【ネタバレあり】失恋未遂のレビューと感想（35ページ目）

カナ＆羽島さん編は甘酸っぱくほろ苦な青春を織り込みつつのオフィスラブ。15歳のカナの勝手すぎる思い込みで起こった失恋。まさにタイトルの通り｢失恋未遂｣でした。真相も確かめず、10年の歳月が流れ、2人はカナの転職先の上司、部下という関係で再会。昔に比べクールで隙のないカナに対しての羽島さんの懸命さにグッと来ます。そして過去の真相が紐解かれ、2人はモトサヤに…そんなストーリーの甘酸っぱさと言ったら。
でも、それ以上に私は小宮さん＆南条さん編の方が好きです。やっぱり2人ともが不器用な上に叶った恋愛だからハッピーエンドの結末を心から悦べました。南条さんのクールさと立ち振る舞いに、酒の力を借りてですが可愛く接する小宮さん。2人の時に起こった事実を全部｢夢の中の出来事｣と言えるほど飲んでしまう小宮さんの手法？にこんな手もあるかも？と錯覚を覚えてしまうほどです。実際、近づきたい男子がいたら、酔ったフリして｢夢の中設定｣アリかもなぁって。
何より南条さんのカッコ良さが際立つ作品でした。南条さんは本当に好きな人に巡り会え良かったし、小宮さん、妄想から始まり本当に好きになった南条さんと結ばれて良かったと祝福したいです。
最後に、どちらの作品もオフィスラブいいなぁと思わせてくれる作品でした。

南條さんと小宮さんの不器用恋愛。いいねぇ(*´ω｀*)です。回想シーンが長くて、飽き飽きしてきますが…キュンキュンしっぱなし。

見ていくうちにハマりもの凄く面白く拝見してます！過去の２人と現在の２人のギャップがあるものの何か心地よく見れています！

イケメン

高校時代の電車の中での恋も素敵でイケメン、仕事で再会して大人になってからもイケメン。
気にかけてくれているのに、主人公が恋愛拗らせていて、続きが気になって仕方ない。

いや、ちょっと

どっちのエピソードも、まどろっこしすぎて、イライラして全然共感できなかった。話せば済んだことだったし、記憶なくなる酒飲みは絶対愛しくないし

なんでなんで？

なんでこんなに想いがすれ違ってるの？なんで？なんで？と気になって一気に読んじゃいました！
最後はハッピーエンドでよかった！
南条さんと小宮さん、小宮さんのキャラが可愛すぎるんだけど…いつまで夢と思ってんだよー！って言いたくなります。笑

未遂

失恋未遂とは面白い表現をしています。個人的には前半より後半の小宮ちゃんワールドに引き込まれています。さて、お酒の力をかりて無理くり夢の中で暴走してますが、どんな展開に進んでいくのか楽しみです。

お酒

飲むと陽気になるのはいいが全部夢だと思って
しまっているなんて凄い話だと思う。
お酒はほどほどにして欲しい。
南條さんが不憫すぎる。

もどかしー

昔の彼氏に会うなんてそんな生きづらいことある？絶対にいや。でも漫画だと面白くなってしまうんだよなぁ。

好きなのは、小宮＆南条篇ですが。

カナ＆羽島篇もストーリー的には面白いと思います。
いかにも漫画的ご都合主義なのですが、なかなか凝った設定と登場人物の繊細な心理がウソ臭さを一蹴して、
「羽島課長ロクでもねーな！」
とか、
「カナちゃん……それでいいのかい？」
とか、登場人物のアレコレに一喜一憂させられます。

で、私が好きな小宮＆南条篇は。
一言でいえば、不憫な王子こと南条さんの心情を思うとキュンキュンというか、ぎゅんぎゅん胸が痛む感じ……ですかね。
早くこみやんが夢から覚めてくれるといいのに……と、読み手はずっとモヤモヤするのですが。
何しろ、周りがソレを許さない。
妹からは「王子(南条さん)に夢見るな。現実を見ろ」と言われるし（いや、現実は南条さんの想い人になってるのよ姉はw）
堤課長には「あいつ彼女できたからね。俺が紹介したの、サラ」と偽情報（ホントは彼女は小宮さん本人www）つかまされるし。

で。
今は知りませんが、某アンジャ●シュのネタ状態で同じ言葉を話しているのに、双方の頭の中では違う出来事に変換されるという……
そんな、小宮＆南条篇。

諸々のお邪魔は入りますが、基本的に南条(不憫な)王子に萌えること必至の作品です(笑)