5.0
気になります。
幼い頃の何気ないことがずっとひっかかる。
これって誰しもがあることだとおもいます。
まだ、途中なので早く全部読みたいです。
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幼い頃の何気ないことがずっとひっかかる。
これって誰しもがあることだとおもいます。
まだ、途中なので早く全部読みたいです。
去年公開された映画でこの作品を知りました。「映画はきれいに話をまとめているけど、原作はもっとえげつないし、いい気はしない」と友人から聞き原作を読みました。映画も観ていて辛かったけど、原作は友人の言った通り読んでいるのも辛くなりました。
すごく引き込まれて一気読みしてしまった。
障がい者を苛める救いようのない、お涙頂戴な物語かと思いましたが、そんなことはありませんでした。主人公の成長と健気すぎるヒロインの純真さに心が洗われます。
単行本全部読みました。
が、試し読みで再読。
小学生の時こういうやりとりあったなぁとか、思い出しながら読んでいたら息苦しくなりました。
子供って素直で残酷だから、人と少し違う部分があるとそこをつついて大きくして仲間内で面白がる所がある。
自分がされてら絶対嫌な筈なのに、ノリでやり続ける所がある。
でもそれを違う!と、本人に謝ろうとする主人公は勇気があるし凄いことだと思います。
果たして自分がお馴染み立場だったら出来ていたか…?
とても泣けます。
でもリアルな分読んでて辛くなるところが多々ありました
登場人物の心の描写が丁寧でいて、漫画としての見せ場だったりキャラの個性だったり、楽しさも大事に作られている。
いじめられた、いじめていた、それを傍観していた、どんな立場であろうと、みんな前へ進んで行こうと、勇気をもらえる爽やかなラストでした。
もちろん現実ではもっと酷い現場もあると思います。でも、私はいじめられた経験がありますが、過去をいつまでも卑下していては駄目なんだと、とても共感できる作品でした。
絵が上手い。キャラも多く、それぞれが個性的で最後まで時間を忘れて一気読みしました。こーゆー作品にはなかなか出会えないと思う。
人間の良いところ悪いところが剥き出しで不器用で暖かくて読んでいてハラハラした。自然と泣けた。読んでよかった。
なんて、思う方もいるかもしれないけど私は読んで良かった作品です。注意としては話の内容に目を背けたくなるイジメや差別という重いテーマを含んでいます。だから物語序盤の主人公の幼稚さと愚かさには腹が立ちますが、これは過ちと人の成長を描いてもいる作品だと思ってる。もちろんそれだけじゃなく登場人物それぞれの悩みや葛藤等も物語に深みを出しています。思春期の若者たちの青春群青劇と言えば聞こえはいいけど、お薦めできるかというと読み手を選ぶかもしれない…。なので星を1つ削ります。
気づいたときに、やり直せばいい。
謝りたいと思ったら、何年経っても謝ればいい、そう思った。
主人公の男の子、やりなおそうとおもった時にやり直せて、よかったね。
そして、壊れた関係も修復できていった。それはすごくしあわせなこと。
わたしも読んでいて、しあわせな気持ちになった。