告で見た時は正義の殺し屋とかかなと思ったけど、普通に殺し屋でした。思い込みで人ってここまでこうなるの！？と思うけど、この主人公は結局は何者なんだろ？でも喪黒さんも謎な人だからここはそのまま彼も謎のままでいこう。けっこう面白い話です。