3.0
最初から最後までお盛んです。
薄幸の美姫が盛りのついた狼さんに愛されまくって幸せを掴むストーリー。
ヒロインは氷姫と云われつつも、顔に感情が出にくいだけで、心がないわけではない。
一目惚れ同士の両片思いで、もどかしいところがありますが、閨では、最初っから喘ぎまくっています。
この物語は、時間軸的には、ヒーローが王になる一歩手前、王手をかけたところから、無事王になったところまでのお話。
その間に、ヒロインとの出会い、寵愛、嫉妬、過去の邂逅、波乱等々が描かれています。
個人的には、小ネタが盛り沢山過ぎて、全体的に冗長に感じてしまったため、また、仮にも敵将の婚約者だった姫を一夜過ごしたからといって、最初からあんなに寵愛するかどうか疑問なため、星を減らしてしまいました。
作者さんの後書きにあるちょっとしたエピソードは好ましく満足です。
- 1