みんなのレビューと感想「水神の生贄」（ネタバレ非表示）（2ページ目）

読み応えあった‼︎神と人、美しかった

とにかく良かった！一気に最後まで読みました。
よくあるタイムスリップ×神モノ…かと読み始めましたが、水神の台詞ひとつひとつが、ひとの愚かさや卑しさを炙り出して、でも戸惑いながら懸命に生きていく現代っ子の主人公に、共感も覚えました。
弥生時代？あたりのムラ社会から、人々の欲や身勝手さが読んでいて切ないけれど、そんなものかとも思いました。
そして、水神様の変化や、クライマックスは、愛おしくて切なくて、めちゃめちゃ読んで良かった作品です！

最新話まで見ました！

さすが藤間先生！
絵は勿論、内容もとてもしっかりしているので始めは美しい程の残酷さがありますが
どんどん話が進むにつれて話に引き込まれます。
水神さまとても美しい。吐血

めちゃコミ登録するきっかけがアルカナで号泣。
藤間先生を知り、どハマりしました。
この作品もきっと買って間違いないと思います！
更新が楽しみです。

泣いた

この方の絵が好きで読み始めました

愛ってなんなのか？
すばるの愛
黒瀬の愛
水神様が最期の最期に見つけるもの

人と神が
今よりきっともっと
近しい時代が舞台

生死や人の欲望

色んな要素が詰め込まれてますが
最後に回収されていくのが…
見事だったし、涙無しには読めませんでした

この後のことについて
まったく触れられてないけど
私はあさひの中に宿る力で
きっときっと良い結末になったと
信じています

無料分以降が面白い

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自宅の庭の池から古代へ引き込まれ、村人に水神の生贄として湖に落とされ、無慈悲な水神に声を奪われ、翠葉流に助け出されると翠葉流の母に熱湯で手を焼かれ…幼い有紗陽に対して残虐で無料分以降は読まなくていいかな…と読まずにいました。
王の獣を読んで面白かったので、水神の生贄も最後まで読もう！と最初から改めて読んでみると…
無料分以降、無表情な水神が有紗陽と接していくうちに感情を持ち始め、有紗陽を護り、心を通わせていく。翠葉流は成長してイケメンになるし、巫女となった有紗陽を世話する月彦もイケメンで、男性キャラが魅力的。翠葉流ではなく水神を選ぶの〜って思いますが、水神と思いあって別れ、現世に戻って再会する。
過酷な経験をした有紗陽がハッピーエンドを迎えられて良かった。

全話読みました！
最初は、なに不自由なく愛され過ごしてきた子供が、異世界で大人の怖いところを目の当たりにする、という、タイトルからは想像してなかった重いマンガ、、と思いながら読み進めました。水神さまもホントにすごい冷たいし！！

でも徐々に主人公の味方が増えてきて、どんどんストーリーや魅力的なキャラに惹き込まれていって、、ドハマりしちゃいました！
水神さまはあさひにどんどん影響され最後にあんな感じになっちゃうなんて！(どんな感じになるのかは読んでからのお楽しみに)

最後まで負けなかったあさひにも、見守り続けたすばるにも、、水神さまにも。泣かされました。とっても練り込まれていいお話だったと思います。

とっても楽しかった

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何作か神様もの読んだけど、様々な試練などをへてラブラブになってもなお試練がある話が多かったけど、この作品は、全然違う視点で書かれていて、神様がヒロインを追いかけて、現世に来てしまうという話でめっちゃ楽しかったです。
神様が現世で、ヒロインと再開するところで終わっていて、巫女様の祈りで、病気が治ったり、若い女性を神様に生け贄にすることで、天災が修まると信じきってるところから、神様が現世で、どうやって生活していくのかも見てみたかったです。

異世界とタイムスリップの傑作！

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単なる恋愛ファンタジーとは一線を画す、絵もストーリーも素晴らしい傑作です。主人公アサヒは普通の女の子だけど意思が強くて美しい、水神様は感情もなく冷徹だったのが、アサヒのおかげで感情が芽生え、愛や痛みや悲しみを知っていく。その過程が水神様の表情の変化が細やかな絵で描かれていきます。スバル君はアサヒをずっと救って愛し守り続け、最終的にはアサヒと水神様が幸せになることを願う。人間の勝手な神頼みや欲や哀れさが登場人物の背景とともに描写され、思い当たる節があるなと思わされました。最後の闇との戦いのストーリー展開は、ジブリのもののけ姫やゲド戦記を彷彿とさせる壮大さ。ジブリでアニメ化できるのでは？水神様に感情が芽生えてからの優しい微笑み、別離が待っていても相手の幸せを求める気持ち、水神様と一緒にいたい気持ちと元の世界に帰りたい気持ちに揺れるアサヒ。それを見守るスバル。ラスト、水神様の目線で進むストーリーでの伏線回収がものすごい！ああ、そうだったんだーと膝を打つ感じ。そして、永い永い年月を経て、やっと出会えた二人。最後のひとコマの幸福に包まれた美しい二人…。読後感が心地よく、世界が美しく見えます。何度も何度も読み返してしまいます。この作品に出会えて幸せです。

美しい世界

絵が可愛くて読み始めたのですが、水神様が美しくて目の保養でした。
主人公は小さい頃タイムスリップしてしまい、可哀想な境遇に立たされます。小さいのに不倫とかスマホとかのワードが出てきてちょっと違和感もありましたが…。
人間の愚かさや神様の残酷さも垣間見えて、特に神様側から見る人間など考えたことなかったので、考えさせられる部分もありました。

最後は主人公ほぼ喋らず、水神様の言葉と絵だけで全部をまとめながら盛り上げていく終わり方。
どっかでこんな終わり方読んだなぁと思ったら、【黎明のアルカナ】だったのを思い出し、よく見たら作者さん一緒だし（笑）
同じく続きが知りたくなる様な幸せな気持ちになる終わり方でした。

ラブラブアマアマなストーリーでは全くありませんが、神様と人間のファンタジーの世界を楽しめるふんわりした作品です。
ファンタジー好きな方にはオススメです。

物凄くよかったです！

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一気に全話読みました！恋愛要素は少ないですが、じわじわお互いに惹かれていく過程が良かったです。主人公が現世に帰るあたりであ、これもしかしたらハッピーエンドで終わらないかも、、、と思いながら読み進めていきました。個人的には好きな終わり方だったので物凄く良かったです！ただ、すばる推しからしたら物足りないかもしれないですね。というか、すばるが不憫すぎて可哀想です笑
せめて同じ世界にいるならまだ救いがあるんですが。まぁ水神様と主人公が幸せならそれでいいです！

出会いに感謝を

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たまたま見つけたこの本。
絵が綺麗で、ストーリーも良かった。
異世界に飛ばされたのが子供の頃という、なんとも幼い思考で、その無知さが他の異世界ものとは違い、仕舞いには序盤からヒロインが喋らない。
故に、ヒロインの表情ひとつひとつが引き立っていました。
そして、水神様の心変わり。美しさと儚さが出てきたストーリー後半はずっと涙が止まりませんでした。(私が涙もろいのもあります)
ストーリーの終着点には、正直驚かされました。水は廻るもの、とはまさに、ですね。