みんなのレビューと感想「愚者の皮 ―チガヤ編―」（ネタバレ非表示）（3ページ目）

とても良い話

この作者の漫画は漫画以上に物語としての完成度の高さに毎回驚かされる。醜い見た目の人物はあくまでも醜く描かれるが、それを主人公に据える漫画というのがまず珍しい。また、それ以上に中身が醜い人物たちの描かれ方が凄まじい。

チガヤもまた、あよと違う悲惨な運命を持っている。この姉妹は本当に心根が優しい。辛い目に合うシーンは見ていて辛い。

絵もだけど、内容も独特な世界観。
気味の悪さもあるけど、何故か読み進めてしまう作品です。
ただやっぱりセキが見た目というより、中身が不気味…

子供

かわいそうな幼少期
だったんだね。。。
心は優しい。
このあと　どうなるのかなぁ。
しかし　兄どもは何なんだ。。
揃いもそろって。

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台詞回しが独特でおもしろい
チガヤが強い女性（精神的に）
最近の漫画ではストレートに戦闘力高い女性描くけど、こういう強さやっぱりいいよなぁとおもう。

たくましく生きる主人公。賢くて慈悲深く聡明。
心を閉ざしたままの嫉妬深い夫、セキ。
しかしあの七つ子？のキモい兄達はなんなんだ。、

さいこう！！！

めちゃめちゃおもしろいなと思うので続きを、読むのがとっても楽しみでなりません。イラストもきれいでとってもよき

無料だから読み始めたけど、作品の世界に入り込めない。
好きになれない。
まだ半分しか読んでないから？

セキの物語

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このお話の主人公はチガヤですが、私の中では主人公はセキです。
これはセキの成長の物語。
ある意味、最初から完璧なカップルであるチガヤとカルカヤ。その間に割り込むようになってしまったセキの片恋。
愛に飢えて育ったセキは、貪るような愛し方しかできません。
苦しんで、もがいて、受け入れて、乗り越えて、無償の愛にたどり着きます。仏教用語でいう、大我の愛に目覚めます。
あよ編は本物の美とは何かを問うている作品で、チガヤ編は本当の愛とは何かを表現されているように思いました。
草野先生の作品は良い意味で期待を裏切ってくれて、素晴らしいです。稀有な才能を持っておられると思います。
話のターニングポイントに出てくるコンソメスープは、次作にもでて来るのでしょうか…？楽しみです。
最後に、タギシはなよやかな女性ではないかもしれませんが、痛みを知っている、とても心優しい女性だと思います。
今のセキなら大丈夫。ゆっくり愛を育んで、チガヤ達に負けないくらい幸せになってください。

第一印象

気持ち悪く不思議な漫画と思った。兄達が兎にも角にもきもい。グリム童話に通じるものを感じつつ読み進めると続きが気になる。